普段使いに合う0.2ctのダイヤネックレスはこうして選ぶ

普段身に着けるアクセサリーに一粒ダイヤネックレスを選択する人がいます。

一粒ダイヤネックレスの特徴はシンプルで清楚、そして何よりも派手さを抑えたデザインは普段使いにピッタリなアクセサリーだと思えるからでしょう。

しかしダイヤが大きすぎればその派手さが表に出てしまい台無しになってしまうのも事実。

そこで大きさの選択ですが、0.2ctあたりが適当だといえるんじゃないでしょうか。

0.1ctあたりだと小さすぎてダイヤがあるのかないのかよくわからない。

そうかといって0.3ctでは自己主張が強すぎて嫌味に映ってしまうことも考えられる。

そう考えると0.2ctあたりのダイヤネックレスなら控えめで、それでいて存在感をしっかりアピールできる大きさ。

それゆえ0.2ctのダイヤネックレスなら普段使いにピッタリだといえるわけです。

ダイヤはピンキリ

しかしながら0.2ctがいいといってもダイヤはピンキリです。

美しく輝くダイヤもあればあまり輝かないダイヤもあります。

その輝きや美しさによって値段が格段に違ってきます。

ではどのような基準でダイヤを選べばいいのか。

まず基本となるのがダイヤの輝きです。

ダイヤは輝きが命です。

輝いてこそダイヤです。

輝かなければジルコニアやクオーツの方がまし。

それゆえ絶対条件は、そのダイヤが輝くこと。

その次に大事なのが美しさ。

ダイヤの輝きにもいろいろあって、黄色っぽく輝くダイヤもあれば七色の光線を放つダイヤもあります。

どちらが美しいか言うまでもないでしょう。

このようにダイヤを選ぶときは輝きと美しさ両方を考えて選ばなければなりません。

その目安となるのがいわゆる4Cといわれるものなのです。

ダイヤの4Cと美しさの関係

ダイヤが美しくあるためにはダイヤのカラーが大いに関係してきます。

ちなみにダイヤの4Cとは、カラット(重量)、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カット(研磨・プロポーション)の頭文字をとってそう呼びますが、カラーはその中のひとつです。

カラーはダイヤの色を評価したもので、無色のダイヤほど高い価値が付けられます。

最近ではVery Light Brownなどのダイヤも販売されていますが、要は色のついたダイヤのことであり価値的に見れば無色のダイヤより劣っていることになります。

ダイヤはやはり無色のものが美しく、その理由はダイヤ内で起こるプリズム効果にあるのです。

プリズム効果を発揮する無色のダイヤ

太陽光を含む白色光はプリズムを通せば赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と七色に分かれます。

