エタニティリングの選び方

今流行りのエタニティリングですが、その見極めポイントはどこにあるのでしょう。
たくさん販売されているエタニティリングの中で、一体どれを選べばいいのか?
見極めポイントを挙げてみました。

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総カラット数よりダイヤ一粒一粒の大きさ重視

エタニティリングにはいくつかのメレダイヤが配列されています。
これはデザインによってその数はまちまちですが、リングの美しさから言うとダイヤの粒が大きいほうがエタニティリングは美しく見えます。

こちらの画像は0.3ct13石と0.5ct13石のエタニティリングの比較画像ですが、0.5ctのエタニティリングの方がダイヤ一粒の大きさが大きいため、より美しく映えてみえます。

0.3ctのエタニティリングのメレダイヤの大きさは平均0.023ct(0.3ct÷13)に対し、0.5ctのエタニティリングのメレダイヤの大きさは平均0.038ct(0.5ct÷13)ですから一粒当たり0.015ct大きいことになります。

エタニティリングを選ぶ際、このようにしてメレダイヤの大きさを計算してみて、総カラット数でなくメレダイヤの大きいほうを選んだほうがいいということです。

エタニティリングの共有爪のメリット デメリット

エタニティリングの共有爪とは、リング上に留められているメレダイヤ前後の爪が共有しているということです。

以下の画像をご覧ください。

左のエタニティリングの爪はダイヤ前後の留めを共有しています。
一方右のエタニティリングの爪はダイヤひとつひとつを独立して留めています。

エタニティリングを選ぶ際、こういったポイントにも注意が必要です。
この二つの留め方の違いにメリットとデメリットがありますのでご覧ください。

共有爪のメリット

ご覧いただいてわかるように、共有爪のエタニティリングの場合メレダイヤの露出度が高くなります。
爪が少ない分ダイヤの輝きが表に引き出され、エタニティリングが映えて見えます。

片やメレダイヤひとつひとつを独立して留めているエタニティ―リングの方は、爪の露出度が高い分、何かごつごつしたフォルムになった感が否めません。

またダイヤの露出が減った分、ダイヤの輝きが爪によって抑えられているようにも感じます。

共有爪のデメリット

デメリットはなんといっても脆さです。
爪を前後で共有している分、キチキチの状態で、何らかの衝撃でリングに圧力がかかった場合、爪は均衡性を失ってどちらかに偏るとダイヤが外れることがあります。

またリングをサイズ直しするときも注意が必要です。
リングをはめた時、手の甲側に来るカーブの部分をアールというのですが、極端なサイズ直しをした場合、アールの部分に無理がかかって爪の不均衡が発生する可能性もあります。

エタニティリングはアールの部分にメレダイヤが配列されていますから、アールへの極端な圧力は爪の不均衡を生み、ダイヤの落下につながる恐れがあります。

一方独立爪の場合、ダイヤひとつひとつを確実に留めているため、共有爪のエタニティリングほどヤワではありません。
気を付けることといえば爪が多い分、衣服への引っ掛けを注意しなければいけません。

またサイズ直しでも極端なサイズ直しでなければ、独立した爪ですのでダイヤが外れるということはめったにないと思います。

以上のことから、エタニティリングで採用されている爪の作用も一長一短あり、デザイン・ミテクレ重視か頑丈重視かで選択が分かれるところです。

フルエタニティリングのメリット デメリット

リング一周をメレダイヤで覆うフルエタニティリング。
エタニティとは永遠という意味。
エタニティリングとはダイヤが途切れることなく永遠に連なった状態、そんな状態のフルエタニティリングのことを指しているのかもしれません。

エタニティリングを選ぶに際してフルエタニティリングのメリットとデメリットを検証してみたいと思います。

フルエタニティリングのメリット

・どこから見ても美しい

リング全部をダイヤが覆った状態だから、どの角度から見ても美しく映えます。

・リングが回転しても安心

リングが指にフィットしていればリングは回転することはありません。しかしリングと指の間に少しでも隙間があると回転することもあるのです。

一粒ダイヤリングの場合など、いつの間にかダイヤが手のひら側に移動しているってこともあります。

しかしこのフルエタニティリングなら安心!
いくらリングが回転してもすべてダイヤで覆われているから、リングの回転も安心です。

フルエタニティリングのデメリット

・普段使いには向かない

フルエタニティリングは全周ダイヤモンドで覆われているため普段使いには向きません。
手のひら側のダイヤを留める爪が作業するときにあたり、損傷してダイヤが外れることも考えられます。

