今回は足を高く上げるための前蹴上げの練習法をお伝えします。
言うまでもなく、足を高く上げるためには体の柔軟性が必要で、そのためには前屈ストレッチや股割り、特に縦割りの柔軟性が必要となってきます。
これらのストレッチを十分行った上、前蹴上げの練習をするのがケガの少ない練習法です。
ですが写真のように体が柔らかくなるには相当の時間を要します。
ちなみに私の場合は、10年かかってようやくここまでなりました。
ですので、ゆっくり時間をかけて体の柔軟性を高めながら前蹴上げの練習をするのがいいといえます。
では早速練習法をお伝えします。
バーを使っての練習
何にも掴まずに前蹴上げの練習をするのは危険です。
足を高く上げようとするあまり、足を滑らせて転倒することだってあります。
それゆえバーをつかんでの練習が効果的です。
まずバーを左手でつかんで前屈立ちに構えます。
そこから右手を振り下ろす反動を利用して右足を伸ばしたまま上にあげます。
勢いよく上にあげたら、そのまま足を同じ軌道を通って元に戻します。
そしてまた元の前屈立ちに戻ります。
これを繰り返して練習します。
但し最初から無理して高く上げようとせず、できる範囲から始めてください。
体の硬い方はまず腰の位置まで上げるようにし、次に肩まで、そして目線までといった具合に、順に目標とする高さを上げていくことによって次第に体は柔らかくなり、高い位置まで上がるようになります。
根気よく続けてください。
今回は前蹴上げの練習方法のご紹介でした。
参考にして頂ければ幸いです。
有難うございました。