ダイニングでのラグの選び方

ダイニングにラグを敷くメリットは、たくさんあります。

1.椅子を引くときの音をなくす
2.椅子との摩擦による床のキズ防止
3.食べこぼしによる床の汚れ防止
4.足の冷え防止
6.落下物からの床のキズ防止
5.インテリアとして

など、ラグにはインテリア性のほかに、機能面においてこのようなメリットがあるのです。
しかしいざ選ぶとなると、どれがいいのか悩んでしまいますね。

ラグマットにはたくさんの種類があり、またサイズも様々で、ダイニングに敷く適当なラグを見つけるのはなかなか難しいと思います。

そこで、ダイニングに敷くラグマットを選ぶのに、どこに焦点を当てればいいのか解説しながら、お話を進めてまいりたいと思います。

ダイニングに敷くラグマットのサイズは?

一番のお悩みはサイズではないでしょうか。
ダイニングテーブル下に敷くのに、どの範囲まで敷けばいいか、わかりかねますね。

そこで、イラスト図をもってラグマットを敷く範囲をご説明します。

ダイニングに敷くラグは縦幅が重要

通常、ダイニングに敷くラグマットは横幅が広いのがいいと思いがちですが、実は縦幅が重要なのです。それは椅子の引き幅が関係しているからです。

以下のイラストをご覧ください。

これは、12畳のリビングダイニングのレイアウトをイラスト化したものですが、4人掛けのダイニングセットの下にラグマットが敷かれております。

ダイニングテーブルの平均的なサイズは、縦幅80cm、横幅120cmです。
そして椅子の奥行きは平均50cmほどです。

この下にラグマットを敷くわけですが、問題は敷く範囲です。
どの範囲まで敷けばいいかといいますと、椅子と床が擦れてキズを付けない範囲までということです。

人が椅子に座る、あるいは椅子から立つときに必要な引き幅は30cmだといわれています。
椅子の奥行きが50cm程度ですから、そこに椅子の引き幅30cmを加えれば80cmになります。

つまり、椅子が床に擦れてキズつけないためには、テーブルのヘリから約80cmのラグマットが必要で、テーブルの縦幅を80cmと考えると、ラグの縦幅は240cm必要というわけです。

そして次に横幅ですが、テーブルの横幅より少し大きめのものが適当だと思います。
ものをこぼしたり、あるいはテーブルから食器を落とすことを危惧される場合は、もう少し大きなものでもいいと思います。

なお、こちらで示したラグのサイズは、テーブルの大きさや椅子の奥行き幅によって変わってきますので、あくまで参考にしてください。

ダイニングに敷くラグマットに期待する機能は?

ダイニングにラグマットを敷くメリットはすでに述べましたが、この中で特に気を留めていただきたいのは、食べこぼしなどによる汚れの問題です。

床のキズ防止や落下物などによる防音に関しては、どのラグマットでも大差なく、それほど分厚いラグは必要ありません。

薄いラグマットであっても、椅子による床のキズを防止してくれますし、また落下物といっても食器など軽いものがほとんどですから、分厚いラグにこだわる必要はありません。

しかし、こと汚れに関してはできれば水洗いできるものが望ましいといえます。
キッチンに近いこともあり、衛生を欠いたものをそのままにしておくと、ゴキブリが発生することもあります。
それゆえ、ダイニングに敷くラグマットは水洗いできるものが望ましいといえます。

洗えるラグの弱点

ダイニングに敷くラグは、衛生上洗えるものが望ましいといえます。
ところが洗えるラグには弱点があります。
それは、洗うと重くなって干すのが大変なのと、乾くのに時間がかかるということです。

そこで洗えるラグを選ぶにあたって注意点を述べます。

毛足の短いラグを選ぶこと

毛足の短いラグなら洗ってもそれほど重くなく、干すのもそれほど大変ではありません。
しかし毛足の長いラグは水を含んで非常に重たくなり干すのに苦労します。
そして乾くのに非常に時間がかかるのです。

それに洗った後がまた大変です。
毛足が長いため、乾いても復元するのが大変です。
ブラシでといでやる必要があり、大変手間がかかるのです。

ダイニングに敷くラグだから、予備にもう1枚持つことなんてできません。
やはり同じものを素早くきれいにできるものがいいのです。
それゆえ、洗えるラグを選ぶときは毛足の短いラグを選ぶのが望ましいといえます。

速乾性のあるラグを選ぶこと

ラグに速乾性能の記載はほとんどありませんが、目安はウレタンフォームが入っているか入っていないかです。

ウレタンフォームが入ったラグはクッション性に富んではいますが、洗った場合乾きが遅いという欠点があります。

ウレタンに水が含むと抜けるのに時間がかかり、その上、陰干しを限定しているものが多くあるため、あまりおすすめできません。

やはりダイニングに敷くラグは、手間暇かけず常に清潔にできるものが望ましいといえます。それゆえ、ウレタンの入っていないラグを選ぶのが望ましいといえます。

ダイニングのインテリア性を高めるデザイン

ラグマットはお部屋の中で広いスペースを占めるため、インテリア性は抜群です。
カラー、デザインなどによってお部屋の雰囲気が一変します。
これはラグマットならではの業です。

しかしあまり奇抜なデザインやカラーで、お部屋の雰囲気をぶち壊してしまうこともあります。それゆえ、デザインやカラーは慎重に選択しなくてはいけません。

ダイニングに敷くラグマットを選ぶときは、フローリングのカラーやダイニングキッチンに置かれている家具などを基調にして、選ぶのが望ましいといえます。

ダイニングのラグは無地が無難

ダイニングの雰囲気を自分好みに変えようとして、デザイン柄のものにする方もいらっしゃいますが、ちょっと待ってください。
その柄、キッチンにおいてある家具とあっていますか?

あまりに違い過ぎるとダイニングの雰囲気がぶち壊しになって、落ち着かない雰囲気を作ってしまいます。
そうならないよう、ダイニングのラグは無地が無難で、カラーもフローリングに近いものがいいのです。

落ち着いて、楽しく食事をとるためにも、ダイニングに敷くラグは無地のものが望ましいといえます。

おすすめラグマット

ダイニングに敷くラグの選び方について解説いたしました。
要点は、サイズ、清潔性、デザインです。
ここにポイントを絞って選べばといいと思います。

以下にダイニングにおすすめのラグマットをご紹介します。
参考までにどうぞご覧ください。

なめらかタッチラグ『ピオニー』

・家庭の洗濯機で洗えるからいつも清潔に保てます。
・抗菌・防臭・滑り止め加工が施されています。
・軽量で持ち運びが簡単
・薄手のため折りたためて収納が楽です。
・表地はフランネルと呼ばれるしっとりとした非常に柔らかい繊維を使用
・裏地はフローリングを傷つけないよう不織布の貼付
・耐熱加工でホットカーペットのカバーとしても使用可能

季節を選ばずオールシーズンご使用になれます。
ブラウン・ベージュ・アイボリー・ブルー・グリーンの5色展開
子供部屋からリビング、ダイニング、寝室など、いろいろなシーンで活用できます。

洗えるコットンタオルラグマット

・肌ざわり抜群のコットン100%ラグ
・中綿は防ダニ、抗菌、防臭加工
・家庭用洗濯機で洗えます。
・ホットカーペットの上敷きとしても使えます。
・軽量だから女性でも楽々持ち運べます。
・裏地は滑り止め加工が施されています。
・毛足の短いラグだから普段のお掃除はコロコロか掃除機で十分

洗えるラグカーペットEase(イーズ)

・表地マイクロファイバー使用
・毛足の密度が高く(目付 240g/平方メートル)へたりにくい
・家庭用洗濯機で洗えます。
・床段・ホットカーペット対応で、上敷きとしても使えます。
・軽量だから女性でも楽々持ち運べます。
・裏地は滑り止め加工が施されています。
・毛足の短いラグだから普段のお掃除はコロコロか掃除機で十分
・夏はサラリと冬は暖かく、オールシーズン使えます。
・薄手(厚さ4~5mm)なのでつまずきにくく、収納もカサを取りません。
・毛足が短いのでホコリが絡みにくい。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする