空手基本稽古 正拳突き

私がほぼ毎日やっている空手の基本稽古があります。

これから空手を始めようとする方の参考になればと思いますので、それを順次解説していきたいと思います。

まずは正拳突きから。

正拳突き

空手の最も基本的な技が正拳突きです。

まず三戦(サンチン)立ちに構えます。

三戦立ちとは、肩幅に足を広げ、足はハの字にして右足は左足より少し前に置き、やや内股に絞り込むように腰を落として立ちます。

右足と左足の位置関係は、右足の踵と左足のつま先が直線状にあります。

両腕は、肘でみぞおちをカバーするようにし、両拳は肩より少し下に位置させ、肩より外に広げます。

この三戦立ちの構えから、両拳を前に出して右手を引きます。

右手は右わき腹に位置させ、拳は手のひら側を上に向かせます。

カメラをローアングルで撮影していますので、拳が上の方にあるように見えますが、拳の高さはみぞおちの高さに位置しています。

正拳中段突きです。

この構えから右の中段突きをします。

右の拳を一気に前に付くと同時に、前にある左拳を引いて左わき腹まで戻します。

この時下半身の脚の部分は一切動かさず、上体と腰のひねりだけで突きます。

これを号令をかけて20本行うのです。

慣れないうちはゆっくりスローで行い、慣れてきたらスピードアップを図ります。

肩の力を抜き、構えの時の拳は力を入れず、突いて伸びた瞬間だけギュッと握りるようにするとスピードアップが図れます。

これが空手の基本中の基本、正拳中段突きです。

基本稽古には体幹を鍛えると同時に、柔軟性を高める効果があります。

それゆえ基本稽古を疎かにせず、丁寧に積み重ねていくことが上達への早道といえます。

正拳中段突きが終わったら、今度は顎打ちをに参りましょう。

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