彼女や奥様へのプレゼントに一粒ダイヤネックレスが喜ばれる

誕生日などの、彼女や奥様へのプレゼント。

何にしようか悩みますね。

花束や財布、ネックレス、バッグなど、いろいろ候補が挙がりますが、一番の定番プレゼントは何といっても「ネックレス」です。

花束などは枯れればそれでおしまい。

財布やバッグは好みがあるから選ぶのが難しい。

その点ネックレスは選びやすい!

ちょっと待って!
ネックレスもデザインがあって好みもあるから選ぶのが難しいでしょ。

いえいえ一粒ダイヤネックレスにすれば大丈夫。

デザインが多種多様のファッションネックレスなら選ぶのが大変ですが、一粒ダイヤネックレスならデザインはひとつ。

あとはダイヤの大きさを決めるだけ。

それにご存知でしたか?
一粒ダイヤネックレスは、贈られて一番喜ぶネックレスだってことを。

シンプルなデザインゆえ飽きがこず、流行にも左右されることがないから、いつまでも着けていられます。

それに日常でも身に着けていられるという理由で、普段使いとして最適だからです。

男性からすれば、デザインの凝ったネックレスがいいと思いがちですが、女性からすると全く正反対で、どんな服装にも合わせやすくカジュアルにもフォーマルにもどんなシーンにも対応できる一粒ダイヤネックレスがありがたいのです。

意外だったでしょう。
だからプレゼントするなら一粒ダイヤネックレスが一番なのです。

そして選ぶときの一番の問題がダイヤの大きさなのです。

果たして何カラットのダイヤネックレスがプレゼントには相応しいのでしょうか。

そのネックレス、いつする?

一粒ダイヤネックレスをプレゼントする場合、それをいつしてほしいのか考える必要があります。

普段日常で身に着けてほしい?

それともちょっとしたお出かけにしてほしい?

これによって選ぶダイヤの大きさも違ってきます。

普段に使うダイヤネックレスで、ダイヤが1カラットのような大きなものは向きません。

どちらかというと0.1~0.3ctあたりの小粒のダイヤが適当でしょう。

またちょっとしたお出かけ用にする場合、見栄えのある少し大きめのダイヤがいいかもしれません。たとえば0.5ctのダイヤとか。

しかし最近の売れ行き傾向を見ておりますと、あまり大きなダイヤを身に着ける方が少なくなってきておるように見受けられます。

1カラットのような大粒ダイヤネックレスは、周囲のものが必ず目を留めるほどの存在感がありますから非常に目立ちます。

それはそれでいいのですが、大きすぎるゆえ仰々しく映り、「見せびらかしている」「嫌味」と受け取られかねないのです。

周囲の目を全く気にしない人であればいいのですが、そうでなかったら身に着けていてもちっともウキウキした気分になれず、周囲の目ばかりを気にしてしまうことになるのです。

こんなことを考えてか、最近では大粒のダイヤより0.5ctまでのダイヤネックレスを選ぶ方が多くなってきております。

一粒ダイヤネックレスをプレゼントするなら、こういった配慮も必要でしょう。

いつ、どこでそれをするのか?

それを考えて、ダイヤの大きさを決めた方がいいと思います。

そのダイヤは輝きますか?

男性が女性のために一粒ダイヤネックレスを買うとなって、デパートなどの宝飾品売り場に行くとなるとちょっと勇気がいります。

ダイヤの知識を全く持っていない状態ですから、ちょっと不安です。

そして店員の言うがままに買ってしまいます。

注意しなくてはならないことは、宝飾品売り場は非常にライトアップされていてダイヤが輝くように展示されています。

ですからどのダイヤも輝くように見えるわけです。

しかし買って家に持ち帰ると、売り場のような輝きが感じられないこともあるのです。

これは過去、私のお客様から聞いた体験談です。

つまりダイヤを買う場合、あらかじめある程度の知識が必要なのです。

彼女や奥様へのプレゼントですから、当然ダイヤは輝いて欲しいものです。

それゆえ、買う前はある程度の意識を持っている必要があります。

ダイヤが輝く条件

では、ダイヤが輝くためにはどのような条件が必要でしょうか?

ダイヤだからなんでも輝くと思ったら大間違い!

よく輝くものもあればそうでないものもあります。

それを今から解説します。

輝くためのその1 クラリティ

ダイヤの価値を測る指標として4Cがあります。

カラット(重さ)、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カット(研磨・プロポーション)の頭文字をとってそう呼びます。

この中のクラリティとはダイヤの透明度を表す指標で、透明度の高いダイヤほど輝きます。

ダイヤは天然鉱物ゆえ、必ずインクルージョン(内包物)が存在します。

このインクルージョンが多いダイヤは透明度が低くなり輝きが劣るわけですが、このインクルージョンの多い少ないを表したのがクラリティなのです。

クラリティは11段階にランク付けされます。

インクルージョンの全くないFL(フローレス)を最高とし、インクルージョンの量が増えるにしたがい、IF、VVS1、VVS2、VS1というふうにランク付けされるわけです。

