ストレッチのメリットデメリット

ストレッチをやり始めて10年。

今思えば、やっといてよかったと思います。

ストレッチを試みる50代の方は多くいらっしゃることと思います。
私も50歳から始めましたから。

50代は体力の衰えを顕著に感じ始める年代。
それゆえ、それを憂いて体の柔軟性を高めるため、ストレッチを始めるのでしょう。

ですが途中でやめてしまう方もまた多くいらっしゃいます。

理由は、痛く苦しいからです。

しかし私の場合、10年間ストレッチを続けて得られたメリットは、痛みよりも数倍の価値あるものとなって返ってきたのも事実です。

ですから途中でやめた方には、勿体ないなあと思ってしまうのです。

このページでは、私が10年間のストレッチを通して得られたメリットについてお話しします。
参考にして頂ければ幸いです。

ストレッチのメリット

痛く苦しいストレッチですが、その先には様々なメリットがあります。

では、どんなメリットがあるのか?

体が軽くなる

ストレッチによって柔軟性が高まった肉体は可動域が広がり、動き自体が軽やかになります。

その軽やかさは歩行時に現れます。

歩くときは歩幅が心持ち大きくなり、サッサッサーと軽やかに、そして早くなります。
それは、同年代のものと一緒に歩けばよくわかります。

おそらく筋肉の柔軟性の高まりがバネのようになり、身を軽くしてしまうのでしょう。

太りにくい

私は中年太りはしていません。
で、食事は気を遣ってカロリーの少なめのものを選んでいるかというと、していません。

好きなものを好きな時に腹八分目に摂取しています。

それで自分でいうのもなんですが、体型は逆三角形で腹筋が割れています。

私は、これもストレッチのなせる業だと思っています。

ストレッチは全身の筋肉の伸縮運動ですから、これによって血液の巡りはよくなります。
つまり新陳代謝が活発になるということです。

中年太りは基礎代謝が落ちることから始まります。
しかしストレッチによって代謝が上がりますから、自然と太りにくい体質になるんじゃないかと思うのです。

肩が凝りにくくなる

血液の滞留が凝りの原因ですが、ストレッチは血液の流れをよくするため血行不良を改善するため肩こりの少ない体に変化させます。

実際私はストレッチを始めてから肩こりが少なくなり、たとえ凝ったとしてもストレッチですぐに改善してしまいます。

自信が出てくる

歳とともに体力が衰えると自信もなくなってきます。

体力に自信がなければそれが姿に現れ、老いとなって表れます。

普段ジョギングや運動をしている人を見ると、年齢より若く見えますね。

これは体力に自信があるからです。

きくち体操で知られる菊池和子先生は、齢80歳を超えています。
それでいてあの若さです。

まさに、体力的自信が姿になって表れた証拠ともいえますね。

ストレッチも同様、体が柔らかく軽やかになるとそれが自信となり、老いの知らない肉体に替わるともいえます。

明日への活力が蘇る

歳をとり体力に自信がなくなってくると、気力も弱まります。

何となく物事に対して消極的になります。

しかしストレッチによって軽やかな体に生まれ変われば、気力も充実します。

なんせ体力に自信がついてきますから、物事に積極的になります。

運動する人が若く見えるのは、こういった要因が多分にあるんじゃないかと思います。

ストレッチのメリットは肉体的なことばかりでなく、精神的なことにも多大な影響を与えるといえるんじゃないでしょうか。

ストレッチのデメリット

では次にストレッチのデメリットについてお話しします。

果たしてストレッチにデメリットはあるのか、はなはだ疑問ですがあえて取り上げてみたいと思います。

痛く苦しい

これがデメリットと呼べるかどうかわかりませんが、私はこれしか思い浮かびません。

ストレッチをすると今まで伸ばしたことのない領域まで筋肉を伸ばしますから、確かに痛みを感じます。

その痛みはその時だけでなく、次の日も次の日も残る場合があります。

これを乗り越えてストレッチを続けようとする気力のない方には、痛みはデメリットといえます。

つまり痛みをデメリットと呼ぶかどうかは、その人次第ということです。

まとめ

私はストレッチにデメリットはないと考えます。

ストレッチに痛みは付きもので、痛いからこそ筋肉が伸びている証拠であり、その結果柔軟な体が出来上がるのです。

したがって、私にとってストレッチにはメリットしかなく、デメリットは存在しません。

楽は苦の種、苦は楽の種と申します。
楽の向こうに楽はなく、苦の向こうに楽がある。

何事も楽をしてメリットだけを得ようとするのでなく、苦しい思いをしてこそ後の楽が花開くものと考えたいものです。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

このページが皆様の参考になれたら幸いです。

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