空手応用練習 コンビネーション第19弾です。
それでは練習内容をご説明します。
相手がワンツーパンチ、右ローキックの連続技を放ったと想定します。
最初のワンツーをステップバックでかわし、次に来る右ローキックをボディストッピング。
ストッピングの蹴り足をすかさず降ろし軸足を代えて、右ローキック。
ローキックと同時に相手の左腕を右手で斜め下に押さえて無力化し、今度は左膝蹴り。
蹴り足をすばやく着地させ、相手を突き放して間合いを取り、左上段回し蹴りでフィニッシュというコンビネーションです。
それでは連写真を使って説明させて頂きます。
ストッピング、ローキック、膝蹴り、上段回し蹴り
まず半身の組手構えから
相手がワンツーパンチを放ってきたと想定し、ステップバック
次に放たれた右ローキックをボディストッピング
ストッピングの蹴り足をすばやく着地させ
相手の左太腿に右ローキック
相手の左手のパンチを封じるために右手で相手の左手を斜め下に抑え
膝蹴りをボディへ
蹴り足をすばやく着地させると同時に相手を突き放して間合いをとり
左上段回し蹴り
ポイントは相手の連続攻撃の間に入れるストッピングです。
ワンツーのあと、必ず次の攻撃があります。
しかし勢いづかせては守勢にまわってしまうので止めなければなりません。
そこでストッピングで攻守逆転を決めるのがこのコンビネーションの狙いです。
つまりここでのストッピングは、守りながら攻めるという攻防一体の技なのです。
相手の出鼻をくじくストッピングですが、攻守逆転を狙えるのもこの技の特徴です。
今回は、ストッピングによる攻守逆転からローキック、膝蹴り、上段回し蹴りへとつなぐコンビネーションでした。
参考になりましたでしょうか。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。