フルエタニティリングは、本当におしゃれを楽しむ時にするのがいいでしょう。

・サイズ直しができない

全周ダイヤで覆われているため、サイズ直しはできません。
サイズが合わなくなったら買い替える以外方法はありません。

将来指が太くなることを見越して、少し大きめのリングを購入するのが得策かもしれません。

以上のようにフルエタニティリングにはメリット・デメリットがあります。
エタニティリングを選ぶにあたって、これらのことも考えあわせてお選びください。

普段使いに最適!ハーフエタニティリングのメリット

普段使いに不向きなフルエタニティリングですが、ハーフエタニティリングは普段使いに最適です。

リーズナブルな価格で輝くおしゃれができる

一粒ダイヤリングに比べ、キラキラ感はエタニティリングが優ります。
手を動かすたびに数石のダイヤが光を反射しますから、一粒ダイヤリングの比ではありません。

またお値段も非常にリーズナブルで、さすがにプラチナ台は高いですが、k18、k10などの地金ならとってもお安く手に入ります。
友人とのちょっとしたお出かけに、ランチに、ハーフエタニティリングなら気軽におしゃれを楽しめます。

サイズ直しができる

フルエタニティリングとは対照的に、ハーフの場合はサイズ直しができます。
若いときに買ったエタニティリングが、年を重ねて指が太くなり、入らなくなったというお悩みもハーフならサイズ直しで身につけることができます。

但し極端なサイズ直し、つまり大幅なサイズ直しは慎重にしてください。
アールの部分に圧力がかかり、爪の歪みを引き起こしてダイヤの抑えが甘くなることもあります。

大幅なサイズ直しをするときは、爪のゆるみもチェックしてもらいながらしてもらって下さい。

エタニティリングは永遠という意があり、結婚とか婚約とかに関係している指輪だと思われがちですが、最近ではそんな範疇にとらわれることなくみなさん自由におしゃれを楽しんでおられます。

一粒のダイヤリングより華やかで煌びやかなこのエタニティリングは、若い人の間で大変人気のアイテムです。
普段使いのリングをお探しなら、ぜひハーフエタニティリングも選択肢の一つに加えてください。

普段使いでも絶対やってはいけないこと

ハーフエタニティリングは普段使いに合うリングと申し上げましたが、普段使いの中でも絶対やってはいけない家事と習慣があります。

・水仕事

水仕事といっても洗剤を使う食器洗いなどです。
リングを付けたまま洗剤を使って食器を洗うと、きれいに洗い流したと思っていても、洗剤のカスが指輪のダイヤに残り、それが乾いてダイヤの裏に堆積に、しまいにはダイヤが光らなくなってくるのです。

・石鹸での手洗い

これは家事ではありませんが、日常の習慣で行う石鹸での手洗いも同様、リングを付けたままだと石鹸カスがダイヤ裏に付着します。

一見ダイヤを石鹸で洗うから、手と一緒にキレイになると思いがちですがさにあらず。
余程きれいに水洗いしませんと、石鹸カスはダイヤの裏側に残り、いずれ堆積しダイヤの輝きを落としてしまうのです。

・入浴

入浴に際し、リングを付けて入る方が稀にいますが、やめておいた方がいいです。
お湯につかるだけなら問題ありませんが、シャンプーや石鹸で頭や体を洗ったら、その石鹸カスはダイヤに必ず付着します。

ダイヤ表面の石鹸カスは水で洗い流されますが、ダイヤ裏面に石鹸カスが付着し、これが続きますと堆積してやがてダイヤは光らなくなるのです。

ダイヤは親油性ですから石鹸と非常に相性がよく、すぐに付着します。
こうならないよう、入浴でのダイヤリングの装着はやめておいた方がいいです。

普段使い出来るダイヤリングといってもこれだけはやめておいた方がいいです。
あらかじめリングを外しておこうなうことが賢明です。

もしダイヤが光らなくなったら、それはダイヤ裏に付着した石鹸カスが原因かもしれません。そうなったらメガネ店などにある超音波洗浄をしてもらうのが一番ですね。

ダイヤの輝きは永遠ですが、汚れたら輝きません。
そうならないよう日頃から洗剤・石鹸の類のものをダイヤリングに触れさせないようにしなければなりません。

おすすめ!ハーフエタニティリング

0.2ct Pt900 ダイヤ15石 ハーフエタニティリング

既婚独身関係なく、おしゃれを楽しみたい方にはピッタリのダイヤリング!
それがこのハーフエタニティリングです。

他のリングとの重ね付けもOK!
とってもおしゃれなファッションリングです。

販売価格:42,675円(税込)
リングサイズ:
8 | 8.5 | 9 | 9.5 | 10 | 10.5 | 11 | 12 | 13

鑑別書付 販売価格:49,800円(税込)
リングサイズ:
8 | 8.5 | 9 | 9.5 | 10 | 10.5 | 11 | 11.5 | 12 | 12.5 | 13

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