ホルムアルデヒド対策

ホルムアルデヒドとは、シックハウス症候群の原因物質のひとつで、家具や建築資材などに使われている接着剤に含まれる化学物質です。

新築の家に移り住んだはいいが、目やのどに痛みを感じたり、ひどくなると頭痛やめまいなどに悩まされることもあります。

これなどはホルムアルデヒドによるシックハウス症候群の現れでしょう。

また新しい家具を購入したらそれ以降気分が悪くなったり、上記のような症状が現れたりするのも、ホルムアルデヒドが原因で起こっているのかもしれません。

では、このホルムアルデヒドを除去する方法はないのでしょうか。
このページで、その方法を探っていきたいと思います。

購入前のチェック

まず、ホルムアルデヒドに悩まされないためには、購入前のチェックが必要です。

新築の家を購入する前に、ホルムアルデヒドが含まれる接着剤を使用していないかどうかを業者にまず確かめましょう。

そしてまた、家具も同様です。

家具に関しては、最近低ホルムアルデヒド製品が多く売り出されており、目印としてはF☆☆☆☆(エフフォースター)と記載されておれば安心です。

子供は特にホルムアルデヒドに影響されやすいので、そういった製品以外は買わないようにしましょう。

家庭でのホルムアルデヒド除去法

・ベークアウト法

部屋を閉め切り、温度を30~35℃にあげます。
温度を均一にするため、サーキュレーターを利用して空気を循環させます。

半日ほどそのままおき、それから一気に窓を開けて換気します。
これを何回か繰り返すうちに、家具などから放散されていたホルムアルデヒドは次第になくなっていきます。

・ホルムアルデヒド対策のスプレーを使う

分解・防臭・抗菌効果のある細かいミストを散布することで、ホルムアルデヒドを除去します。このスプレーは、2時間でホルムアルデヒドを96%分解し、24時間後でもその効果は持続します。



・炭を置く

活性炭のみられるように、炭にはにおいを吸着する作用があります。
部屋の隅に置いておくだけで、その効果は表れます。

但し、効果は鮮少でしかなく、また炭は多孔質構造ですから、その孔が飽和状態になれば効果はなくなります。
定期的に洗って天日干しなどをしてやる必要があります。

・V-CAT光触媒加工の造花をおく

豊田中央研究所が開発したV-CAT光触媒加工の造花を部屋に飾ると、ホルムアルデヒドは除去されます。

ここで重要なことは、V-CAT光触媒加工の造花ということです。
他の光触媒加工の造花では、効果はほとんどありません。

一般に知られている光触媒は、二酸化チタンを触媒にしたものです。
しかしこの光触媒では、室内でほとんど効果がないのです。

なぜないのかというと、光といっても紫外線でしか反応しないからです。
しかし、V-CAT光触媒加工の造花は、可視光(目に見えるすべての光)にも反応しますから、室内にはびこるホルムアルデヒドを分解し水と二酸化炭素の分解するのです。

それゆえ、V-CAT光触媒加工の造花でないとダメなんです。

光触媒の仕組みについては、部屋のにおいの取り方に詳しく説明しましたので、そちらをご覧ください。

このV-CAT光触媒加工の造花は、ホルムアルデヒドの除去だけでなく、消臭、抗菌、防汚効果があり、しかも部屋のインテリアとしても使えます。

また効果は半永久的だから買い替えの必要もなく、水やりも不要でメンテナンスといえば、花弁や葉っぱについたホコリを時々払ってやることぐらいです。

ある意味このV-CAT光触媒加工の造花が、ホルムアルデヒド除去に関しては一番といえます。
⇒ V-CAT光触媒加工の造花一覧

まとめ

ホルムアルデヒドの赤ちゃんや子供に与える影響は大きいです。
それゆえ、早め早めに手を打たなければいけません。

まずは新品購入の際は、よくチェックしそういった製品は持ち込まないように注意しましょう。万が一持ち込んでしまったら、上記のいずれかの対処法で対処してください。

最後までお読み頂き、有難うございました。

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