高反発マットレスの選び方

高反発マットレスは、その名の通り反発力が高いマットレスで、加重に対して押し返す力が強く働きます。

それゆえ、名前からして硬そうな印象を受けますが、高反発マットレスといっても色々あり、硬いものから適度な柔らかさを備えたものまで様々あるのです。

硬さひとつとっても様々ですから、他の耐久性やマットレスの厚みなども様々で、ユーザーにとって、どの商品を選んだらいいのか迷ってしまうところです。

そこで今回は、高反発マットレスを選ぶときの3要素、硬さ・耐久性・厚さに焦点を絞り、どのくらいの硬さが必要で、どこを見れば耐久性がわかるのか、そして厚みはどれくらい必要かなど、迷うであろうポイントをピックアップして選び方を解説させていただきます。

まずは、高反発マットレスの硬さについてお話をすすめさせていただきます。

高反発マットレスの硬さ

人は立っているときには全体重が足に集中しますが、横になった場合、体重は体の主だったところに分散されます。

以下のイラストにお示ししましたように、体重は頭部に8%、胸部・背中に33%、腰・臀部に44%、脚部に15%と分かれます。

これらの重みはマットレスにかかりますが、高反発マットレスに横になった場合、反発力があまりにも強いとマットレスは沈み込まず、逆にはね返す状態をつくってしまいます。

こうなりますと、フローリングにせんべい布団を敷いて寝ているような状態になり、あまりよろしくありません。
マットレスは、適度に体圧分散性が備わったものの方が体にはよく、加重された箇所だけマットレスに沈み込み、立っているときと同じ姿勢を保持できるマットレスが理想なのです。

しかし冒頭で申し上げましたように、高反発マットレスといってもその硬さはピンキリで、硬いものから柔らかいものまであり、硬すぎるとフローリングにせんべい布団のような格好となってしまいますので、選ぶときはマットレスの硬さを十分チェックすることが大切なのです。

そのウレタンフォームマットレスの硬さについて、消費者庁による家庭用品品質表示法には、次のように規定されています。

区分 用語(表示名)
110ニュートン(11重量kg)以上 かため
75ニュートン(7.5重量kg)以上110ニュートン(11重量kg)未満 ふつう
75ニュートン(7.5重量kg)未満 やわらかめ

表示例は以下の通りです。


引用先:消費者庁ホームページ

この表から見ると、110ニュートン以上のウレタンフォームが、高反発マットレスに属していることになります。
つまり110ニュートン以上のものは、すべて高反発マットレスということになり、選ぶにしても「高反発」という言葉だけですべて同じ硬さとは言えないのです。

では、どのくらいの硬さの高反発マットレスが適当か。
それは、体重によって変わってきます。

同じ高反発マットレスであっても、体重が軽い人が寝ると硬く感じたり、体重の重い人が寝ると柔らかく感じたりするのです。

ですから、高反発マットレスを選ぶときは、その人の体重に合った硬さのものを選ぶのがいいのです。以下に、体重とそれに相応しい硬さを表にしました。

体重 硬さ(ニュートン)
50㎏まで 100~140N未満
50~80㎏未満 140~170N未満
80㎏以上 170N以上

但し、これはあくまで目安です。
たとえ自分の体重に当てはまる硬さのものを選んでも、しっくりこない場合だってあります。

だから高反発マットレスを選ぶときは、実際に寝てみることが一番なのです。
そして1週間くらい試しに寝てみて、朝起きた時疲れを感じなかったら、それがあなたに合ったマットレスというわけです。

最近では、30日間のお試し期間が付いた高反発マットレスも販売されています。
自分に合わなければ遠慮なく返品できるのですから、ユーザーにとってはいいですね。

こういった、お試し期間があるマットレスを購入するのが賢明だと思います。

高反発マットレスの耐久性

マットレスで、へたりのないものは存在しません。
使っているうちに、マットレスは必ずへたります。
これは、コイルマットレスにも同様のことが言えます。

しかしマットレスの質によっては、へたりにくいものもあります。
それはマットレスに使われているウレタンの密度が大いに関係しており、密度の高いものほどへたりにくいといえます。

そのウレタンの密度を計算する方法は、
重量㎏÷体積(縦×横×高さm)で求められます。
単位をD(デンシティ)で表し、1立方メートル当たりどのくらいの重量があるかを測定しています。

例えば10Dであれば、1立方メートル当たり10㎏、30Dであれば、1立方メートル当たり30㎏ということになります。
つまり1立方メートルあたりに詰まっているウレタンの量が多いほど密度は高く、それだけ耐久性も高いということです。

