背筋を伸ばすストレッチ

最近背中がまるくなってきた。

なんだか肩が前に巻いてきた。

パソコンやスマホ操作の影響もあるのでしょう。
最近姿勢の悪い人が多いように思います。

姿勢が悪いと歳より老けて見られます。
それに健康そうに見えません。

第一姿勢が悪いと、肩こりや腰痛の原因にもなります。

姿勢が悪いのは悪いことずくめで、いいことなんかひとつもありません。

やはり背筋が伸びた正しい姿勢にすることが大切です。

そこで今回は、背筋を伸ばすためのストレッチ法をお伝えします。

座ってできる背筋伸ばし

まずは無理のないように、座ってできるストレッチからお話しします。

四つん這いの姿勢からさらに前に手を置き、そのままゆっくりと腰を引いていきます。

腕を引きずるように腰を引いていきますと、肩、肩甲骨、背筋の筋肉を伸ばしてくれます。

この体勢をしばらくキープして、慣れてきたら少し体を揺すってさらに筋肉を伸ばすよう試みます。

そしてさらに腰を引き、足を正座状態にして同じ姿勢を取ります。

これは背筋だけでなく、腰、股関節の筋肉も伸ばすストレッチです。

そして最後に両手をうんと前に置き、体を反らします。

腰ではなく、胃の裏側の筋肉を伸ばすような感覚でストレッチを行います。

ストレッチで大事なのは、この伸ばす筋肉を意識することです。

この筋肉を今伸ばしているんだと意識することで、本当にその筋肉が伸ばされるのです。

この上体を反らすストレッチは、ともすれば腰に負荷がかかり腰のストレッチになってしまいがちです。

しかし胃の裏の筋肉を伸ばしていると意識することで、背筋を伸ばすストレッチに変わります。

ストレッチをするときは、この意識するということを忘れないでください。

壁を使った背筋伸ばし

今度は壁を使って背筋を伸ばします。

壁から50センチほど離れて立ち、その状態から両手を上げて壁につきます。

そして徐々に足を引いていき、手だけで壁に凭れ掛かった体勢を作ります。

こうすることで、肩、肩甲骨、背筋の筋肉が伸ばされます。

しばらくこの体勢を保ち、慣れてきたら上体を少し揺すってみます。
背中のあちこちの筋肉が伸ばされるのを感じるはずです。

まだできる方は、さらに足を引いてみるのもいいでしょう。

このように壁を使えば、容易く背筋を伸ばすことができます。

上体反らし

今度は立ったまま行う背筋伸ばしです。

ラジオ体操にもある運動ですので、もうおわかりでしょう。

肩幅に両脚を開いて立ち、そのまま上体を前に倒します。
この時、背筋を伸ばしていると意識して上体を前に倒してください。

そして号令をかけながら、今度は上体を後ろに反らします。
同じように、腰ではなく胃の裏の筋肉を伸ばしていると意識して行ってください。

前倒しと後ろ反らしをワンセットとし、これを数回繰り返すことで効果的なストレッチができます。

まとめ

腰は関節ですから、普段から曲げたり伸ばしたりしますが、背筋は背骨の関係上、前に屈むことはよくあっても反らすことはあまりありません。

よってストレッチをした際は、普段からよく使われる腰の筋肉ばかり使われ、背筋の筋肉まで届かないのです。

それゆえ、伸ばす筋肉を意識することが非常に重要なのです。

このページでは3つの背筋伸ばしのストレッチ法をご紹介しました。

どのストレッチも背筋を意識してのストレッチを行えば、効果的に働きます。

是非参考にしてください。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

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