これは色それぞれの波長が異なるため、屈折によって光が分散されるためです。

この現象がダイヤ内でも起こります。

ダイヤ内に光が入射すると、光の中にある波長の異なる色が屈折によって分散されます。

上質のダイヤモンドを覗き込むと、いろいろな色の光線が発見できます。
これはダイヤ内でプリズム効果がなされているからです。

無色のダイヤに光が入射すると、反射した光は変色されることなくありのままの光線を放ちます。

しかし色のついたダイヤモンドの場合、ダイヤのカラーの影響を受けてしまい、光線を変色させるのです。

これがダイヤの美しさに影響します。
ダイヤに美しさを求めるなら無色の方が望ましく、色のついたものは避けた方が無難です。

ではダイヤが美しく輝くためには、カラーがどのランクのものがいいかというと「H」以上のものが望ましいといえます。

同じ「ほとんど無色」に属しているG、H、I、Jですが、IとJはその下の「わずかな黄色」のランクに近いこともあり、やはり幾分黄色く見えます。

それゆえプリズム効果を発揮するのは「Hカラー」以上のダイヤといえ、美しいダイヤを求めるならこれ以上のものを選ぶ必要があります。

ダイヤの4Cと輝きの関係

しかし無色のダイヤだからといって、そのダイヤが輝かなければ七色の光線を放つことはありません。

やはりそこは輝きが伴っての美しさということになります。

で、次に問題となるのが輝きということ。

ダイヤが輝くためには何が必要か。

それが4Cでいうところのクラリティとカットが重要な要素となってくるのです。

クラリティについて

クラリティとはダイヤの透明度を表します。

ダイヤは天然鉱物ゆえ、必ずインクルージョン(内包物)が存在します。

このインクルージョン(内包物)の存在がダイヤの透明度に影響を与えるのです。

クラリティは11段階に区分けされ、インクルージョンが少ない順にランク付けされます。

インクルージョンの全く存在しない「FL(フローレス)」から始まり、量が増えるにしたがってIF、VVS1、VVS2、VS1と評価がつけられます。

ではダイヤが輝くのにあまり支障のないクラリティ(透明度)はどの程度かというと「SI」クラスです。

SIクラスというのは表からおわかりのように、肉眼で発見が困難な時につけられる評価で、それだけインクルージョンが微小ということです。

つまり光の透過にそれほど影響を与えないという程度です。

しかしその下のランクの「I」クラスになるとそうではありません。

Iクラスというのは、肉眼でも容易にインクルージョンが発見できるというもので、それだけインクルージョンの存在が大きく、光の透過を邪魔する存在なのです。

つまり光の透過の妨げはダイヤの輝きに影響しますから、Iクラスのダイヤモンドはあまり輝かないということになるのです。

言葉だけの説明ではわかりにくいと思いますので、実際に比較画像をご覧頂きます。

左がSIクラス、右がIクラスのダイヤです。

明らかに透明度の違いが見て取れるでしょう。

つまりダイヤが輝くためには、クラリティが少なくとも「SI」クラス必要なのです。

カットについて

次にカットについてお話しさせて頂きます。

ダイヤモンドの採掘時はすりガラスのようですが、それがカットによってあのような輝きを放つ石に変貌するのです。

そして最も輝くカット法をラウンドブリリアントカットといいますが、すべてのダイヤがこのカットを行うことによって輝くかというとそうではありません。

そこはやはり出来不出来というものがあり、素晴らしいカットがなされたものだけがより輝くダイヤへと変貌します。

以下のイラストをご覧ください。

矢印は光の反射のベクトルを表したものですが、Excellentカットされたダイヤに光が入射すると光はダイヤ内で反射され、それが再びダイヤ外へ放射されます。(イラスト左参照)

これを全反射といいます。

しかしダイヤのカットが深すぎたり浅すぎたりすると光は全反射せず、ダイヤの底部より漏れてしまい輝きが劣ることになるのです。

これがカットの出来如何による輝きの違いです。

ダイヤ内の光が全反射するためには、その理想となるプロポーションが存在し、それが以下の比率で構成されています。

ダイヤは、この構成比率に近くて研磨状態が良好なものから、Excellent、VeryGood、Good、Fair、Poorとランク付けされます。

ではダイヤが輝くためにはカットはどのランクのものがいいかというと、「Good」以上のダイヤです。

FairやPoorカットのダイヤはプロポーションに問題があり、輝くとは言えません。

よってダイヤが輝くためには、カットがGood以上のものにする必要があるのです。

つまりダイヤが輝くためにはクラリティがSIクラス以上で、なおかつカットがGood以上なければならないということです。

0.2ctのダイヤネックレスを選ぶ

上記の条件をクリアした0.2ctダイヤネックレスを楽天市場より選んでみましょう。

以上、価格の安い順に掲載させて頂きました。

いずれをとっても美しく輝く条件を満たしたダイヤばかりです。

これらのダイヤネックレスなら普段使いにピッタリで、身に着けていて恥ずかしくない輝きと美しさを発してくれると思います。

このページがお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき真に有難うございました。

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