ダイヤピアス0.7カラットの選び方

0.7カラットのダイヤピアスといえば、1カラットに引けを取らない大きさです。

それもそのはずで、0.5ctのダイヤは直径約5.15㎜、0.35ctのダイヤの直径は4.5㎜だから、大きさの違いはわずか0.65㎜。

以下の画像を見ればおわかり頂けるように、大きさ的にほとんど変わらないといえます。


0.7ct

1.0ct

0.7ctのダイヤピアスを着けていても、一見すると1カラットと錯覚してしまうほど。

それゆえ、わざわざ高いお金を出して1カラットのダイヤピアスを買わなくても、0.7カラットのダイヤピアスなら安く手に入りますから、最近ではわざとカラット数を落として0.7カラットのダイヤピアスを買われる方が多くいます。

1カラットのダイヤピアスというのはひとつの自己満足ですから、見映えさえ良ければカラット数にこだわる必要はないのかもしれません。

そんなわけで、このページではネットで販売されている0.7カラットのダイヤピアスを価格帯別にご紹介させて頂き、その中で買って満足できるダイヤピアスをお選びさせて頂きます。

4万円~7万円台 0.7ctダイヤピアス

楽天で販売されている安い0.7ctのダイヤピアスをご紹介します。
pt900とはプラチナ900のことで、H・IというのはカラーH、クラリティIという意味です。

下のダブルロック・シリコンとはキャッチ方式のことで、ダブルロックの方が落としにくいキャッチ方式といえます。

そしてすべて鑑別書が添付された信用できる商品です。

pt900 0.7ct H・I
ダブルロック・鑑別付

42,336円(税込)

pt900 0.7ct H・I
ダブルロック・鑑別付

42,336円(税込)

pt900 0.7ct H・I1
ダブルロック・鑑別付

53,633円(税込)

pt900 0.7ct H・I1
ダブルロック・鑑別付

71,460円(税込)

しかし残念ながら上記のダイヤピアスには、輝きは期待できません。

それゆえダイヤに輝きを求める人には不満足なピアスといえます。

やはりダイヤを買い求める限り、輝きを期待するのは当然です。

同じお金を出すならそういうものに出したいものですね。

では輝くダイヤを見つけるためにはどこを見ればいいのでしょうか。

ダイヤが輝くためには

実はダイヤが輝くためには、ある条件が整わなければなりません。
それは、ダイヤスペックである4Cを見ればわかるのです。

4Cのうちのクラリティとカットに注目します。
クラリティSI2以上、カットGood以上あれば、そのダイヤは間違いなく輝きます。

しかしそれ未満のダイヤは輝きが劣ることになります。

上記の4万~7万円台のダイヤピアスはクラリティIクラス、カットの表記はありません。

カットの表記がないということは、表記できるほどのダイヤではないということです。
これでは輝きは全く期待できないといえます。

ではなぜダイヤが輝くためにはクラリティSI2以上、カットGood以上必要なのか、その理由をご説明します。

クラリティについて

クラリティとはダイヤの透明度を表し、透明度の高いダイヤほど光の透過がスムーズに行われます。クラリティの評価はFL(フローレス)を筆頭に11段階にランク付けされます。

クラリティの評価は、ダイヤ内にあるインクルージョン(内包物)の量や存在する位置によって微妙に評価されますが、クラリティSIクラスの場合、インクルージョンは肉眼で発見が困難な時につけられる評価で、微細のインクルージョンが存在するときのみです。

しかしIクラスになると、インクルージョンが肉眼でも容易に発見できるときにつけられる評価で、ここまでインクルージョンがあると光の透過が邪魔されダイヤの輝きが劣ることになるのです。

言葉だけの説明ではわかりにくいと思いますので、実際の写真で見てみましょう。

いかがでしょうか。
透明度の違いがはっきりとわかるでしょう。

インクルージョンが多いとダイヤ内で反射された光はそれに遮られ、輝きが劣ることになります。

しかしクラリティがSI以上なら、インクルージョンが微細なため光の透過にあまり影響を与えず、ダイヤは輝くというわけです。

カットについて

ダイヤの輝きは光の反射によって起こるものですが、その反射が効率よく行われるかどうかによって輝きは変わってきます。

それを左右するのがカット(研磨・プロポーション)で、カットの出来如何によってダイヤの輝きは断然変わってきます。

光がExcellentカットされたダイヤ内に入射すると、光はダイヤ内で全反射され再びダイヤより放たれます。

しかしダイヤのカットが深すぎたり浅すぎた場合、光は全反射せずダイヤ底部より漏れてしまい、輝きが劣ることになるのです。

これが、カットによるダイヤの輝きの違いです。

ダイヤが輝くためには少なくともGood以上必要で、それ未満だと光は漏れ輝きが劣ることになります。

ダイヤの輝きにおけるカットの役割をおわかり頂けたと思います。

ダイヤの輝く仕組みについてのお話が長くなりましたが、楽天で見つけた輝く0.7ctのダイヤピアスを続けてご紹介します。

以下の商品はすべてダイヤが輝く条件である「クラリティSI2以上」「カットGood以上」を満たしており、どれを買われても満足のいくものばかりです。

8~9万円台 0.7ctダイヤピアス

下の82,500円のピアスは、楽天市場では最安値の商品です。

キャッチ方式もダブルロックで落としにくい方式を採用しており、地金はプラチナ900でダイヤの輝きをより一層引き立ててくれます。

まとめ

0.7カラットダイヤピアスを価格帯別にご紹介させて頂きました。

ご参考になられましたでしょうか。

皆さんのダイヤピアス選びに貢献できたなら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。

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