ダイヤリングが特別なお出かけ用に用いられていたのは昔の話。
今では普段身につけるリングとしてダイヤリングが用いられています。
ですが、オフィスなどの仕事場にしていくとなると話は別。
デザインやダイヤの大きさにも気を配らなければならず、周囲の目を気にしての選択方法になってきます。
このページでは、ダイヤリングをオフィスにしていく場合、どのような点に注意して選ばなければならないか考えてみたいと思います。
オフィスでできるダイヤリングの条件
まずは、オフィスでしても違和感のないダイヤリングとはどういうものであるか考えてみたいと思います。
ダイヤのカラット数は小さめ
まず第一に考えなければならないのは、ダイヤの大きさです。
あまり大きなダイヤであっては仰々しく、嫌味に映ります。
仕事をしに来ているのか見せびらかしに来ているのかわからないですからね。
やはりそこは仕事が主体の場ですから、控えめに0.1~0.2ctあたりが適当ではないでしょうか。
このくらいの大きさなら嫌味にも感じませんし、リングが目立つこともないでしょう。
デザインはシンプルに
ダイヤが小さいのは第一条件ですが、その次の条件として挙げられるのはデザインです。
あまり華美なデザインでは、いくらダイヤが小さくても目立ってしまい、周囲から嫌な目で見られることもあるかもしれません。
それゆえ、デザインはできるだけシンプルな方がいいと思います。
使い勝手のいいもの
リングは手にはめるものですから、手作業の際に邪魔になっては仕事に支障をきたします。
それゆえ使い勝手のいいものを選ぶ必要があります。
石付きのリングは石が頭一つリングより突き出ていますから、作業の際それが何かに引っ掛かったりぶつけたりすることもあるやもしれません。
そうならないために、ダイヤとリングが面一(ツライチ)の位置関係にあるものがいいといえます。
リングがツルっとした感じで、またダイヤも突き出ていないリング。
ちょうどマリッジリングをはめているような感覚のもの。
そういったリングがオフィスにはいいと思います。
一粒ダイヤか、複数のダイヤか
ダイヤリングといえばデザインも限られてきます。
特にオフィスでするとなるとシンプルなデザインは限定されます。
具体的にあげれば、一粒ダイヤリングかエタニティリングになります。
エタニティリングはダイヤが数粒リング上に並べられたデザインですが、見た目の派手さは否めません。
いくらダイヤのカラット数が0.1~0.2ctであってもそれを抑えることは難しいでしょう。
よってどちらかといえば一粒ダイヤリングの方が無難といえます。
ダイヤが小さく、華奢なリングならオフィスにしても違和感がないリングと言えるでしょう。
オフィスでする一粒ダイヤリング選び
以上の条件を当てはめて、オフィスでする一粒ダイヤリングを選んでみましょう。
条件はダイヤが0.1~0.2ctで一粒、そしてリングとダイヤが面一の関係にあるもの。
これが条件です。
ではどんなタイプのものがあるか見てみましょう。
爪留めタイプは引っ掛かる
一粒ダイヤリングの一番オーソドックスなタイプは爪留めです。
しかしこの爪留めはほとんどの場合ダイヤが頭一つリングより突き出ている状態にあり、また爪が衣服などの繊維に引っ掛かることがあります。
よって使い勝手が悪く、オフィスには向かないといえます。
ツルンとしたタイプのフクリン留め
ダイヤの周りを地金が覆ったフクリン留めの一粒ダイヤリング。
ダイヤの部分が少しリングより突き出ているものの、形状がツルンとしたものになっているため引っ掛かりが少なく、また爪がないため何かに引っ掛けるということもありません。
そしてダイヤの周囲を地金で覆っているためダイヤの華美さを抑えた点を考慮すると、オフィス用に向いていると思います。
ただ、おとなしいという点は否めません。
フクリン留めのダイヤはどちらかというとあまり輝きません。
なぜならば、周囲が地金で覆われているため光が入っていきにくく、それゆえ反射する光も弱く輝きが劣る傾向があるのです。
ただ、オフィスには適したダイヤリングであることは間違いありません。
引っ掛かりがない埋め込み留めダイヤリング
引っ掛かりがないダイヤリングといえば埋め込み留めのダイヤリングでしょう。
リングのアームにダイヤが埋め込まれたダイヤリングで、全体的にツルンとした形状になっています。
ただ、埋め込まれたといってもフクリン留めほどダイヤは隠されておらず、リングを真上から見るとダイヤの輪郭をしっかり確認することができます。
また製品によってはダイヤのサイドの部分がオープンになっているものもあり、サイドからの輝きも期待できるものです。
いずれにしてもオフィスに適したダイヤリングと言えるでしょう。
輝きが期待できる伏せ込み留めダイヤリング
伏せ込み留めとは、埋め込み留めとよく似た留め方ですが、ダイヤの露出度から言ったら伏せ込み留めが優位にあります。
ダイヤをリングのアーム部分に伏せ込むように留めてあり、真上から見てのダイヤの輪郭はおろかサイドに至ってもその容姿を見ることができる留め方です。
そしてもちろんダイヤとリングは面一の関係にあり、引っ掛かりがなく使い勝手がいいダイヤリングと言えます。
ダイヤの露出度が真上、サイド両方開けた状態にあるため光を取り込みやすく、したがって反射も大きく輝きが大きいダイヤリングと言えます。
オフィスに適したダイヤリングでは、一番ダイヤの輝きが期待できるダイヤリングと言えるのではないでしょうか。
まとめ
オフィスでできるダイヤリング選びをまとめてみました。
参考になりましたでしょうか。
なお、このページでの記載は私の個人的な意見でありますので、参考程度にとどめて頂ければ幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。