60歳での空手

50代の空手への久しぶりの投稿です。

最後の投稿から約1年が経ちましたが、その頃はまだ59歳でした。

それゆえ50代の空手といえましたが、今は60歳になってしまったので50代とは言えなくなりました。

しかし稽古は怠りなく60歳になってもやっており、そのお蔭か体の柔軟性も昨年に比べさらに柔らかくなりました。

前屈ストレッチをやればこうなります。

立位でやるとこうです。

そして開脚は180度

上体倒しもラクラクできます。

昨年はこの姿勢を取ると多少の痛みを感じていましたが、今は全然ありません。

歳だから体は柔らかくならないというのは嘘で、根気よく努力を続ければ60歳でもこれだけできるようになります。

ただし最初から無理してこのストレッチをするとケガをすることになります。

私も最初からこんなに柔らかかったわけでなく、順序良く体を柔らかくしていったのです。

ではどんなストレッチが50代には相応しいか。

私の実体験から順に説明させて頂きます。

50代のストレッチは無理をしない

50代になると急に体の衰えを感じ始めます。

そこであわてて運動などをし始めると体がついてこず、かえって悪い結果を招くこともあります。

それゆえはじめはゆっくりと体を慣らしていきます。

では何から始めたらいいかというと屈伸運動です。

まず肩幅に足を広げて立ちます。

そして両手で膝をつかみゆっくりと体をかがめます。

この時、おそらく初めてする方は踵が浮いてしまうでしょう。

最初はそれでもかまいません。

しかし徐々に踵を床に着けることを意識して行ってください。

踵を床に着けてしゃがむ動作は、脚のあらゆる筋肉の伸縮に役立ちます。

脚の筋肉が柔らかくなると、それが臀部、腰、背筋の筋肉まで伝播し、その部位のストレッチにも貢献するのです。

是非チャレンジしてください。

しゃがみ終わったら今度はゆっくり立ち上がり、手で膝を抑えて膝の筋肉を伸ばします。

この運動をイチニ―サンシーと号令をかけて、ゆっくり行ってください。

要点はゆっくりです。

ストレッチはゆっくりやるほど効くのです。

屈伸運動は足のストレッチに効果的

ストレッチといえば前屈や開脚を思い浮かべる人も多いと思います。

確かにこれらはメインとなるストレッチですが、いきなりでは痛いだけです。

あまりの痛さに続けられなくなります。

よって痛みをそれほど感じないストレッチから入るのが50代からのストレッチ法です。

そのひとつが屈伸運動です。

この屈伸運動はラジオ体操にはありません。

飛んだり跳ねたりする運動はありますが、膝を深々と曲げる運動はありません。

なぜこの運動を採り入れないのかわかりませんが、足腰の柔軟性を高める運動でこれ以上のものはありません。

そしてこの運動がいいのは痛みをさほど感じないことです。

痛くないから毎日続けられ、足腰も柔らかくなる。

そうなると転びにくくなり、転んでも怪我をしにくくなる。

50代になって運動しようと決意なされた方はあんまり焦らず、ゆっくりと体を慣らしていった方がいいと思います。

その慣らす方法として屈伸運動が最適だというのが、10年間空手をやってきた私の感想です。

どうか参考になさってください。

また別のページで違うストレッチ法もご紹介したいと思います。

有難うございました。

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