オパールのピンキーリングを選ぶならクレサンベールを

小指に付けるリングのことをピンキーリングといいます。

このピンキーリングにもいろいろなデザインがあり、ストーンがついたものやリングにきれいな細工が施されたものもあります。

いずれを選ぶかはご本人の好みによりますが、10月の誕生石であるオパールのピンキーリングを選ぶ場合、京セラのクレサンベールのものを選ぶことをお勧めします。

クレサンベールとは京セラが独自で製造した再結晶宝石のことで、天然宝石と化学的・物理的・光学的にほぼ同じです。

しかもそれを科学的データをもって証明している点が、他の人口宝石とは違うところです。

オパールというのは遊色効果が命です。

石の内部にオーロラのような色とりどりのカラーが現れ、それが見る角度によって様々に変化する。

これが遊色効果ですが、この効果がはっきり表れるオパールを天然で見つけるのは大変難しく、また見つけたとしても高価な値段がついているのが現状です。

ピンキーリングは小指に付けるリングゆえ、ある意味一番目立ちにくいリングだといえます。

この目立ちにくい小指リングに、遊色効果のショボいオパールがついていたらどう思いますか?

冴えないおしゃれに映ってしまいます。

粋なおしゃれのピンキーリングには、やはりオーロラのようにレインボーカラーが3次元的に表れては消える美しさが必要です。

そのためにはたとえ人工ではあっても、天然宝石と同成分のクレサンベールのオパールがいいというわけです。

天然と同成分のクレサンベールオパール

京セラはクレサンベールについてこう述べています。

クレサンベールと天然の宝石は、化学的・物理的・光学的性質にほとんど違いがないと。

これを裏付ける証拠として、京セラは科学的データを公表しています。

化学的性質は同じ

天然オパールの化学的組成は、SiO2・nH2Oです。

一方クレサンベールのオパールの化学的組成もSiO2・nH2Oです。

これは全く同成分ということになります。

これを証拠づけるものとしてX線回折、分光分析を行っており、天然石と同一という結果が出ております。

物理的性質も同じ

天然オパールの結晶系は非晶質で、結晶形態をもちませんが、クレサンベールのオパールも全く同じです。

そして硬度(モース)は天然5.5~6.5に対しクレサンベールは5.0~6.5、比重は天然1.90~2.20に対してクレサンベールは1.90~2.23でほぼ同じという結果が出ています。

このように物理的性質もほぼ同じといえます。

光学的性質も同じ

さらに光学的性質について見てみますと、

透明度は天然、クレサンベールとも透明~半透明という結果が出ており、同じという結果。

天然オパールの屈折率に関しては1.440~1.465に対し、クレサンベールの屈折率は1.440~1.465という結果が出ています。

つまり屈折率も同じ。

そして特殊効果は天然、クレサンベールとも遊色効果がでており、これも同じという結果です。

以上のデータは、すべて京セラクレサンベールの公式ホームページより抜粋したものです。

詳しくは、京セラクレサンベールの公式ホームページをご覧ください。

このように京セラは、クレサンベールの再結晶宝石は天然宝石と化学的・物理的・光学的にほぼ同じということを科学的データをもって証明しています。

ではクレサンベールオパールを選ぶメリットとは何でしょう。

クレサンベールのメリット

クレサンベールは天然宝石と同じ輝きをもつ

クレサンベールは、屈折率も天然宝石とほぼ同じという結果が出ました。

屈折率が同じということは輝きも天然と同じということになるのです。

その理由を説明します。

媒体には必ず屈折率が存在し、屈折率が高いものほど光は鋭角に曲がります。

屈折率は以下の数式で産出されます。

屈折率は臨界角に関係し、臨界角とは光が逃げない角度のことを言います。

臨界角のことをわかりやすく水と空気とで説明すると、光源を水の中に置き、そこから光を放射したとします。

放たれた光は水中から空気へと進みますが、媒質が異なるため、空気中に出ると光は屈折します。(①の場合)

水面に対して光源はほぼ真下にあるので光はこういう方向に進みますが、これがもし光源から離れたところの水面ではどうでしょう。

②のように、光は水中から出られず、そのまま水中に反射されることになるのです。
この角度を臨界角といいます。

この臨界角は宝石の場合輝きに影響し、臨界角が狭いほど光を逃さず効率的に光を反射させることができます。

ダイヤが輝くのは臨界角が極端に小さいからで、そのおかげで入射した光を逃さずダイヤ内で反射させるため、あのような素晴らしい輝きを放つことができるのです。

話を元に戻しますと、クレサンベールの宝石は天然ものと同一の成分を有しているため、屈折率は同じです。

屈折率は同じだから臨界角も同じということになり、輝きも天然のものと同じということなのです。

遊色効果の際立ち

天然オパールではどうしても石によって遊色効果に差があります。

遊色効果が二次元的であったり、色の鮮明さが劣っていたりなど、石によってまちまちです。

しかしクレサンベールオパールなら遊色効果に差はなく、そればかりか天然オパール以上の遊色効果が発揮されます。

それは高い技術力と緻密な製造工程に起因します。

それゆえ一級品の天然オパールに匹敵するほどのオパールに仕上がっているのです。

インクルージョン(内包物)がほとんどない

天然宝石には必ずインクルージョン(内包物)が存在します。

オパールも然りです。

これは天然物ゆえ仕方がないことです。

しかしクレサンベールオパールは違います。

クレサンベールオパールは、天然オパールにはほぼ入っている不純物を全く持ちません。

そのため透明度が非常に高く、遊色効果の「美しさ」を際立てる役割を果たします。

価格が手ごろ

天然オパール、特に遊色効果が顕著なオパールは価格が高く、なかなか手が届きにくい商品です。

またブラックオパールに至っては希少性が高いゆえ、高い価格が設定されています。

しかしクレサンベールのオパールなら、価格も手ごろでお求めやすい商品といえます。

以下に、お手頃な値段のオパールピンキーリングをご紹介します。

まとめ

以上のことから、オパールのピンキーリングを選ぶなら、遊色効果、値段どれをとってもクレサンベールが一番ふさわしいといえるんじゃないでしょうか。

このページが皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、真に有難うございました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする