20代で普段使いのネックレスを探している方におすすめします。
それは、イミテーションでない本物のダイヤを使ったネックレスで、
しかし一粒ダイヤではない、清楚で慎ましい雰囲気を醸し出すラインネックレスという品物。
おすすめの大きさは0.2カラット。
なぜ0.2カラットかというと、安くていいダイヤが使われているのが多いからです。
普段使いのネックレスを選ぶのはなかなか大変です。
派手すぎると嫌味に映り、おとなしすぎると目立たない。
ストーンが大きすぎると仰々しく映り、小さすぎると寂しい。
普段使いのネックレスに定義があるわけではありませんが、普段の装いを壊さないナチュラルな雰囲気を持ったネックレスが相応しいのです。
それを考えると、ラインネックレスが適当です。
一粒ダイヤもいいのですが、それにはない雰囲気を持っているのがラインネックレス。
華美の中に慎ましさがあり決して出しゃばらない、それでいて存在をアピールする不思議な魅力がこのネックレスにはあるのです。
20代でダイヤなんか着けていたらと思うかもしれませんが、0.2ctなら大丈夫。
小さいゆえ派手さがなく、決して嫌味に映らない。
この大きさなら、20代の女性がもつキュートな雰囲気を前面に引き出してくれます。
0.2ctラインネックレスのダイヤ数
ラインネックレスのデザインは、トップ部分に数個のダイヤを横並びに配置したものですが、ダイヤの数はお品によってまちまちです。
以下に、0.2ctラインネックレスの装着画像を、ダイヤ数5石~16石を掲載しました。
お気付きのように、ダイヤ数は奇数が多いです。
これはデザインをグラデーション化するためにそうしています。
中央のダイヤを一番大きくし、両脇からのダイヤを少しずつ小さくしてグラデーションデザインを施しています。
こうすることでネックレスの中心が確立し、フォルムに安定感と落ち着きをもたらしているのです。
しかしダイヤの数が多いと、隣との差異があまりなくなり、グラデーションを施していてもわかりにくくなるケースもあります。
0.2ctラインネックレスの選び方
さて選び方ですが、最も重要なのはダイヤの輝きです。
総計0.2ctのダイヤですから、一粒一粒は本当に小さい。
それゆえ輝かなければダイヤは目立たず、普通のチェーンネックレスと間違われてしまいそうです。
そうならないために、ダイヤが輝くラインネックレスを選ばなければならないわけです。
では輝くダイヤを選ぶにはどうしたらいいのでしょうか?
以下に、ダイヤが輝く条件とその選び方について解説したいと思います。
ダイヤが輝くためには
ダイヤは輝きが命です。
輝いてこそダイヤです。
ダイヤの価値を測る指標に4Cがあります。
カラット(重さ)、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カット(研磨・プロポーション)の頭文字をとってそう呼びます。
このなかで、ダイヤが輝くためにはクラリティとカットが重要なカギを握ります。
クラリティ
クラリティとはダイヤの透明度を表す指標で、透明度の高いダイヤほど輝きます。
ダイヤは天然鉱物ゆえ、必ずインクルージョン(内包物)が存在します。
このインクルージョンが多いダイヤは透明度が低くなり輝きが劣るわけですが、このインクルージョンの多い少ないのグレードを表したのがクラリティなのです。
クラリティは11段階にランク付けされます。
インクルージョンの全くないFL(フローレス)を最高とし、インクルージョンの量が増えるにしたがい、IF、VVS1、VVS2、VS1というふうにランク付けされるわけです。
ではダイヤが輝くためにはクラリティはどのランク以上のものがいいかというと、「SIクラス」以上のダイヤなら輝くといえます。
SIクラスというのは表でもおわかりのように、肉眼で発見が困難なほどインクルージョンが微小なため、光の透過にそれほど影響を与えることはありません。
しかしその下の「Iクラス」になると、肉眼での発見が容易なほどインクルージョンが大きいため、光の透過を邪魔し輝きを著しく落としてしまうのです。
言葉だけの説明ではわかりにくいと思いますので、実際に比較画像を見てみましょう。
左がSIクラス、右がIクラスのダイヤです。
明らかに透明度が違うでしょう。
このように、輝くダイヤを見つけるためにはクラリティがSIクラス以上のものにする必要があるのです。
カット
採掘されたダイヤの原石は、一見スリガラスのようです。
それが人間の手によってあのような素晴らしい輝きを放つ石になるのです。
そしてその方法が、ラウンドブリリアントカットというカット法です。
しかしラウンドブリリアントカットすれば何でも輝くというものではありません。
カットの良し悪しによって輝いたりそうでなかったりするのです。
Excellentカットされたダイヤに光が入射すると、光はダイヤ内で漏れることなく反射され、再びダイヤ外へ放射されます。これを全反射といいます。(下イラスト左参照)
しかしダイヤのカットが深すぎたり浅すぎたりすると、光は全反射せずダイヤ底部より漏れてしまい輝きが劣ることになるのです。
これがカットの良し悪しによる輝きの違いです。
ダイヤ内の光が全反射するためには、その理想となるプロポーションが存在し、それが以下の比率で構成されています。
ダイヤは、この構成比率に近くて研磨状態が良好なものから、Excellent、VeryGood、Good、Fair、Poorとランク付けされます。
ではダイヤが輝くためにはカットはどのランク以上のものがいいかというと、「Good」以上のダイヤなら輝くといえます。
FairやPoorカットのダイヤはプロポーションに問題があり、輝くとは言えません。
よって輝くダイヤを見つけるためには、カットがGood以上のものにする必要があるのです。
ハートアンドキューピット
ダイヤ表記の中でハートアンドキューピットと記載されているものがあります。
このハートアンドキューピットとはどういうものか。
ハートアンドキューピットとは、プロポーションとシンメトリ(対称性)の良い最高のカットをダイヤに施した場合、8つのハートとアロー像が特殊スコープで確認できるのです。
このような像を確認できたダイヤは、クラリティとカラーが2~3段階アップして見える極上のダイヤモンドになるといわれています。
つまりハートアンドキューピットが現れるダイヤとは、最高のカットが施されたということで、ダイヤの輝きに大きく影響を与えます。
カットグレードでいえばExcellentかVery Goodのカットにあたり、ダイヤの輝きに大きく貢献しているということです。
ダイヤの輝き まとめ
以上のことからおわかりのように、ダイヤが輝くためにはクラリティSI以上、カットGood以上必要ということです。
またハートアンドキューピットが現れるダイヤはプロポーションが優れているため、高度な輝きが期待できるダイヤといえるわけです。
ラインネックレスを選ぶときは、この輝きを最も重視して選ぶと間違いはないでしょう。
レビュー評価の高い輝く0.2ctラインネックレス
以上の条件を考慮して楽天でレビュー評価の高いラインネックレスを選びました。
参考にご覧ください。
まとめ
20代の普段使いにピッタリな、0.2ctのラインネックレスをご紹介しました。
ダイヤの数、輝きについて述べさせて頂きましたが、参考になりましたでしょうか。
このページが皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。