近頃、金の価格が高騰しています。
ロシアによるウクライナ侵攻、中国による台湾侵略の危機など世情が不安定となる中、さらにコロナによる経済の停滞、円安による物価の高騰、エネルギー不足による価格の高騰などが重なり、貨幣への信用が失墜し金への投資へと移行していると思われます。
ただ、投資先は金に限らず、ロレックスなどの高級時計や高級車に向く傾向もあり、高級品を品物でなく投機商品と見る向きも強くなっています。
いずれにせよ世情が不安定の様相を濃くしてくると、金の価格が高騰するのは昔からのことで今に始まったことではありません。
ですが、いくら金が高騰するからといって今の高騰は異常です。
今から30年前までは金はプラチナより安く、確か私の記憶では金がグラム当たり1200円、プラチナは1500円あたりではなかったと思います。
それが今ではグラム当たり8500円前後で取引されています。(2022/8/23現在)
実に7倍の価格です。
ロシアのウクライナ侵攻前にはすでに金の価格は高騰していましたが、侵攻後さらに拍車をかけ、さらに高騰を続けています。
このまま世情が混乱のままだと、さらに金の高騰が続くんではないかと懸念されます。
k18喜平ネックレスの高騰
金相場の高騰で、k18の喜平ネックレスの値段も高騰しています。
喜平ネックレスとは、鎖のつなぎ方のひとつで、鎖の環をつないで捻ってつぶしたものをいい、ネックレスの中では一番頑丈なつなぎ方として知られています。
しかしこの喜平ネックレスの特徴に挙げられるのは、頑丈な造りだけではありません。
その換金性の高さも特徴のひとつといえます。
つまりお金に換えやすい貴金属なのです。
通常の貴金属は換金するのに手間がかかり、換金できても安く換金されがちです。
しかしこのk18喜平ネックレス・ブレスレットは、その日の金相場のグラムいくらですぐに換金できるのです。
これが他のk18ネックレスにはない特徴です。
他のk18のネックレスはデザイン料が価格に添加されているため、購入時には金相場にプラスデザイン料も加えられて買うことになります。
しかしそれを換金するときは金相場だけが反映され、デザイン料は加味されません。
つまり安く買いたたかれるわけです。
k18の喜平ネックレスにはそういうことはなく、買う時も売る時もその日の相場が価格に影響し、大きく外れるということはありません。
これがk18喜平ネックレスだけが持つ特徴のひとつです。
その換金性の高さが多くの人を購入へと誘っているのも事実で、しかもこれからも金の価格が上がると予想される中で、投機的に購入する人が増えくるのもある意味当然といえます。
喜平ネックレスの種類
一口に喜平ネックレスといっても5種類3タイプあります。
まず種類ですが、それはカット面で2面、6面、8面、12面、14面の5種類あります。
これは鎖の環をカットした面の数で、一番オーソドックスな2面カットは以下の通りです。
カット面の数は輝きに影響し、カット面が多いほど光をよく反射し輝くというわけです。
2面カットとは、上下2面のみカットされた環です。
しかし6面、8面、12面カットとなると環の形状は〇にとどまらず6角形、8角形と変化するため、その分光の反射量が多くなるわけです。
それゆえ面の数が多ければそれだけ輝く鎖になるのです。
喜平ネックレスのタイプ
次にタイプについて説明します。
タイプは、シングル、ダブル、トリプルの3タイプあります。
シングルとはひとつの環にひとつの環がつながった状態。
例を挙げると以下の喜平ネックレスです。
そしてダブルとなるとひとつの環に二つの環がつながり、トリプルではひとつの環に三つの環がつながります。
このダブル、トリプルのメリットは何かというと、環の中の隙間が少なくなり、より密度の濃い喜平ネックレスに変貌するのです。
実際に比べてみるとここまで違います。
まずはシングル。
続いてダブル。
最後にトリプル
明らかに環の中の隙間が違うでしょう。
このように喜平ネックレスのタイプには3つあり、ひとつの環に多くの環をつないだ鎖ほど、隙間のないきれいな喜平ネックレスになるのです。
種類と価格との関係
喜平ネックレスには5種類と3タイプあると申しました。
ではその種類と価格には関連性があるのでしょうか。
通常喜平ネックレスの価格は概ね金の含有量で決まります。
k18とは75%が金で、残り25%は銅などの他の鉱物が含有されていることを意味します。
そして価格はその75%の金が対象となり、その日の金相場で大体の価格が決められるわけです。
しかし調べてみますと、そう単純ではないようです。
喜平ネックレスには、2面、6面、8面、12面、14面カットの種類があると申しましたが、このカット面の多さによって喜平ネックレスの価格も変わってくるということです。
つまりカット面が多いほどそれだけ手間暇がかかって費用が重なり、それが価格に反映されるというわけです。
それゆえ金の重量だけで喜平ネックレスの価格が決まるわけではなく、そのデザイン性も考慮されていることになります。
換金率の高さは2面カットが一番
喜平ネックレスの価格にデザイン・コスト料がオンされているとなると、その換金率は明らかに違ってきます。
例えば8面カットが施された喜平ネックレスは、金の相場プラス8面カットの手間賃がオンされて価格が決定されていることになります。
しかしこれをいざ換金するとなると、カットの費用は考慮されず金の含有量だけで買い取り価格がほぼ決定されます。
明らかにカットの費用分だけ損をしたことになります。
片や2面カットの喜平ネックレス。
カット費用はほとんどかかっていませんから、価格のほとんどは金の相場で決められています。
換金するときも、金のその日の相場で買い取り価格が決定されるわけですから、金の相場が上がっていれば収支トントンで販売できるかもしれません。
こう考えると、k18喜平ネックレスで一番換金率が高いのは2面カットのものということになります。
そして実際に2面カットの喜平ネックレスの1g当たりの金価格が安く、6面、8面、12面、14面カットのものがグラム8,700円~9,000円に対し、2面カットのものはグラム8,236円と500円も差が出ています。
将来喜平ネックレスの換金をお考えなら、多面カットの喜平ではなく2面カットの喜平ネックレスにすることをおすすめします。
換金にお得な喜平ネックレス
最後に
k18喜平ネックレスの種類と価格について述べさせていただきました。
いかがだったでしょうか。
このページが皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、真に有難うございました。