一家に一台は必ずある掃除機。
しかし用途によってその選び方は異なります。
フロアなど、広く大きく掃除をする場合はやはりそれなりの吸引力と集塵量をもったものが望まれ、サッシの溝や机の上などを掃除するときは小回りの利く掃除機であれば便利です。
それゆえメイン掃除機とセカンド掃除機の2台があれば一家の掃除は事足ります。
しかしマンションなどのワンルームで一人暮らしをする場合、一家のように2台の掃除機を用意する必要はないでしょう。
1台でメインとセカンド両方の役割を果たすものがあればこれに越したことはありません。
そこでこのページでは、一人暮らし用の掃除機としてどのようなものが相応しいか、考えてみたいと思います。
収納に便利な自立式掃除機
一人暮らしとなると掃除機の収納場所に困ります。
ただでさえ狭いワンルームに掃除機を置くスペースを確保するとなると大変です。
あまり大きな掃除機であれば部屋のスペースを取りすぎてしまい、そうかといってクローゼットの中に収納すると今度は衣服の収納に困ります。
それゆえコンパクトにまとまった掃除機が求められるのですが、一番いいのはコンパクトで立てて収納できるタイプの掃除機です。
これを自立式の掃除機というのですが、この掃除機のいいところは部屋の隅に立てて収納できることです。
何の支えもなく立たせて収納できますから場所を取らず、一人暮らしにはもってこいの掃除機といえます。
一人暮らし用の掃除機は、コンパクトでしかも自立式のものがいいと思います。
集塵パックがヘッド近くにあるものは避ける
しかしコンパクトで自立できる掃除機であれば何でもいいというわけではありません。
このタイプの掃除機には、集塵パックが手元近くにあるものとヘッド近くにあるものとがあります。
使い勝手からいうと手元近くの掃除機の方が断然いいです。
なぜなら掃除機の重心が手元側にありますからヘッドを左右に動かしやすく、また高いところに掃除機をかける場合でも楽にできるからです。
掃除機は足元ばかりを掃除するわけではありません。
ホコリというのは壁にも付着しますから、時々壁に掃除機をかけることも必要です。
そんな時、掃除機の重心が先端にあれば非常に使いづらく、掃除もしにくくなるわけです。
掃除機の重心の位置も、掃除機選びの重要な要素となります。
掃除機の軽さは絶対条件
これは一人暮らし用の掃除機に限ったことではなく、掃除機全体に言えることですが掃除機は軽くなければなりません。
掃除機ヘッドを左右に振って掃除しますから、重いと腕に負荷がかかり疲れてしまうのです。
それゆえ掃除機を選ぶ場合はその重さも考慮に入れなければなりません。
ではどれくらいの重さならいいのか。
私の経験から言うと1㎏くらいです。
それも1㎏台前半、1.5㎏までです。
2㎏以上になるとさすがに重く感じ、掃除している最中に腕が疲れてきます。
床を掃除するときはそれほどではないのですが、壁や天井など高いところの掃除機がけとなると話は別です。
軽い方が掃除がしやすく、腕も疲れないのです。
掃除機を選ぶときは、持ち手の重量が1㎏ぐらいのものを選ぶのがベストです。
ワンタッチスイッチの掃除機
一人暮らし用の掃除機としてハンディタイプのものがよく選ばれます。
しかしハンディタイプの掃除機によくありがちなスイッチに、押し続けなければ掃除機が作動しないのがあります。
これは便利に見えて非常に手が疲れるというデメリットがあります。
握り続けるというのは意外に力が必要で、特にハンディタイプの掃除機はモーターと一体になっているため余計に力が必要になってきます。
それゆえスイッチは押し続けるタイプではなく、ワンタッチスイッチ式の掃除機が望ましいと思われます。
まとめ
一人暮らし用の掃除機の選び方を述べさせて頂きました。
メイン掃除機とセカンド掃除機の両方の役割を担う掃除機が一人暮らし用に相応しと思います。
いかがだったでしょうか。
最後に、上の条件をクリアした一人暮らし用に相応しい掃除機を紹介し、このページを閉じたいと思います。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。