40代に似合うルビーネックレスの選び方

深紅の色彩が妖艶さを醸し出す魅惑の宝石、ルビー。

真っ赤というより深く濃く、まるで流れる血潮のような赤色は情熱を表しているかのよう。

見る者をうっとりさせ、女性ならひとつは持っておきたい憧れの宝石で、自分へのご褒美あるいはプレゼントとして購入される方が多くいます。

しかしコランダムという鉱石より産出されるルビーは限定され、赤色の度合いによってルビーと呼ばれたりサファイアと呼ばれたりします。

実はルビーと呼ばれるのにはそれだけの色相が必要になり、それから外れるとサファイアと呼ばれるのが通例となっています。

それゆえ巷で流通しているルビーと呼んでいるものの中にはピンクサファイアに属するものもあり、色選別に関しては極めて微妙と言わざるを得ません。

仮に40代の女性がルビーネックレスを選ぶとしたら、やはりルビーに属する色相のものにするのが相応しいといえます。

大人の女性とみなされる40代にはそれ相当の質のルビーが相応しく、若干幼さを感じさせるピンクサファイアでは物足りなく感じてしまうかもしれません。

このページでは、40代に似合うルビーネックレスと題して、その選び方を解説させて頂きます。

ルビーの目利きは難しい

コランダムという鉱石から産出される宝石で、赤いものはルビー、それ以外のものをサファイアと呼びます。

しかしルビーとサファイアとの境界は微妙で、鑑別する人によってルビーであったりサファイアであったりすることもあります。

なぜこのようなことが起こるのかというと、ルビーをはじめとする色石宝石には色識別の基準がないのです。

たとえばダイヤモンドなら、色を表すカラーという項目が4Cの中にあります。

それは無色であるDから始まり、E、F、Gと、色が帯びるにしたがい下がっていきます。

これを見ればダイヤのおおよその色がわかります。

しかし色石に関してはこういったものはありません。
すべて鑑別人の見識に委ねられています。

それゆえ、ルビーかサファイアかの分け方は極めてあやふやと言わざるを得ません。

そんなあやふやな分け方の中で素人がルビーを見分けるのは尚更難しく、結局ある程度のカラーで妥協することになりかねないのです。

よって40代に似合うルビーネックレスを見つけるには、天然宝石では難しいと言わざるを得ません。

クレサンベールのルビーは理想のカラー

ここにクレサンベールという宝石があります。

宝石は宝石でも再結晶宝石です。

天然宝石は自然界の営みの中で生み出された宝石ですが、クレサンベールの宝石は自然環境と似た環境を人工的に作り出し、その中で天然宝石と同成分の鉱物を再結晶させて作りだした宝石なのです。

このクレサンベールのルビーなら、深紅と妖艶さに満ちた素晴らしいもので、40代の女性にピッタリのルビーネックレスが作れるはずです。

京セラはクレサンベールについてをこう述べています。

クレサンベールと天然の宝石は、化学的・物理的・光学的性質にほとんど違いがないと。

その意味とは何でしょうか?

