脚付きマットレスベッドのメリットとデメリット

最近人気のある脚付きマットレスベッド。
あまり聞きなれないベッドなのでご説明します。

簡単に言えば、脚付きマットレスベッドとは、マットレスとベッドフレームが一体になっているベッドです。
ヘッドレスタイプですっきりしたデザインのため、狭い部屋にもおけるベッドとして知られ、一人暮らしやワンルームにピッタリなベッドといえます。

さてこの脚付きマットレスベッドですが、当然メリットとデメリットがあります。
購入するかどうか決めるうえで、是非チェックしておきたいですね。

メリット

組み立てが簡単

通常のベッドの場合、ベッドフレームの組み立てが大変です。
ヘッドボードにサイドフレーム、ボトムフレーム等を組み合わせ、ボルトでしっかりと留めなければなりません。

しかしこの脚付きマットレスベッドの場合、脚をマットレスベッドにつけるだけでOKです。
ネジ式ですから工具もいらずに組み立てられます。

ものの15分もあれば組み立てられるものが多いです。

組み立てが簡単ということはメリットが大きいです。
引っ越しをしなければならないときなど分解はラクですし、引っ越し先での組み立てもラクに行えますから時間の短縮につながります。

また通常ベッドの場合、2人以上で行うことが明記されていますが、このベッドなら一人で充分組み立てられます。

分割式のものならなお便利

この脚付きマットレスベッドには、ベッド一面が一体のものと、分割できるものがあります。
分割式のものとは、ベッドが二つに分かれるのです。

ベッドが二つに分かれますから、引っ越しのときの搬出入は言うに及ばず、レイアウトを変える時のベッドの移動も簡単にできるということです。

また分割できるということは、それぞれに脚が4本ありますから、くっつけてベッドにすると脚は8本になり、それだけ頑丈性に富んだベッドになるのです。

ソファーとしても使える

ソファーベッドの範疇には入りませんが、ベッドとして使わないときはソファーとしても使えます。
ベッドを壁付けにして置きクッションを置けばソファーに早変わりです。

分割式のものであれば、二つに分けて使用することもできます。
お友達を呼んでホームパーティをするときなどは、きれいにレイアウトできます。

狭い部屋にも納まる

ヘッドレスタイプのものが多いため、サイズも小さく限られたスペースに置けるのもこのベッドのメリットです。

またショート丈のマットレスベッドもありますので、体の小さい人ならそのタイプのものがいいと思います。

まさにワンルームや一人暮らしの人に向いたベッドです。

部屋に圧迫感を与えない

通常ある程度高さのあるベッドは、置いてあるだけで部屋に圧迫感を与えます。

しかしマットレスと一体型のこのベッドは高さも低く、シンプルなデザインのため、そのようなことはありません。

お部屋にしっくりとなじみ、落ち着いた雰囲気を作ってくれます。

分割式ベッドはマットレスのローテーションが4通り

ベッドで寝ると、その重力がかかる場所は限られます。

頭、肩、お尻、脚と分散して重力がマットレスにかかるわけですが、マットレスの向きがいつも同じであれば、重力のかかるところが常に同じになり、マットレスのへたりが早くなるのです。

それを防ぐために、時々マットレスの方向を変えてやる必要があるのです。これをマットレスのローテーションといいます。

一体型の場合、ローテーションは2通りですが、分割型の場合4通り可能なのです。
つまりそれだけマットレスのへたりを遅くすることができるのです。

デメリット

枕元にものが置けない

ベッドにはヘッドボードが設置されているものがあり、そこにスマホや本などの小物が置けるようになっています。

しかしヘッドレスタイプのこのベッドは、スマホや小物類を枕元に置くことはできません。
また寝ている間にスマホの充電をする方が多いようですが、コンセントがベッドの近くにない場合、スマホを睡眠中離さなければなりません。

マットレスのへたりが早い

ベッドだけでなくソファーとしても使えるこのベッドは、それだけ使用頻度が高くなります。

ベッドだけに使用していればそれほど問題はないのですが、ソファーとしても使用した場合、使用頻度に応じてそれだけマットレスのへたりが早くなるということです。

マットレスがへたればベッド丸ごと買い替え

マットレスとベッドフレームが一体になっていますから、マットレスがへたれば当然ベッドは使い物にならなくなり、買い替えなければなりません。

これが、脚付きマットレスベッドの大きなデメリットです。

しかしこの脚付きマットレスベッドには、ベースとなる土台がありその上にマットレスを置くタイプのものがありますので、そのタイプのものであればマットレスの交換だけで済ませることができます。

まとめ

どんなベッドであろうと一長一短、メリット・デメリットがあります。
人気の脚付きマットレスベッドにも当然デメリットがあります。

しかし知ったうえで購入するのと、知らずに購入するのとでは、使い方に差が出ます。

脚付きマットレスベッドの場合は、マットレスのへたりが心配です。
なら、へたりを遅くするような使い方を工夫すればいいわけです。

これがデメリットを知っているか否かの差です。
みなさんの脚付きマットレスベッド選びの参考になれば幸いです。

以下に、私がおすすめの脚付きマットレスベッドをご紹介します。

おすすめ!脚付きマットレスベッド

脚付きマットレスベッドベッド『ショート丈ボトムベッド』 脚付きマットレスベッド『ボトムベッド』

『short ボトムベッド』
180cmの小さめサイズで、本体が2分割できる脚付きマットレスベッド。軽量でコンパクトなためマンションなどにも搬入しやすく、10分で組み立て完了。床板はすのこ構造で、その上に丈夫な生地と通気性の高いウレタン張りで作られています。

22,431円~

『ボトムベッド』
10分で組み立てが完了するボトムベッドで、ベッド本体が2分割できるから引っ越し時の搬出入が大変楽にすみます。ベッドの床板と脚は取り外し可能で、床板はすのこ構造で通気性のいいウレタンと丈夫な生地を張地にしたふんわり柔らか仕上げです。

22,431円~

脚付きマットレスベッド『ベーシック』 脚付きマットレスベッド『エラムス』

『ベーシック』
フレームに天然木のユーカリを使用した脚付きマットレスベッド。ベースとなるベッド本体は2分割製だから搬出入が非常にラク。ベッド表面の素材はふんわりサラッとした肌触りのニットを使用し、その品質は赤ちゃんにも優しいノンホルムアルデヒド製品。

20,133円~

『エラムス』
クイーンサイズからワイドキング240までご用意した大型マットレスベッド。すべて4分割できるベッドだから移動がラクで、引っ越しや掃除のとき非常に便利!ボックスシーツ付でベッドのつなぎ目も気にならず、ベッドの脚は8、15、22、30cmの中から選択自由。

42,600円~

脚付きマットレスベッドベッド『分割マットレスベッド』

『分割マットレスベッド』
ベッドの搬入ができないお悩みをこのベッドが解消!分割式だから2つバラバラに運び込むことができ、ベッドをつないだ時もつなぎ目が気にならないよう専用の敷きパッドが付属しています。ズレ防止に固定金具留めとマジックテープをダブルで固定化!

22,941円~

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする