すのこベッドの選び方!おすすめ8選


すのこベッドには様々な種類があります。
折りたたみ式のものや素材が檜のもの、あるいは布団が敷けるものといったたくさんのすのこベッドが存在しますが、いざ選ぶとなるとどれがいいのか悩むところです。
こちらのページでは、機能別、タイプ別、素材別などに分けて、それぞれのすのこベットの特徴を述べてまいりたいと思います。
そして最後におすすめのすのこベッドをご紹介させていただきます。

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すのこベッドを機能で選ぶ

すのこベッドといいましても様々な機能を持ったものがあります。
収納付きのベッドや折り畳み式のもの、布団が敷けるタイプのものやその布団をベッドで干せるタイプのもの。
こちらではすのこベッドのもつ機能に焦点を当ててご説明させていただきます。

収納付きベッド

収納機能が付いたベッドには3種類のタイプがあります。
ひとつは引き出しの付いたチェストベッド。
もう一つはベッド面が持ち上がる跳ね上げ式タイプの収納ベッド。
最後にベッド下がフリースペースで、ベッドの高さが自由に変えられる高さ調節機能が付いたベッドです。

チェストベッド

チェストベッドのいいところは、ベッドサイドに引き出しが付いているから、そこに衣類や小物などを整理できます。
また普段よく使うものをこの中に入れておけば、出し入れに非常に便利なうえお部屋がきれいに片付きます。

そして引き出しの反対側はフリースペースになっており、大型荷物や長尺ものの荷物まで納めることができます。
普段使わないものをまとめて入れておくのに便利です。

デメリットは、引き出しを引き出すためのスペースがベッドサイドに必要で、そのスペースを確保しなければいけません。
また引き出しの大きさ以上の荷物はそこには入りませんから、あらかじめ引き出しのサイズを確認しておく必要があります。

次にベッド面が持ち上がる跳ね上げ式のベッドの特徴を申し上げましょう。

跳ね上げ式ベッド


このタイプの収納ベッドの最大のメリットは、たくさんの荷物が収納できることにあります。
ベッド面は車のハッチバックに使われてるガス圧式のものだから女性でもラクラク操作でき、また収納荷物が一望できるため、どこになるがあるかすぐに発見できます。

長尺ものから大きな荷物まで丸ごと収納できますから、クローゼットにあった荷物もここに収納できて、クローゼット内はすっきりと片付きます。

しかしデメリットも存在します。
荷物を取り出すときいちいちベッドを持ち上げなければならず、普段よく使うものを収納するのは避けた方がいいと思います。

また収納庫内に間仕切りがないため、きちんと整理して収納しないと乱雑になり、取り出すときに困ることになります。

跳ね上げ式収納の場合、たくさんの荷物が片付けられて大変ありがたいのですが、その反面こういった側面もあることを認識しておいた方がいいでしょう。

高さ調節ができる収納ベッド

収納ベッドの中で一番融通がきくベッドといえます。
荷物の大きさに合わせてベッド下を調節できますから、大きいものから小さいものまで幅広く収納できます。

ベッド下がフリースペースですから自分の好きなように収納をアレンジでき、チェストベッドのように引き出しの大きさを気にする必要はなく、自分の荷物に合った大きさの衣装ケースを用意すれば、自由に収納できます。

ほかに、引き出しや跳ね上げなどの機能が付いていませんからその分お値段もお安く、お求めやすい価格になっています。

但し、収納が丸見えですから、乱雑に収納するとだらしなく映りますので、その点注意が必要です。

折りたたみ式


折りたたみ式すのこベッドのいいところは、使うときだけ取り出し、それ以外は部屋の隅に片付けられるという点です。
スペースを有効活用できますから、狭い部屋にもこの折りたたみ式なら設置できるわけです。

また毎日布団を干すことができるのも折りたたみ式のいいところです。
布団干しは何かと大変です。
マンションの決まりだとか、花粉が多いとかの理由で外に布団が干せない方もいらっしゃることでしょう。
しかしこの折りたたみ式なら毎日だって家の中で布団が干せます。

ベッド特有の悩みである湿気問題も、この折りたたみ式のすのこベッドなら難なく解決します。

ただ、この2つ折りタイプのすのこベッドの場合、簡易ベッドの感が否めません。
要らないときは片付けられて非常に便利ですが、据え置き型のベッドに比べ、ぐっすり眠るには少々不満が残るかもしれません。

そしてもう一つ心配なのがキャスターとフローリングとの摩擦によるキズです。
寝ているときはキャスターに重みが全部かかりますから、寝返りをうった時などに摩擦でキズを付けるおそれがあります。
こういったところが折りたたみ式ベッドの気になるところです。

しかし折りたたみ式のすのこベッドの中でも4つ折りタイプのものがあります。


これはフローリング上にじかにすのこを敷き、その上に布団かマットレスを敷くタイプのもので、2つ折りとおなじように要らないときの片付けも簡単で、布団も干せる便利なすのこベッドです。

この折りたたみ式のすのこベッドならキャスターが床を傷つけることもなく、また床に寝ているようなものですから、2つ折りに比べぐっすり眠ることができると思います。

ソファーベッド


ソファーベッドはソファーとベッドが兼用できるという便利なアイテムで、狭い部屋にベッドもソファーも両方置ける、いわばスペース節約ベッドです。

通常のソファーベッドは、フレームとマットレスとが一体化しているため洗うことができず、衛生上あまりよろしくありません。
またソファーをメインに制作しているためベッドでの寝心地が悪く、あまり評判はよろしくありませんでした。

しかしすのこ仕様のソファーベッドの場合は、フレームとマットレスが分離できるためそのようなことはなく、清潔さを保ち、かつ座っても寝ても心地いい専用のマットレスを開発しています。

それゆえ、ソファーベッドをお探しなら、ぜひすのこ仕様のソファーベッドにすることをお勧めします。

布団対応すのこベッド

通常ベッドは構造上湿気がこもる傾向にあり、布団を敷けるベッドはほとんどありませんでした。
しかし床板をすのこにすることで通気性がよくなり、布団を敷いても大丈夫なベッドが出てきました。

近年この布団を敷けるベッドを求める人が増えてきました。
それは、長年布団で寝ていてその感触を体が覚えてしまったため、ウレタンマットレスのフワフワ感や、スプリングマットレスの弾むような感触は、どうも性に合わないということなのでしょうか。
かく言う私も布団派の人間なんですが・・・

しかし、床板をすのこにしたベッドの全部が全部、布団に対応しているわけではありません。
すのこベッドの中でも布団に対応していないものがありますので、布団派の人は買う前にチェックしておかなければいけません。

また布団対応のすのこベッドの中で、折りたたみベッドのように室内で布団が干せるタイプのものがあります。

このベッドは床板を持ち上げるだけで布団が干せるという構造になっているため、折りたたみ式のベッドのように毎日のように布団を干すことができます。

布団派の人には非常にありがたいベッドといえるでしょう。

並べて使えるベッド

通常ベッドを並べるとフレームが邪魔をし段差をつくってしまいます。
しかしこれだと家族で一緒に寝たいと思ってもそれができません。

すのこベッドの中には、並べても段差ができずフラットな状態をつくるベッドがあります。
これなら子供さんが小さい時は家族一緒に寝て、大きくなったら離して別々に使うことも可能です。

家族向きのすのこベッドならこれがおすすめです。

すのこベッドを素材で選ぶ

すのこベッドは色々な素材で作られています。
檜・桐・パインなど、それぞれの特性を活かしたすのこベッドがあります。

ではどの素材のすのこベッドがいいのか、それぞれ素材の持つ特性を挙げてみていきましょう。

檜(ひのき)

【檜の特徴】
1.防腐性・防虫性に強い
非常に腐りにくく、害虫などに強い特性をもっている。

2.水に強い
檜風呂に代表されるように非常に水に対して強い。
防腐性も大いに関係している。

3.独特の香りを発する
「ピノキチオール」というリラックス効果のある香りを発生させる。
檜風呂に用いられる所以である。
すのこベッドの素材にヒノキを用いると当然リラックス効果が発揮され、心地よい眠りを体験できます。

檜には以上のような特徴があり、これをベッドに用いると
1.リラックス効果
2.防虫効果
3.調湿効果
が期待でき、非常に有効に働きます。

桐(きり)

【桐の特徴】
1.軽い
軽量さでいえば桐は木の中でも軽い素材で、持ち運びが非常にラクです。

2.熱伝導率が低い
熱伝導率が低いということは断熱効果に優れており、一度温まったものは冷めにくいという特徴があるため、冬場は寒いというすのこベッドでもある程度の保温力は期待できます。

3.湿気に強い
すのこに桐がよく用いられるのもこの特性を利用しています。
桐のタンスは有名ですが、桐は湿度が高いときは湿気を吸い、湿度が低いときは湿気を吐き出して調整する特性をもっています。

すのこベッドにこの桐を用いることで、布団やマットレスに含まれる湿気を調節し、温度の調整を図り、なおかつカビの発生を防いでくれる効果も期待できます。

パイン

【パインの特徴】
1.柔らかい
非常に柔らかい素材のため、加工しやすい。
ダイニングのテーブルや椅子に多く用いられています。

2.独特の香りを発する
「フィトンチッド」と呼ばれる針葉樹特有の香りを発し、これがリラックス効果を生む。
すのこベッドの素材に用いることで安眠効果が期待できます。