化学的性質は同じ

天然のの化学的組成は、Al2O3です。

一方クレサンベールのルビーの化学的組成もAl2O3です。

これは全く同成分ということになります。

これを証づけるものとしてX線回折、分光分析を行っており、天然石と同一という結果が出ております。

物理的性質も同じ

天然ルビーの結晶系は六方晶系ですが、クレサンベールのルビーも全く同じです。

そして硬度(モース)も同じ9、比重は天然3.90~4.01に対してクレサンベールルビーは4.01でほぼ同じ、融点に関しても同じ2050℃という結果が出ています。

このように物理的性質もほぼ同じといえます。

光学的性質も同じ

さらに光学的性質について見てみますと、

天然ルビーの屈折率は1.760~1.768に対し、クレサンベールのルビーの屈折率は1.762~1.770という結果が出ています。

つまり屈折率もほぼ同じ。

そして複屈折は天然は0.008に対しクレサンベールでは0.008という結果。
これも同じです。

以上のデータは、すべて京セラクレサンベールの公式ホームページより抜粋したものです。

詳しくは、京セラクレサンベールの公式ホームページをご覧ください。

クレサンベールのメリット

クレサンベールは化学的・物理的・光学的性質において天然宝石とほぼ同じという結果が出たわけですが、これは宝石的にみればどういうことでしょう。

私が特に注目するのは光学的性質における屈折率です。

同成分のクレサンベールは天然宝石と同じ輝きをもつ

屈折率も天然宝石とほぼ同じと出ておりますが、屈折率が同じということは輝きも同じということになるのです。

媒体には必ず屈折率が存在し、屈折率が高いものほど光は鋭角に曲がります。

屈折率は以下の数式で産出されます。

屈折率は臨界角に関係し、臨界角とは光が逃げない角度のことを言います。

臨界角のことをわかりやすく水と空気とで説明すると、光源を水の中に置き、そこから光を放射したとします。

放たれた光は水中から空気へと進みますが、媒質が異なるため、空気中に出ると光は屈折します。(①の場合)

水面に対して光源はほぼ真下にあるので光はこういう方向に進みますが、これがもし光源から離れたところの水面ではどうでしょう。

②のように、光は水中から出られず、そのまま水中に反射されることになるのです。
この角度を臨界角といいます。

この臨界角は宝石の場合輝きに影響し、臨界角が狭いほど光を逃さず効率的に光を反射させることができます。

ダイヤが輝くのは臨界角が極端に小さいからで、そのおかげで入射した光を逃さずダイヤ内で反射させるため、あのような素晴らしい輝きを放つことができるのです。

話を元に戻しますと、クレサンベールの宝石は天然ものと同一の成分を有しているため、屈折率は同じです。

屈折率は同じだから臨界角も同じということになり、輝きも天然のものと同じということなのです。

これがクレサンベールのメリットのひとつなのです。

カラーが均一

天然宝石にはどうしても色むらがあります。

濃いもののあれば薄いものもあり均一されていません。

それゆえ、選ぶ宝石によって色むらが発生するのです。

しかしクレサンベールの場合は違います。

クレサンベールは再結晶されたもの全部を使うわけではなく、そのいいところだけを抽出し、選びに選び抜かれたものだけをクレサンベールの宝石にしますから、色むらがほとんどありません。

すべて色が均一化された宝石がクレサンベールなのです。

それゆえ、天然ものと違って色むらはほとんどないのがクレサンベールということになります。

色調が退化しない

天然宝石といっても色調をよくするため人工処理をしている色石があります。

たとえばエメラルドなどはオイル処理を施して艶をあげています。

最初はいいのですが、時間の経過とともにそれが薄れ、色調が退化していきます。

しかしクレサンベールはそのような人工処置は一切行っておりません。

したがって半永久的に色調が変わらないといえます。

インクルージョン(内包物)がほとんどない

天然宝石には必ずインクルージョン(内包物)が存在します。

これは天然物ゆえ仕方がないことです。

しかしクレサンベールは違います。

再結晶時においてもインクルージョンは発生しますが、クレサンベールの場合極力インクルージョンの少ない部分だけをカットしますから、濁りのもとであるインクルージョンがほとんど存在しないのです。

それゆえ常に透き通った宝石を提供できるのがクレサンベールというわけです。

40代に似合うルビーネックレスはクレサンベールが相応しい

以上の説明で、クレサンベールのルビーについて深くご理解いただけたと思います。

京セラは、このクレサンベールのルビーについてこう述べています。

クレサンベールのルビーは、天然ルビーの中でも、最も良質であるとされるミャンマー産のものにほぼ匹敵し、ルビーの持つ妖艶な深紅の色彩と純度の高い透明感を見事に表現していますと。(京セラクレサンベール公式ホームページより抜粋)

まさにこれこそが40代の女性に相応しい質をもったルビーであり、このルビーでこしらえたネックレスこそ一番似合うのではないでしょうか。

最後に40代に相応しいクレサンベールのルビーネックレスを紹介し、このページを閉じたいと思います。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

クレサンベール ルビーネックレス

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