ではダイヤが輝くためにはクラリティはどのランク以上のものがいいかというと、「SIクラス」以上のダイヤなら輝くといえます。

SIクラスというのは表でもおわかりのように、肉眼で発見が困難なほどインクルージョンが微小なため、光の透過にそれほど影響を与えることはありません。

しかしその下の「Iクラス」になると、肉眼での発見が容易なほどインクルージョンが大きいため、光の透過を邪魔し輝きを著しく落としてしまうのです。

言葉だけの説明ではわかりにくいと思いますので、実際に比較画像を見てみましょう。

左がSIクラス、右がIクラスのダイヤです。
明らかに透明度が違うでしょう。

このように、輝くダイヤを見つけるためにはクラリティがSIクラス以上のものにする必要があるのです。

輝くためのその2 カット

採掘されたダイヤの原石は、一見スリガラスのようです。

それが人間の手によってあのような素晴らしい輝きを放つ石になるのです。

そしてその方法が、ラウンドブリリアントカットというカット法です。

しかしラウンドブリリアントカットすれば何でも輝くというものではありません。

カットの良し悪しによって輝いたりそうでなかったりするのです。

Excellentカットされたダイヤに光が入射すると、光はダイヤ内で漏れることなく反射され、再びダイヤ外へ放射されます。これを全反射といいます。(下イラスト左参照)

しかしダイヤのカットが深すぎたり浅すぎたりすると、光は全反射せずダイヤ底部より漏れてしまい輝きが劣ることになるのです。

これがカットの良し悪しによる輝きの違いです。

ダイヤ内の光が全反射するためには、その理想となるプロポーションが存在し、それが以下の比率で構成されています。

ダイヤは、この構成比率に近くて研磨状態が良好なものから、Excellent、VeryGood、Good、Fair、Poorとランク付けされます。

ではダイヤが輝くためにはカットはどのランク以上のものがいいかというと、「Good」以上のダイヤなら輝くといえます。

FairやPoorカットのダイヤはプロポーションに問題があり、輝くとは言えません。

よって輝くダイヤを見つけるためには、カットがGood以上のものにする必要があるのです。

ダイヤが美しくあるためには

輝くダイヤの見分け方は理解できたと思います。

しかし輝くだけでなく、そこにプラス美しさも加えたいと望むなら、カラーも選択基準の要素に加えなければなりません。

カラーはダイヤの色を表す指標で、無色のダイヤほど高くランク付けされます。

最近では、Very Light Yellowとかブラウンダイヤなどが販売されていますが、要は色のついたダイヤのことであり、価値的に見れば無色のダイヤより劣っていることになります。

ダイヤはやはり無色の方が美しく、美しく輝くダイヤを望むならカラーにもこだわりたいものです。

私が無色のダイヤをすすめるのは、プリズム効果が発揮されるからです。

プリズム効果を発揮する無色のダイヤ

太陽光を含む白色光はプリズムを通せば赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と七色に分かれます。

これは色それぞれの波長が異なるため、屈折によって光が分散されるためです。

この現象がダイヤ内でも起こります。

ダイヤ内に光が入射すると、光の中にある波長の異なる色が屈折によって分散されます。

上質のダイヤモンドを覗き込むと、いろいろな色の光線が発見できます。
これはダイヤ内でプリズム効果がなされているからです。

無色のダイヤに光が入射すると、反射した光は屈折され、ありのままの光線を放ちます。

しかし色のついたダイヤの場合、カラーの影響を受けてしまい、光線を変色させるのです。

これがダイヤの美しさに影響します。
ダイヤに美しさを求めるなら無色の方が望ましく、色のついたものは避けた方が無難です。

ではダイヤが美しく輝くためには、カラーがどのランクのものがいいかというと「H」以上のものが望ましいといえます。

G、H、I、Jは同じ「ほとんど無色」に属していますが、IとJはその下の「わずかな黄色」のランクに近いこともあり、やはり幾分黄色く見えます。

プリズム効果にさほどの影響を与えないのは「Hカラー」以上のダイヤといえ、美しいダイヤを求めるならこれ以上のものを選ぶ必要があります。

一粒ダイヤネックレスをプレゼントするにあたって

以上の説明からおわかり頂けたと思いますが、一粒ダイヤネックレスを購入する前のチェックは、クラリティとカットで、さらに美しさを求めるならカラーもチェックしなければなりません。

宝飾品売り場に行かれたら、店員に「このダイヤは、HカラーSIクラスGoodカット以上ですか?」と尋ねてみてください。

これだけの知識があれば、購入を不安に思う必要はありません。

条件が揃い、予算が合えば購入すればいいと思います。

ただ私の意見を言わせてもらえば、一粒ダイヤネックレスはネットでの購入が一番安いです。

クリック一つで価格比較ができ、どのショップも売るために価格を安くしているからです。

最後に、私がチョイスした一粒ダイヤネックレスをご紹介してこのページを閉じたいと思います。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

プレゼントに相応しい一粒ダイヤネックレス

0.1ctダイヤネックレス

0.2ctダイヤネックレス

0.3ctダイヤネックレス

0.4ctダイヤネックレス

0.5ctダイヤネックレス

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