俗に有事の金といわれるごとく、世情が混乱を極めるほど金価格は上昇します。
昨今の世情不安もその例外ではなく、金価格が上昇の兆しを見せています。
それゆえそれを見越してか、金を購入する人が増え始めています。
金投資にはいろいろな種類がありますが、一番現実的なのがやはり現物を購入すること。
一般的なのが純金のインゴット、いわゆる金の延べ棒といわれるもので、これを購入し資産として保有すること。
しかしこの金塊は、万が一の盗難に遭うことも考えて金庫などに保管しなければならず、また普段持ち歩けないこともあり管理するのになかなか厄介な代物ともいえます。
そこでもうひとつ考えられる純金の資産が喜平ネックレスです。
ネックレスですから普段身に付けることもでき、金庫などに保管しなければなりませんが、管理という面では金塊より容易だといえるかもしれません。
しかし管理が容易いといえるこの24金喜平ネックレスですが、実はインゴットに比べてお値段が少々お高いのです。
同じ24金でも喜平の方がインゴットより高い
調べてみてわかったことなのですが、同じ24金、同じ重量であっても喜平ネックレスの方がグラム当たりの単価が高く、資産として持つならやはりインゴットの方が割安で手に入るのです。
ではどれくらい違うのか。
実際に見てみましょう。
以下の商品は楽天市場よりピックアップし、喜平ネックレス、インゴットそれぞれ低価格上位3位を掲載しました。
なお、これらは9月30日現在の価格で、その後の金相場の変動により価格も変わることがあります。
その点をご了承ください。
24k 2面 喜平ネックレス10g
24金喜平ネックレス2面シングルの10g、低価格の上位3位を掲載しました。
これらの価格を見る限り、グラム当たり12000円~14000円くらいで取引されているのがわかります。
ではインゴットではどうでしょう。
24k 純金インゴット 10g
こちらも低価格上位3位を掲載しました。
概ねグラム当たり10,000円といったところでしょうか。
ちなみにこの日の金の店頭小売価格は田中貴金属で8,418円でした。
10gのインゴットを購入するとなると、8,418円×10g=84,180円に購入手数料4400円をプラスした値。
すなわち88,580円必要ということになります。
上記のインゴットにはペンダント枠が付いていますから、さしずめその価格差は枠代といったところでしょうか。
このように同じ24金で同じ重量であっても喜平ネックレスの方が高いのです。
では20gではどうでしょう。
24k 喜平ネックレス20g
20gの喜平ネックレスにおいても、やはりグラム当たり12,000円~14,000円までで取引されています。
24k 純金インゴット 20g
インゴットも20gになるとグラム当たりの単価が下がっています。
グラム9,800円くらいで取引されています。
10gがグラム10,000円であったことを思うと200円のダウンです。
こちらもやはり喜平ネックレスの価格が高く設定されていますね。
最後に30gを見てみましょう。
24k 喜平ネックレス30g
30gにおいてもやはり12,000円~14,000円くらいで取引されています。
24k 純金インゴット 30g
インゴット30gにおいてはグラム当たり9800円弱。
20gより少し安くなった感があります。
まとめ
ご覧いただいたように、同じ24金であっても喜平ネックレスとインゴットでは価格が異なります。
資産として保有するならインゴットの方がお得といえるかもしれません。
このページが皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、真に有難うございました。