人は水なしでは生きていけません。
人間1人当たりの1日の水の必要量は3リットル。
例えば4人家族の場合、1日の必要量は12リットルになります。
そしてこれが1週間分備蓄するとなると、12リットル×7日=84リットル。
つまり4人家族の場合、最低でもこれだけの保存水が必要になるわけです。
そしてこれを2リットルのペットボトルに換算すると42本。
6本がワンケースに入っていますから、段ボール7箱分です。
これをまた部屋のあちこちに分散して保管しなくてはいけません。
そして保存期限が過ぎたら、今度はそれを入れ替えなければなりません。
水の保存というのは案外手間がかかり、1週間分の食料と水の確保と口では簡単にいえますが、いざ取り組むとなると大変です。
こういう手間ひまがかかる保存水の備蓄ですから、できればその手間を省く方法を考えなければなりません。
その方法が保存期間の長期化です。
保存期間5年の水では短かすぎる
備蓄水は、一度保管すれば水の保存期限まで入れ替える必要はありません。
しかしその期間が短ければ、それだけ入れ替える手間がかかるわけです。
5年などはあっという間に経ってしまいます。
その度に42本分(4人家族1週間分)の水の処理と、ペットボトルの処理をしなければなりません。
また入れ替える新たな保存水を購入しなければなりません。
保存期間が過ぎた保存水は生活用水などに使い、ペットボトルは資源ごみか再利用の方法で処理をする。
しかし84リットルもの水を一気に生活用水に使えるはずもなく、その間、入れ替えた保存水とで家の中は保存水だらけになってしまいます。
こんなことを5年ごとに行うことを考えるとぞっとします。
それゆえ、保存水は保存期間の長い10年以上のものがいいのです。
おすすめ!15年保存の備蓄水
洞爺湖サミット首脳晩餐会(2008年7月)で使用されたお水です。
北海道虻田郡真狩村の羊蹄山麓から湧き出す自然水で、空気に触れさせずに加熱殺菌。(ボトルぎりぎりまで水が詰まっています)
15年の長きにわたり保存が可能な備蓄水。
これなら15年間入れ替えいらず。
価格は少々高くなりますが、5年ものの3倍ですから、入れ替える手間と費用を考えると安いといえます。
カムイワッカ10年保存水
カムイワッカの10年保存水です。
15年ものより少し安くなっています。
価格を比較してみると、わずか1,000円ほどの差ですから、購入するなら15年ものの方が断然お得です。
12年保存水
浅川自然食品の海洋深層保存水12年もの。
室戸岬沖水深374mから摂取した水は、地上での有害物質の影響を全く受けずにきたため、まさに清浄そのもの。
硬度15という超軟水は非常に体にやさしく、赤ちゃんや子供さんに飲ませても安心!
超軟水・超長期の保存水12年ものです。
10年保存水
PH9.90の天然アルカリイオン水を加熱殺菌処理し、10年の長期保存を可能に。
天然のミネラルウォーターで、ミネラルをたっぷり含んだ温泉水をボトリング。
無味、無臭でどなたでも飲みやすく妊婦の方や、赤ちゃんのミルク用としも利用可能。
また、胃腸の弱い方にも安心してご愛飲していただけます。
万全を期して加熱殺菌処理済で、防腐剤は使用しておりません。
点字表示付きなので、視覚障害者の方の非常時にも安心です。
5年物、15年物のコストパフォーマンス比較
保存水5年物と15年物のコストパフォーマンスを比較してみたいと思います。
5年保存水の中で最安値商品といわれる「サーフビバレッジ」の5年保存水を例にあげて、先ほどご紹介したカムイワッカの15年保存水とコスパ比較をしてみましょう。
サーフビバレッジの5年保存水は2リットル×12本で2,507円です。
一方カムイワッカの15年保存水は2リットル×12本で6,379円です。
カムイワッカの保存水は、サーフビバレッジのものより3倍保存がききますから、価格的に3倍の値段が付いていなければなりません。
ところがサーフビバレッジの価格2,507円を3倍すると7,521円となり、カムイワッカの価格6,379円+770円(送料)=7,149円の方が安いのです。
つまりコストパフォーマンス的に価格を見れば、カムイワッカの15年保存水の方がはるかにお得だということがわかります。
期限切れになった保存水とペットボトルの処理、そして保存水を買い替える手間を考えると、明らかに長期に保存できる水が得だとわかります。
まとめ
災害用保存水は10年以上がおすすめということを述べさせていただきました。
一見価格的に高く見える10年保存水も、コスパ的に見ればむしろ安かったことが明らかになりましたね。
みなさんの保存水選びに役立てればうれしく思います。
最後までお読みいただき、誠に有難うございました。