彼女や奥様へのプレゼントとして必ず候補に挙がるのがダイヤネックレス。
なかでも、飽きのこないシンプルなデザインの一粒ダイヤネックレスが人気で、20代から60代まで、幅広い年齢層に合うのもこのネックレスのいいところです。
この一粒ダイヤネックレスに使用する地金素材には大きく分けてプラチナと18金とがありますが、実は18金を使うことで大変なメリットがあるのです。
このページでは、プラチナにはない18金のメリットを詳しく解説させて頂きます。
保護色の役目をする18金のカラー
ダイヤは天然絵鉱物ゆえ、ひとつひとつのダイヤの色に、若干の違いがあります。
これは異物などの混入があるため、ダイヤの色に違いが生ずるのです。
無色のダイヤをDと評価しますが、黄色味を帯びるにしたがいE、F、Gとランクが落ちます。
そしてほとんどのダイヤには色が付いており、無色のダイヤはむしろ少ないといえます。
希少性が高い無色のダイヤには、当然高い値段が付けられています。
ダイヤネックレスの地金に18金を使用したときのメリットは、ダイヤの黄色みを目立たなくしてくれることです。
ダイヤに多少の色がついていたとしても18金のカラーが保護色の役目を果たしてくれ、ダイヤの黄色みを目立たなくしてくれるのです。
安く買える
黄色味がかったダイヤの値段は安いです。
しかし黄色味がかったダイヤでも18金の地金を使ったなら、それなりのダイヤネックレスになりますから、価格的に安く手に入ることができるということです。
つまりダイヤネックレスを安く購入することができるのです。
18金イエローゴールドならダイヤの輝きを手助け
一口に18金といっても3つの種類があります。
ひとつはイエローゴールド、二つめはピンクゴールド、三つめはホワイトゴールド。
三つめのホワイトゴールドは黄色味を帯びたダイヤの保護色にはなりませんから論外ですが、イエローゴールドとピンクゴールドを比べた場合、どちらの18金がより輝くかご存知ですか?
ここに興味深いデータがあります。
貴金属の反射率のグラフです。
一番反射率の高い素材は銀で、これは銀が鏡の反射板に使用されていることからも頷けます。
次いで金が反射率が高く、銅とプラチナは可視光黄色(波長570~590nm)を分岐点として上下が入れ替わります。
ここでイエローゴールドとピンクゴールドの金属割合を見てください。
イエローゴールド:金75%、銀10%、銅15%(銀と銅の配合比率は変わる)
ピンクゴールド:金75%、銀4%、銅19%、パラジウム2%
ここで何か気付きませんか?
そうです。
イエローゴールドは反射率の高い金属ばかり含有しているのです。
ピンクゴールドも含まれていますが、含有率が違います。
そして特筆すべきはプラチナより反射率が高いことです。
つまり地金をイエローゴールドにしたダイヤネックレスは、プラチナやピンクゴールドより光をよく反射するということになります。
さらにいえば、輝きの鈍いダイヤがセッティングされていたとしても、イエローゴールドの輝きがそれをカバーする働きも期待できるということです。
おすすめライトダイヤネックレス
ライトブラウンのダイヤネックレスです。
ダイヤの薄いブラウン色を、18金の地金がカバーして無色に感じるカラーに。
そしてブラウン色ゆえ格安の値段が付いています。
まとめ
18金、とりわけイエローゴールドを地金にしたダイヤネックレスのメリットをお話ししました。
参考になりましたでしょうか。
18金なら黄色いダイヤであってもそれを目立たなくし、黄色いダイヤだから値段も安く、さらにイエローゴールドなら、輝かないダイヤであっても、その輝きのカバーに期待がもてる。
このページが少しでもお役に立てたら幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。