日本では円安も手伝って金の価格は高騰を続けています。
俗に有事の金といわれるごとく金は有事に強く、世情が不安定になると金価格は上昇します。
コロナウイルスの蔓延に始まり、今年初めのロシアのウクライナ侵攻から経済不安がさらに高まり、それに伴って金の価格はうなぎ上り。
そしてアメリカのインフレ抑制のための高金利政策でドル買いが進み、円安だけにとどまらず他国の自国通貨も軒並み下降し、今ではドル独歩高状態。
アメリカは自国のインフレ抑制のため金利を下げるつもりは毛頭なく、日本は景気低迷のため金利は上げられず、政府が円安対策に行った為替介入もむなしく一過性のものに終わり、このままではさらに円安が進むことが予想される。
このような世界情勢下では、しばらくは金価格は上昇するであろうと誰もが推測するはず。
そのためか、最近では金製品を購入する人が増えていると聞きます。
その最たるものがインゴット、俗にいう金の塊です。
これを購入する人が増えていると聞きます。
そして次に24金喜平ネックレス。
最後に18金喜平ネックレスです。
金の購入にアクセサリーが含まれているのは、喜平ネックレスの換金性の高さによるものでしょう。
ともかくこの3品の金製品が売れているようです。
しかし調べてみますと、この3品の金単価が全部違うのです。
つまりグラム当たりの金の価格が、インゴット、24金喜平、18金喜平と全部違うのです。
ではどのくらい違うか見てみましょう。
まずはインゴットから
インゴットの金単価は?
以下に、楽天よりチョイスしたインゴット30gの商品と価格を安いもの順に掲載しました。
まずはご覧ください。
安いものから上位3位を掲載しました。
金のグラム単価は約1万円ということがわかります。
では24金喜平ネックレスはどうでしょう。
24金喜平ネックレスの金単価は?
こちらも同じように24k喜平ネックレスの30gを安い順に楽天よりチョイスしました。
いかがでしょう。
インゴットより少し高いですね。
グラム単価は1万2千円~1万4千円強になっています。
やはり加工賃が費用として加算されているのでしょう。
次に18金喜平ネックレスを見てみましょう。
18k喜平ネックレスの金単価は?
同様に楽天より安いものからチョイスしました。
ただし、k18喜平ネックレスの場合中古市場もありますので、そこも含めて安いものを選びました。
これらの商品は18金ですので、純金の24金との価格を比較するのは公平ではありません。
18金の金の含有率は75%ですから、これらの価格を0.75で割った値が金の価格に相当し、さらにそれをグラム数30で割った値が金単価になります。
それを計算しますと、
225,600円÷0.75=300,800円
300,800円÷30g≒10,026円となります。
2番目の商品では、
231,600円円÷0.75=308,800円
308,800円÷30g≒10293円となります。
3番目では、
232,300円÷0.75≒309,733円
309,733円÷30≒10324円となります。
これらを見ますと、グラム単価は大体1万円ということがわかります。
まとめ
これら3品の商品の金単価を総じてみると、インゴットが一番安いことがわかります。
そしてわずかの差で2位が18k喜平ネックレス。
24金の喜平ネックレスの金単価が一番高いことがわかりました。
いかがでしょう。
同じ金製品でもモノによって金単価が違うことがおわかり頂けたでしょう。
このページが皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、真に有難うございました。