ラグマット2畳の選び方と上手な使い方

ラグマットで2畳サイズといっても様々な大きさがあります。

江戸間2畳のラグは3.1㎡(176×176cm)で、その上の大きな2畳サイズは185×185cm、そして最も大きな2畳サイズのラグが京間の3.31㎡(190×190cm)です。

これらのラグが2畳用として販売されているわけですから、選ぶときは実寸を確認してから行うことが大切です。

さてラグは、部屋全体に敷き詰めるものではなく、部屋の要所要所に敷くことによって部屋のインテリア性を高める効果があり、この点が敷き詰めるカーペットと異なるところです。

そしてこの2畳のラグマットは、その効果を発揮するのに丁度良い大きさで、6畳間、8畳間、どちらの部屋に敷いてもきれいにすっきり納まるサイズなのです。



2畳ラグマットの使い方

先ほども申し上げましたように、2畳のラグマットにはサイズの違いがあります。
こちらでは江戸間2畳(176×176cm)と京間2畳(190×190cm)のラグを例にとって、それぞれ6畳間と8畳間に敷いた時のイメージをイラストを使って、ラグの使い方をご紹介させていただきます。

2畳ラグマットだけを敷いた時

6畳間8畳間にそれぞれテレビとベッドが設置されていて、その中に江戸間2畳と京間2畳のラグマットを敷いた時のレイアウトをイラスト化しました。
ちなみに6畳間、8畳間はどちらとも江戸間での大きさです。

いかがでしょうか。
どのラグマットがその部屋の大きさにきれいに納まっているかわかりますね。

部屋全体から見れば、6畳間においては190cmのラグは少し大きすぎる感じがし、一方176cmのラグはきれいに納まっているように思えます。
そして8畳間においては、176cmのラグは少し小さすぎるように思えますね。もう一回り大きな190cmならレイアウト的にきれいに納まっています。

しかしこれは、家具がテレビとベッドしかないからそう感じるのです。
家具がこれ以外に増えれば、部屋に合うラグの大きさもまた変わってくるのです。

ソファーが加わった時

それでは、上のレイアウトにさらにソファーを加えてラグの大きさを見てみましょう。

いかがでしょうか。
ソファーひとつが入っただけで、雰囲気が変わりましたね。

ソファー無しではラグマットが小さく感じたり、あるいは大きく感じたりしていたものが、ソファーが入ることで、両方の2畳サイズのラグが6畳間、8畳間ともきれいに納まりました。

各々味のある納まり方です。
どのレイアウトを選ぶかはお好み次第です。

さてこの例からわかるように、2畳サイズのラグを敷くときは家具とのバランスも考えなければなりません。
ラグの周りにあまりにごちゃごちゃ家具を置くとラグのインテリア性が失われ、逆に家具が少なすぎるとラグが小さく感じられ、インテリア性に物足りなさを感じます。

つまり、これら2サイズの中からひとつの2畳ラグを選ぶ場合、家具とのバランスも考えて大きさを選択しなければなりません。

2畳サイズのラグの上にこたつを設置した場合

今度は、ラグの真ん中にこたつを設置してみましょう。
こたつのサイズは、6畳間の方は75cm四方のもの、そして8畳間には75×105cmの長方形のものを設置しました。
どうでしょうか、レイアウト的にそれほど違和感は感じませんね。

ソファーがないため部屋の隅に空間ができてしまい、寂しく感じるかと思われましたがそうでもありません。部屋のバランスが取れているように感じます。
それは、ラグの真ん中に置かれたこたつテーブルがカバーしているからです。

ラグの使い方の一つにゾーニング効果というのがあります。
ラグを敷くことで、そこにあたかも見えない壁で仕切られた、ひとつの空間ができたかのように思える効果で、これこそまさにゾーニング効果といえるものでしょう。

例えラグの大きさが部屋の広さに比べて小さくても、真ん中にこたつやテーブルを置くことによって別空間を創出させ、ラグ本来のインテリア性を発揮しています。

ラグのおしゃれな使い方です。
ラグは本来、こういう使われ方をするのが一番なのです。

はじめに申し上げましたように、カーペットや絨毯とラグとは役割が違います。
部屋全体の雰囲気に大きな影響を与えるカーペットや絨毯とは違い、部屋のワンポイントにアクセントを効かせて、部屋のインテリア性を高めるのがラグの役割です。

ラグをおしゃれに使いたければ、こういったゾーニング効果をもたらすような使い方をするのが望ましいといえます。

機能面から見たラグの選び方

ここでラグの選び方について解説したいと思います。

一般にラグを敷く目的は、

・インテリア
・保温効果
・防音効果
・床保護

が主に挙げられます。

インテリアとして選ぶときは、家具の色や部屋の雰囲気に合わせた選び方をすればいいと思いますが、保温・防音効果など、機能面を期待しての選び方となると、それにプラス、ラグの毛足の長さや厚みを考慮しなければなりません。

たとえば保温効果を期待する場合、毛足の長いシャギータイプが相応しく、長い毛足の中に空気層を取り込むため保温効果が得られます。

また、防音(吸音)効果を期待するのであればウレタンを用いたラグが相応しく、衝撃吸収に優れた低反発ウレタンが床への振動を抑えてくれます。

このように、ラグを選ぶにしてもラグを敷く目的を明確にし、それぞれに合った選び方をすることで間違いのないラグを選ぶことができます。

おすすめ2畳サイズラグ

おすすめの2畳サイズのラグをご紹介します。
ラグは敷物ゆえ、どうしても汚れやすいものです。
したがって、選ぶ基準としてはお手入れのしやすいもの。
そして家で洗濯が可能なものがおすすめです。

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ラグのおしゃれな使い方

ゾーニング効果をもたらすおしゃれな使い方は、ラグの形に囚われないことです。
ラグにはカーペットと違って円形のものや楕円形のものがあります。

これらのラグを使えば、ゾーニング効果をもたらすおしゃれな使い方ができるのです。

円形ラグを使ってお部屋をおしゃれに

8畳間に円形のラグをソファー前に敷いたイラストです。
これらの円形ラグの広さは2畳にも満たない大きさですが、8畳間でもそれほど違和感なく納まっています。

テーブルを真ん中に設置しなくてもゾーニング効果をもたらし、見事に別空間を創出しています。

コーヒーとお好きな本を持ち込めば、そこはあなただけの憩いの場に早変わり。
あなただけの時間を、自由に楽しめる空間になります。

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楕円形ラグもおしゃれ

円形だけでなく、楕円形でもおしゃれにお部屋を演出できます。
四角いラグにはない、アジのある演出ができるのが、この円形・楕円形のラグです。

ラグの上で読書をするのもよし、寝そべるのもよし、軽いストレッチをするのもよしです。

あなただけの空間をおしゃれに創出するには、こういった円形・楕円形のラグが最適だといえます。

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