ダイヤが並べられたシンプルなデザインが人気のエタニティリング。
シンプルゆえどんな服装にも合わせやすく、様々なシーンでおしゃれが楽しめるアイテムとして人気のあるリングです。
しかしシンプルすぎるゆえ、着けているうちに物足りなく感じることもあるようです。
そこでその物足りなさを補うために重ね付けをする方も多いようですね。
しかしこの重ね付け。
あまり多用し続けますとリングが大変なことになります。
このページでは、エタニティリングに重ね付けをする際に注意すべきことをお話しさせて頂きます。
爪留めエタニティリングの重ね付け注意点
エタニティリングには爪留めのものとレール留めのものとがありますが、ここでは爪留めのエタニティリングに重ね付けをする際の注意点を述べさせて頂きます。
爪留めは文字通りダイヤを爪で留めてあります。
エタニティリングの場合共有爪と独立爪がありますが、独立爪の場合はダイヤ一粒に対し4本の爪で、共有爪の場合はそれより少ない数でダイヤが留められています。
この爪留めのエタニティリングに他のリングを重ね付けた場合、どういうことが起こるかというと、リング同士の摩擦です。
地金と地金、あるいは地金とダイヤに摩擦が生まれます。
そうなるとリングは傷つき、爪が傷むことも考えられます。
重ね付けすると摩擦はある意味仕方がないことですが、これを多用するとリングが傷むのが早くなります。
特に爪留めの場合、リング側面が凸凹していますので摩擦が起こりやすいといえます。
こうなれば、せっかくの光沢のあるリングが摩擦によってそれが損なわれ、美観も失われるかもしれません。
そうならないよう、爪留めのエタニティリングとの重ね付けは避けた方が無難に思います。
しかしどうしても重ね付けがしたいという方には、重ね付け風のエタニティリングをおすすめします。
重ね付け風エタニティリングとは
重ね付け風エタニティリングとは2連のエタニティリングのことです。
リングが2連になっており、あたかも重ね付けをしているかのような格好になっています。
下の画像がまさに重ね付け風のエタニティリングです。
リング同士がアームの底の部分でつながっているため接触することはなく、傷つけ合うこともありません。
これなら安心して多用することができます。
また一粒ダイヤが大きくても心配ありません。
エタニティリングと一粒ダイヤリングは重ね付けされることが多くありますが、その時心配なのが一粒ダイヤと地金との接触です。
ダイヤが大きくなればなるほどその心配は大きくなります。
しかし重ね付け風のエタニティリングならそんな心配はいりません。
下の画像は、一粒ダイヤリングとエタニティリングとの重ね付け風のリングです。
互いのリングのダイヤの高さが調整されており、どちらかが突き出ていることはありません。
それにアームの底の部分でリングはつながっているため、リング同士が接触することはなく一定の間隔をあけた状態でリングが付けられます。
どうしても重ね付けがしたい方にはこういうエタニティリングもいいかもしれません。
重ね付けにはレール留めかフチありを
爪留めのエタニティリングとの重ね付けは摩擦が大きくなるため避けた方が無難と申し上げました。
ですが摩擦の少ないレール留めのものやフチありのエタニティリングなら、その心配は半減するかもしれません。
レール留め、フチありのエタニティリングはリングサイドがツルっとした状態ですから、重ね付けするリングを傷つけることは少ないと思います。
しかしもう一方のリングの側面が爪留めのように凸凹していたら、反対にレールに傷つくことも考えられます。
いずれにしてもリング側面が凸凹したリングは、重ね付けには不向きだということです。
まとめ
エタニティリングの重ね付け注意点をまとめさせていただきました。
参考になりましたでしょうか。
このページが皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。