旦那さまが奥様のためにダイヤリングをプレゼントする。
誰かのためにある人がダイヤリングを買うなんてことはよくあること。
一概には言えませんが、本来ダイヤリングなんてものは人から贈られるもので、自分で買うなんてことはめったにありません。
買うとしたらダイヤの付いたファッションリング程度で、見るからに「ダイヤのリング」といったデザインのものを自分で買うことはあまりないでしょう。
しかしいざダイヤリングを自分で買うとなったら、どうでしょう。
あなたはどんなダイヤリングを選びますか？
ご自分の趣味嗜好のままにダイヤリングを選びますか？
しかしそれでは買った後で必ず後悔してしまいます。
ダイヤリングを選ぶには、好き嫌いで決める以外に、それを身に着けたときの状況も考慮して選ばなければならないのです。
そのダイヤリングいつ着ける？
選ぶ前に考えなければならないことは、そのダイヤリングをいつするのかということです。
普段身に着けるのか、仕事場で身に着けるのか、カジュアルなのかフォーマルなのか。
これらシーンの違いによってダイヤリングのデザイン、ダイヤの粒の大きさも微妙に違ってきます。
シーンによってはダイヤリングが嫌味に映ったり派手すぎたり、逆におとなしすぎたり寂しすぎたりします。
それゆえまずは、ダイヤリングを身に着けるシーンを想定してから選ばなければならないのです。
普段使い用に選ぶ場合
まず普段使い用にダイヤリングを選ぶとしたらどういったものが相応しいでしょう。
普段使いですから使い勝手のいいもの。
ダイヤリングというのはダイヤを留めてる部分が隆起しているものが多く、そのため物に当たったりダイヤを留めてある爪が引っかかったりすることがよくあります。
こういったデザインのものは普段使いには向かず、できるだけフラットなデザインのものが普段使いには向くといえます。
そしてまたダイヤの大きさも重要です。
1カラットもあるダイヤリングが普段使いに向くかといわれればどうでしょう。
向きませんね。
こんな大きなダイヤリングを普段していたら嫌味に映るし、見せびらかしていると思われても仕方ありません。
やはりそこは嫌味に映らない相応のダイヤがいいのです。
では具体的にどのようなデザインのダイヤリングがいいでしょうか。
伏せ込みタイプの一粒ダイヤリング
以下のお品は、伏せ込み式でダイヤを留めたリングです。
ダイヤを留めるのに爪は一切使用しておらず、それゆえ爪への引っ掛かりがなく、また指輪全体がフラットな感じでまとまっているためダイヤ部分の出っ張りがない。
それゆえダイヤ部分が物に当たることはめったにない。
そしてダイヤは0.1ctと小さいため、普段身に着けていても嫌味に映ることはない。
こんなタイプの一粒ダイヤリングなら普段使いに向くといえます。
埋め込みタイプの一粒ダイヤリング
埋め込みタイプの一粒ダイヤリングです。
ダイヤをリング内に埋め込む技法で留めたダイヤリング。
爪を使用していないので引っ掛かりがなく、ダイヤが埋め込まれているのでダイヤの出っ張りもない。
全体がつるんとした造りになっているから使い勝手がよく、普段使いには最適なリングといえます。
伏せ込みタイプとの違いは、ダイヤの露出が上だけということ。
伏せ込みの場合はダイヤのサイド（側面）も露出しているのに対し、埋め込みはダイヤの上しか露出していない。
それゆえダイヤの美しさを確認できるのは上からしかできないということになります。
しかし機能的には両者は同じで、普段使いには最適だということは間違いありません。
カジュアル用に
カジュアル用にダイヤリングを選ぶときは自分の好みでいいと思います。
もちろん普段使い用のように、使い勝手がいいという機能面が優れていればそれに越したことがありませんが、それ以上に重要視するのが見た目です。
自分の容姿に合っているか、派手でないか、嫌らしく映ってないかなどをよく考えて、一番いいものを選ぶのがいいと思います。
例えばこれ。
0.1ctのダイヤしかありませんが、それでもダイヤの存在はしっかりアピールし、しかも出しゃばらず清楚でおとなしい感じのするダイヤリングで、カジュアル向きだと思います。
さらにこれ。
先ほどのものより少しカラット数がアップしたダイヤリング。
総計で0.26ctあり、ダイヤのアピール度が断然増しています。
デザインもおしゃれで嫌味な感じは全くなく、むしろうらやましがられるほどの魅力を持っています。
もっとダイヤをアピールしたいならこれ。
一粒ダイヤに脇石が並び、総計0.36ctのダイヤリング。
一粒ダイヤが目立ち、周囲が目を留めてしまうほどの圧巻さ。
リングアームの太さも手伝い、存在感は抜群のダイヤリング。
こういったものもカジュアルには向きます。
さらにもう一品。
一粒ダイヤだけを留めたシンプルなダイヤリング。
0.3ctもあることからその存在感は抜群。
4本の爪でダイヤの前後から留めてあるため、ダイヤサイドは開放された状態ゆえ、横からもダイヤの美しさを享受できます。
最後にもう一品。
埋め込みタイプのダイヤリングで、ダイヤは0.3ct。
大粒ゆえ、埋め込まれていてもその存在感は抜群。
洗練されたシャープなデザインは、周囲の目を必ず引きつけるほどの魅力を持つ。
こういったダイヤリングもカジュアルにはいいんじゃないでしょうか。
フォーマル用に
フォーマルだから少々派手でも問題ない。
3石のダイヤが並んでセッティングされた少し見栄えのあるダイヤリング。
総計0.35ct以上のダイヤが装填されたリングで、ダイヤのアピール度は抜群。
フォーマルだからある程度のボリュームがないと寂しい感じがします。
それゆえこれくらいがちょうどいいボリュームといえるでしょう。
派手過ぎず、控えめすぎず、ちょうどいいデザインのダイヤリング。
フォーマルにはこの程度がいいんじゃないでしょうか。
さらにもうひとつ。
カジュアルで紹介した0.3ctの埋め込みタイプの一粒ダイヤリングですが、どっこいダイヤの質が違います。
ダイヤのカットがハート＆キューピッドで、これはカットグレードでいえばVeryGood以上を意味します。
それゆえ先に紹介したものとはダイヤの輝きが違います。
その分値段が高いですが、フォーマルならダイヤの大きさもさることながらダイヤの質にも目を向けたいもの。
ダイヤの質はダイヤの輝きに関係してきますから、質の高いダイヤほどよく輝きます。
フォーマルならこれくらいのダイヤの輝きがあってもいいんじゃないでしょうか。
そして最後にこのダイヤリング。
総計0.5ctのダイヤリングで、リングのアーム、ダイヤのボリュームとも圧巻の存在感。
周囲のものが必ず目を留めるほどのダイヤリングで、フォーマルにはこれくらいの存在感あるリングが必要といえます。
まとめ
自分用に買うダイヤリングの選び方を解説しました。
いかがだったでしょうか。
参考になりましたでしょうか。
このページが皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、真に有難うございました。