空手応用練習 コンビネーション第25弾です。
それでは練習内容をご説明します。
相手が左足による内股ローキック、または左三角蹴りを放ったと想定し、それをヒッカケで捌きます。
ヒッカケとは文字通り、相手の足を前足でひっかけて捌く防御法で、私の師匠芦原英幸先生に教わったものです。
この防御法により、相手のバックを取ることができ容易に相手を倒すことができます。
ひっかけた足を自分サイドにリードし、そのまま相手の後頭部へ飛び膝蹴り。
倒れかかる相手の顔面に肘打ちでフィニッシュというコンビネーションです。
それでは連写真を使って説明させて頂きます。
ヒッカケ、飛び膝蹴り、肘打ち
まず半身の組手構えから
相手が左ローキックで内股を、あるいは左三角蹴りを放ったと同時に前足スタート
前足は内側から弧を描くように、そして踵を相手の蹴り足のふくらはぎを滑らせるように引っ掛けて
自分に近い方向に導きます。
この時、自分と相手とは背中合わせのような格好になっています。
そしてすかさず相手の頭を両手でつかみ、
後頭部へ飛び膝蹴り
着地する勢いを利用して
相手の顔面に肘打ち
ポイントとなる点は、ヒッカケです。
ヒッカケのタイミングが遅いと、逆に相手にやられます。
そして相手の蹴り足を自分側に引き込まないと、これも逆にやられます。
つまりヒッカケはタイミングと引きが重要というわけです。
一人での練習でヒッカケのタイミングをはかるのは難しいかもしれませんが、こういう防御法もあるということも覚えておいてください。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。