パイン材の質感は非常に柔らかく繊細であるため、見るだけで温かみが感じられます。
パイン材をすのこベッドに用いることで、ベッド自体が柔らかく、そして温かく感じさせてくれます。

すのこベッドを頑丈さで選ぶ


よくすのこベッドは耐久性に欠けるといわれます。
その理由は、床板がすのこ状のため、強度ということに関しては普通のベッドに比べ明らかに弱いからです。

しかしその中でも頑丈なすのこベッドはあります。
それは耐荷重が表記されたベッドです。

耐荷重表記のあるベッド

耐荷重とは、ものを静止状態で載せた時の耐えられる重さのことで、これが大きいと頑丈なベッドといえます。
しかしここで注意すべきことは「ものを静止状態で載せる」ということです。

人は寝ているとき朝まで静止していません。
ゴロゴロ寝返りを何十回も打ちながら朝を迎えますから、耐荷重100㎏ぐらいでは少ないかもしれません。
せめて耐荷重はその倍の200㎏くらいあれば頑丈なベッドといえるでしょう。
頑丈なすのこベッドを選ぶには、耐荷重200㎏以上のベッドが望ましいといえます。

そしてもうひとつ、頑丈なベッドを見分けるポイントがあります。
それは足が6本あるベッドです。

6本足のベッド

通常のベッドはベッドの角だけに足がありこれがベッド全体を支えているわけですが、これではベッド中央部の負荷が大きくなり、ベッドの寿命を縮めてしまいかねません。

しかし6本足のベッドなら、ベッド中央部にも同じような足があるから負荷が分散され、ベッドはいたみにくくなるのです。
頑丈なすのこベッドを探すなら、この2点に注意して選べばいいと思います。

おすすめすのこベッド8選

これまですのこベッドの機能性・素材・耐久性に焦点をあて、述べてまいりました。
次にその中でも特におすすめなすのこベッドをご紹介してまいりたいと思います。

カントリー調 見せる収納ベッド

高さを調節できるベッドは収納ベッドとして最適です。
収納したい荷物の量や大きさによってベッド下を調節できますから、自由にアレンジができます。

また他の収納ベッドの場合、空間が閉ざされて通気性が悪いため、時々開けっ放しにしてやる必要がありますが、このベッドならその必要はなく、そのままでも十分通気性に優れています。

ヘッドボードに二口コンセントと棚が付いた実用性のあるベッドで、しかもベッド中央に脚も施された頑丈な構造です。

またこのベッドは布団にも対応しており、マットレス・布団どちらで寝ても支障ありません。
組立も簡単で、スタッフの組み立て時間を計測したところ、40分弱で完成いたしました。

サイズはセミシングル・シングル・セミダブルとあり、それぞれフレームのみ・ポケットコイルマットレス付・ボンネルコイルマットレス付とあります。
カラーはライトブラウンとホワイトウォッシュよりお選びいただけます。

実用性があり、頑丈で布団も敷けるすのこベッド『エクル』はおすすめです。
カントリー調すのこベッド『エクル』

耐荷重180㎏の折りたたみ式すのこベッド

キャスター付き折りたたみ式ベッドは、開閉もラクで移動も簡単に行えますから非常に便利なのですが、キャスターがフローリングを傷つけるおそれがあるので、あまりおすすめできません。

寝ているときにキャスターに重みが全部かかるため、寝返りをうった時などにフローリングとの間に摩擦が起こり傷つけてしまうからです。
しかしこのタイプの折りたたみベッドならそんな心配はなく、同じように布団が干せますから非常に便利といえます。

素材は桐だから調湿性にすぐれ、カビやダニの発生も抑えてくれて、熱伝導率が低いため夏は涼しく、冬は底冷えを防いでくれます。
折りたたみのすのこベッドならこれがおすすめです。
耐荷重180㎏ 4つ折り桐すのこベッド

耐荷重250㎏のすのこソファーベッド

こちらのソファーベッドはフレームとマットレスが分離する構造で、しかもマットレスのカバーが洗濯できます。
通常のソファーベッドは一体型のものが多く、そのためマットレスの洗濯ができません。
それゆえ衛生上問題がありましたが、このソファーベッドはそれと正反対のタイプです。
マットレスは時々干すことができ、カバーも洗濯できますから常に清潔に保てます。

すのこを使っているから通気性もよく、しかもこのソファーベッドは耐荷重250㎏という超頑丈ベッドです。
フレームのみの販売もしていますが、マットレス付が断然おすすめです。
国産でエアレイド製法の固綿を使用していますからヘタレにくい構造になっています。

