1月の誕生石ガーネット。
和名ではざくろ石と呼ばれ、色はその名の通り深く美しい赤色で、ガーネットという名前の由来は、ラテン語で種子などの意味を持つ「granatum」からきています。
ルビーと似た色を持つことから、しばしばルビーの代用品として用いられることもあり、還暦祝いの赤色のネックレスをガーネットで代用することもあります。
しかしガーネットといっても赤色ばかりではありません。
ピンク色、薄茶色、黄色、緑色、無色など多彩なカラーがあり、選ぶカラーはその人の好みによるところですが、やはり人気なのは赤色のガーネットで、深みのある赤色の輝きは見る者をうっとりさせるほどの魅力をもちます。
この美しい赤色のガーネットは1月の誕生石なのですが、稀に、1月生まれの方の誕生日のお祝いにガーネットネックレスを贈られる方がいらっしゃいます。
しかしこのネックレスを店頭で探すとなると大変です。
小規模で営む宝石店などでは、ダイヤ、ルビー、サファイア、エメラルドといった5大宝石が主流で、あまりメジャーでないガーネットを扱うことが少ないからです。
そこでネットが登場するわけですが、ほとんどの方はネットで宝石を買うのには躊躇します。
なぜなら高額ですし、果たして期待通りのものが送られてくるかどうか心配だからです。
そこでこのページではその心配を取り除くために、ネットでガーネットネックレスを選ぶ際、どういった点に気を付けなければならないか、そしてどれを選べば安心か述べさせて頂きます。
天然宝石はひとつとして同じものがない
ガーネットに限らず天然宝石はひとつとして同じものがありません。
みなそれぞれ違う顔をもち、色・輝きすべて異なります。
それゆえネットで購入するのはいささか危険なのですが、唯一購入できるのがダイヤモンド。
ダイヤモンドはご存知の通り、ラウンドブリリアントカットされたものに関しては4C評価なるものがあり、これを見ればダイヤのカラーや輝きがある程度把握できるので、購入に踏み切れます。
しかし色石に関してはそんなものはなく、すべて目視によって価値が測られますから購入に躊躇せざるを得ないのです。
では色石のネックレスはネットで買ってはいけないのか?
そんなことはありません。
選ぶときに次の3点に注意すれば少しは安心してお買い求めできます。
レビュー評価を見る
これはネット購入の鉄則ですが、買う前に必ずレビューを見ることです。
先に買った人がどういった評価をつけているか確認する必要があります。
総合評価が☆4つ以上でも、☆1~3つが少なからずある場合は注意が必要です。
レビュー記事の数にもよりますが、私の場合☆4.7未満のものは買わないようにしています。
ショップで選ぶ
気に入ったネックレスがあった場合、それがどの店で売られているのか確認することは重要です。
えこひいきするわけではありませんが、やはり名の通ったお店で購入する方が安心です。
何かのトラブルが発生してもすぐに対処してくれる、そんな店なら安心でしょう。
具体的に名をあげると、ジュエリーツツミか京セラジュエリーでしょうか。
こういった名の通ったお店で購入するのも、ネットで安心して買い物できる方法だと思います。
シルバー製品は避ける
ガーネットネックレスの地金の多くは18kか10k、もしくはプラチナ台のものが多いのですが、稀にシルバーを地金にしたものがあります。
悪くはないのですが、銀は比重が軽い分重量も軽く、ちゃちっぽく見えます。
またロジウムコーティングやプラチナコーティングを施してあるものが大半ですが、コーティングは所詮コーティング。
経年とともに剥がれ、変色する可能性が高いといえます。
末永く身に着けたいのがネックレス。
それゆえ少々高くても金かプラチナを地金にしたガーネットネックレスを選ぶ方が無難といえます。
まとめ
1月誕生石ガーネットネックレスのネットでの選び方を述べさせて頂きました。
ネットでの色石ネックレスの選択は、ガーネットに限ったことではありません。
すべてこういった慎重さが必要になるのがネットでの色石選びです。
ただ私としては、ダイヤ製品以外ネットでは買わない方がいいと思っていますが。
このページが皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。