洋画を観て英語を勉強する方法

英会話を楽しく勉強する手段として「スクリーンプレイ」の活用をお話ししました。

スクリーンプレイとは、洋画の登場人物のすべてのセリフが英文で書き起こされており、それをみれば登場人物が何を言ったのかがわかり、会話の時の英語の使い方、外国人特有の言い回しなどが理解でき、英会話修得に非常に役に立つというものでした。

このブログで紹介したのは、スティーブンスピルバーグ監督の「レイダース」「インディジョーンズ」「バックトゥザフューチャー」のスクリーンプレイでした。

今回は英会話でなく英語修得に当たっての勉強法を紹介したいと思います。

ルビ訳付洋書の活用

日本では英語を勉強するための様々な便利な教材が販売されています。

スクリーンプレイもその一つですが、ほかにRUBY BOOKSという書物があります。

この書物は、英語で書かれた小説の中に、日本人が読みやすいようにと難しい単語の下に日本語のルビが振られているのです。

英文を読んで面倒なことは、自分の知らない単語が出てくると辞書を引かなければならないこと。

これがために英文を読むのが億劫になることが多々あります。

しかしこのように日本語ルビが振られているとその億劫さがなくなり、読んでみようかなという気が起きてきます。

ただ、普段から英字新聞を読んで読解力がある方ならこんな英語小説を理解するのは容易いでしょう。

しかし今まであまり英字になじんでいない人がいきなり読もうとしても、いくらルビが振られていても読解するのに疲れてしまい、途中で諦めてしまうのです。

そこで重要なのが本の選択です。

本の選択次第で、英文の読解を容易くすることができます。

その選択方法とは何か?

それは、はじめから本の内容、ストーリーがわかっているもの、しかも過去に映画になったこともある本を選べばいいのです。

そうすればまず映画を観てストーリー内容を把握し、そのあとでそのルビ付きの英語小説を読めば容易く理解することができます。

ではどんな本を選べばいいのか?

私がおすすめするのは、有名なアガサクリスティー著作「そして誰もいなくなった」です。

そして誰もいなくなった

これは「そして誰もいなくなった」のルビブックです。

ストーリーが網羅されており、日本人向けにルビが振られています。

しかし英字に慣れていない人がこれを読むと、いくらルビが振られていても文章を理解するのに時間を要してしまい疲れてしまいます。

そこで映画の出番です。

この「そして誰もいなくなった」は映画化されており、これを観ればそのストーリーすべてが把握できます。

まずは映画をじっくり見てその内容、展開をしっかり理解し、そのあとにこのルビ本を読むのです。

あらかじめストーリー展開がわかっていますから、文章を読んでの理解力は早いでしょう。

そうなると読むのが楽しくなり、なおかつ英語での言い回しや使い方まで勉強できますから一挙両得です。

まずは映画を観て楽しみ、そのあと小説を読んで楽しむ。

しかも英語の勉強にもなる。

こういう方法なら英語を楽しく勉強できるのではないかと思います。

このページが参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、真に有難うございました。

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