カラーはナチュラルとダークブラウンの2色展開で、一人暮らしにピッタリのソファーベッドです。
すのこ伸縮式ソファーベッド『エクリ』

耐荷重240㎏布団が干せるすのこベッド

毎日布団が干せてしかもベッドの高さが3段階の調節機能付きのすのこベッド
布団干しは極めて簡単で、床板を持ち上げて切り込みに引っ掛けるだけでOKです。

3段階の調節機能付きのベッドだから、荷物の大きさや量に合わせて自由に収納できる超実用的なベッドです。
また耐荷重240㎏と超頑丈ベッドだから安心してお使いいただけます。

素材はパイン材を使用した温かみのある風合いで、カラーはナチュラルブラウンとダークブラウンの2色展開
ヘッドボードに二口コンセントを装備し、スマホやタブレットの充電もOK
一人暮らしの方に最適なすのこベッドです。
布団が干せるすのこベッド『リフューネ』

並べて使えるすのこベッド『キリムク』耐荷重120㎏

並べると最大280cmの広さになるすのこベッド
セミシングル(幅80cm)・シングル(幅100cm)・ダブル(幅140cm)の組み合わせで幾通りものサイズが作れます。

素材は調湿機能が付いた桐を使用し、耐荷重120㎏、6本足の頑丈ベッドです。
布団にも対応し、ベッド下は31cmもの空間がありますから収納も自由自在です。

ベッドを自由にくっつけたり離したりできますから、家族の成長に合わせて使い分けることができます。
この『キリムク』はベッドフレームのみの販売です。
並べて使えるすのこベッド『キリムク』

耐久性抜群の檜すのこベッド『香凛』

耐久性・防腐性・防虫性に一番優れた素材『檜』を使ったすのこベッド
檜が素材の中で一番耐久性・保存性があるという証拠は、1000年以上経過してもその強度は伐採したときと同じレベルであるという事実があり、昔から神社仏閣に材料として用いられたことからも理解できます。

檜はヒノキ風呂からも推察できるように、香りにリラックス効果があり、ベッドに用いると同じように安眠効果が得られます。
また桐と同じように調湿効果もあるため、布団やマットレスの湿気を調節し快適な環境を作り出します。

『香凛』は檜の特質を十分活かしたベッドですが、機能面でも優れています。
ベッド下は4段階の調節が可能で、しかも並べて使っても段差ができない構造になっています。
またマットレスだけでなく布団も使えるベッドだから布団派のひとにはうれしいベッドです。

この檜すのこベッド『香凛』は、シングル・ダブル・セミダブルのサイズがあり、それぞれ『フレームのみ』『圧縮ポケットコイルマットレス付』『国産ポケットコイルマットレス付』『国産ボンネルコイルマットレス付』の4パターンで販売されています。

素材の中で一番の檜を使ったすのこベッドは、高齢者の方へのプレゼントには最適で、きっと喜んでいただけるはずです。
耐久性抜群!檜すのこベッド『香凛』

耐荷重600㎏の超頑丈すのこベッド『スフォルツァ』

これほどの強度保証は見たことない!
耐荷重600㎏のすのこベッドです。

天然木のパイン材が温かい風合いを醸し出し、丸みのあるフォルムにやさしさを感じさせるすのこベッド。
今使っている布団も使えて、ベッド下が3段階の調節機能付だから収納も臨機応変に対応可能です。

頑丈さから言えばこのすのこベッドが一番でしょう。
サイズはセミシングル・シングル・セミダブル・ダブルの4サイズ、カラーはダークブラウンとナチュラルの2色展開です。
耐荷重600㎏のすのこベッド『スフォルツァ』

スタイリッシュなすのこフロアベッド『ブリーズ』


最近はやりのフロアベッドは、お部屋をクールに演出します。
フロアベッドとは、足がなくベッドフレームを直に置いた形のベッドで、部屋を広く見せる特徴があります。

モノが高いと圧迫感があり、窮屈感を覚えます。
ベッドも同じことが言え、このベッドを低くすることで空間が広がり、部屋を開放的な感じにさせることができるのです。
フロアベッドはそんな雰囲気をつくるベッドです。

しかしそんなフロアベッドの唯一の弱点は、足がないため湿気の逃げ道がなく、そのためカビの心配がありました。
しかし床板をすのこにすることで湿気の逃げ道を作り、カビの心配を減らすことができたのです。

お部屋をスタイリッシュに演出したいなら、フロアベッドがおすすめです。

このフロアベッド『ブリーズ』は、セミシングル・シングル・セミダブル・ダブル・クイーンの5サイズで、それぞれ『フレームのみ』『ポケットコイルマットレス付』『ボンネルコイルマットレス付』があります。

またカラーは『ブラック』と『ウォルナットブラウン』の2色展開です。
すのこ仕様 フロアベッド『ブリーズ』

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