ではどれだけの密度ならいいのでしょうか。
以下に、密度とおおよその耐用年数を表にしました。

密度D(デンシティ) 耐用年数
20D前後 数か月~1年程度
25D前後 3~5年
30D前後 5~8年
40D前後 8年以上

高反発マットレスの場合、ウレタン密度は30Dあたりが適当だといえます。

なぜなら、マットレスの買い替え時期は5~6年が適当といえ、その時期にはおそらくマットレスの硬さにも変化が現れ、当初の反発弾性が失われている可能性があり、それ以上の使用には無理があるからです。

また、ウレタンマットレスは密度が上がるほどコストがかかり、値段にはね返ってきますので、30D以上の高スペックは必要ないと思うからです。

それゆえ、高反発マットレスを選ぶなら密度30D程度が相応しいといえます。

耐久が伸びる高反発マットレス

そしてもうひとつ、高反発マットレスの仕様によって、耐久を伸ばせる方法があります。
人がマットレスで寝ると、決まって同じ場所に加重がかかりますが、そうなるとその部分だけへたりが早くなってきます。

そこで時折上下逆さまにして使い、負荷の頻度を下げるわけですが、片面仕様の場合、上下交代だけの2通りの使い方しかありません。
しかし両面仕様の高反発マットレスなら、上下・裏表の4通りの使い方ができ、それだけ長持ちできるというわけです。

つまり、高反発マットレスの耐久性について考えるなら、ウレタンの密度が30Dで、なおかつ両面仕様のものを選ぶ方がいいというわけです。

高反発マットレスの厚さ

そして次に厚さの問題です。
マットレスはどのくらいの厚みがあればいいのか。
意見がいろいろ分かれるところですが、一般的にウレタンフォームの高反発マットレスの場合、厚さは7cm以上は欲しいものです。

仰向けに寝る場合は厚み5cmで十分だと思いますが、横向きに寝た場合、マットレスへの負荷のかかる部分が仰向けに比べ一局に集中するため、それだけ沈み込みが大きくなり、底付きの可能性があるからです。

もっともこれは、マットレスの硬さ(反発弾性)と寝る人の体重によりますから、一概には言えませんが、7cm以上あった方が無難といえましょう。

その他の選択ポイント

高反発マットレスを選ぶにおいて、硬さ・耐久性・厚みに焦点を絞って解説してまいりましたが、このほかにも選択するにおいて大事な要素が何点かありますので、付け加えさせていただきます。

高反発マットレス品質の裏付け

巷では、様々な高反発マットレスが販売されています。
それぞれ商品説明がありますが、それを裏付けるものがなければ不安に感じます。

例えば、ネットでダイヤモンドを購入する場合、鑑定書や鑑別書が付いていれば安心です。
それと同じで、高反発マットレスにしても、そういう証明書があれば安心して購入できます。

つまり高反発マットレスを選ぶときは、そういった第三者機関の証明書があるかどうかを確認することも重要な要素といえます。
その最も代表的な機関として、ボーケンが挙げられます。

ボーケンは、衣料品、雑貨、日用品に至るまで、幅広い分野の品質評価試験を実施するグローバル総合試験機関で、こちらの証明書がある高反発マットレスであれば、その品質は保証され、安心して購入できます。

ボーケン ウレタンフォーム硬さ試験HP
ボーケン ウレタンフォーム反発弾性試験HP

レビューチェック

その高反発マットレスの効果は如何に!
高反発マットレスをあえて買おうとするのは、何か効果を期待してのことですよね。

今まで解説した、高反発マットレスの選ぶ条件をすべて満たしたものが見つかったとしても、それがあなたの期待通りのものとは限りません。
あとひとつ、確かな情報が欲しいものです。

その要望に応えてくれるのがレビューです。
その高反発マットレスに、果たしてどんな効果があるのか、それを知るためには先に購入した人の声を聴くのが一番です。

そのレビューは、公式ホームページに記載されたものでなく、楽天ショップなどに寄せられたレビューです。
甘口・辛口様々な意見や感想が述べられていますので、お客様の生の声といえるでしょう。

その感想を読んでよく吟味し、あなたの期待に添える商品であるか見極めて選ぶのが賢明といえます。

まとめ

これまで高反発マットレスを選ぶにあたって注意すべきポイントを上げてきました。
いかがでしょうか、参考になりましたでしょうか。

高反発マットレスをあえて買おうと思うのは、何か期待するものがあってのこと。
また、安い買い物ではありませんから失敗はしたくないものです。

それゆえ、できるだけ情報を集めて、期待通りのマットレスを手に入れたいと思うのは当然です。
このページが、あなたの期待する高反発マットレスに出逢える一助ともなれば幸いです。
ありがとうございました。

なお、私がおすすめする高反発マットを以下にご紹介しますので、参考にご覧ください。

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気になるレビューは楽天ショップよりご覧いただけます。
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