トップ部分にダイヤを並べて配置したネックレス、ダイヤラインネックレスが人気です。
並べるダイヤの数はネックレスによってまちまちで、7個、9個、11個といった奇数個のダイヤ数が主流になっています。
奇数個になっているのはグラデーションを出すために都合がいいからで、中央部分に一番大きいダイヤをセッティングし、その両脇のダイヤから段階的に小さくしていっています。
しかしダイヤの個数の違いにより、ラインネックレスが持つ魅力も変わってきます。
どう変わるかというと、ダイヤを並べたライン幅が個数によって変わるため、イメージ、ボリューム、輝きが変わってきます。
ここでは、0.5ctのダイヤラインネックレスを例にとり、ライン幅によってどう変わるか見ていきたいと思います。
0.5ctダイヤラインネックレスの場合
0.5ctのラインネックレスを楽天で調べましたところ、ダイヤ数は7個、9個、11個、17個のラインネックレスに大別されます。
これらそれぞれのライン幅と、ラインネックレスが持つイメージ、ボリューム、ダイヤの輝きの関係について考察してみたいと思います。
ダイヤ7個のラインネックレス
ダイヤ7個のラインネックレスを装着したときのイメージ画像です。
ダイヤ7個で0.5ctの重さですから、ひとつひとつが大粒です。
しかし大粒な分、ライン幅は小さく、21㎜の長さです。
ラインネックレスの場合、ダイヤの粒とライン幅は反比例の関係にあり、ダイヤの粒が大きいとライン幅が狭くなり、ダイヤの粒が小さいとライン幅は大きくなります。
見ての通り、ダイヤの粒が大きいですから、ダイヤひとつひとつが強調されていますが、ネックレス全体のボリューム感は欠けるように思います。
よってネックレスのボリュームよりもダイヤの粒を強調したいのであれば、ダイヤ数の少ないラインネックレスにした方がいいということになります。
ダイヤ9個のラインネックレス
ダイヤ9個のラインネックレスを装着したときのイメージ画像です。
7個からダイヤが二つ増えたラインネックレスですから、ダイヤが少し小振りになった感がありますが、見た目には全然わからない程度のものです。
しかしライン幅になると25㎜と約4㎜大きくなっています。
たった2粒のダイヤがライン幅を4㎜広げ、それがネックレス全体のボリュームを上げているのが写真を見てわかるでしょう。
ダイヤの粒の大きさは、7個と見た目には全然わからない。
しかしボリュームは全然違って見えます。
たかが二粒、されど二粒です。
さらにこのボリュームの違いが、ダイヤの輝きの量にも影響します。
ライン幅の狭いものと広いもの、ダイヤの輝きの量が多いのはどっちかと言うと、当然広いものです。
帯状のダイヤが輝くさまは、帯が長ければ長いほどその量は多いということです。
ボリュームとダイヤの輝きを強調したいのであれば、ライン幅の広いラインネックレスにすることです。
ダイヤ11個のラインネックレス
ダイヤ11個のラインネックレスを装着したときのイメージ画像です。
ダイヤ11個となると、やはり少々小粒になったといわざるを得ません。
見た目にもダイヤの小ささは否めません。
しかしライン幅となると29㎜となり、約3cmの幅のネックレスが出来上がります。
ボリューム的には十分なネックレスと言えます。
ここまでライン幅があるとゴージャス感が表に現れ、周囲の人が必ず目を留める存在になります。
デコルテに帯状のダイヤが装填され、それがキラキラ輝くさまは必ず人の目に留まります。
同じ0.5ctのダイヤでありながら、ライン幅が変わるだけでここまでイメージが変わるのです。
ゴージャス感を求めるなら、ライン幅の広いものに限ります。
ダイヤ17個のラインネックレス
ダイヤ11個のラインネックレスを装着したときのイメージ画像です。
明らかにダイヤが小粒になっていることは否めませんが、ライン幅が大きくなっています。
長さは33㎜というロングサイズ。
まさしくエレガントという言葉がぴったりのネックレスです。
しかし小粒すぎてダイヤの存在感が小さくなったのも事実。
ダイヤが輝けば存在感も出てきますが、私の調べた限りでは、輝くダイヤが装填されたこの手のラインネックレスは存在しませんでした。
やはりこの手のラインネックレスはデザイン重視。
ダイヤの輝きにはあまり重点をおいていないようです。
まとめ
ダイヤラインネックレスのライン幅によるボリュームの違いについて考察しました。
参考になりましたでしょうか。
このページが皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。