よく聞かれるのが「空手をやったら痩せられる?」という質問です。
もちろん体を動かすことですから、武道にしろスポーツにしろ、ある一定の効果はあると思います。
しかしなんでもやり方次第です。
やり方がまずければ、期待通りのダイエット効果は生まれません。
空手を例にとりますと、空手には基本稽古、移動稽古、型、コンビネーションなどさまざまな練習法がありますが、これをやみくもに、ただがむしゃらにやったところで、ある一定の体重の減少はあるものの、それ以上の効果は望めないでしょう。
なぜならこの稽古の中に基礎体力の強化が含まれていないからです。
空手の基礎体力とは体の柔軟性です。
体の柔軟性を高めるためには、地道なストレッチが重要になります。
まずはじっくりストレッチに取り組んだ後、柔らかくなった体でこれらの稽古をすれば体重が劇的に変化するでしょう。
しかし硬い体でいくら基本稽古をしたところで、あるところまでの体重減少はあってもそれ以上は下げ止まりするでしょう。
これは私が体験したことですから間違いのない事実です。
ただし体重の変化に関しては、個人差があることだけは断っておきます。
ストレッチだけで痩せる
私は体験上、ダイエットはストレッチだけで可能といえます。
私は50歳から学生時代やっていた空手を再び始め、現在61歳になります。
かれこれ10年以上もやっていることになりますが、空手の稽古を始める前には入念なストレッチを行います。
そのおかげで61歳にもかかわらず、体がこんなに柔らかいのです。
しかしストレッチを始めたころはこんなものではありませんでした。
多少は柔軟性はあったものの、50歳のころはもっと硬かった。
痛くて痛くて体が伸びない。
そんな状態でした。
しかし根気よく続けることでこんなにも柔らかくなったのです。
つまり体の柔軟性は年をとっても関係なく、努力次第で柔らかくなるということです。
で、肝心のダイエット、体の肉付きはどうなったかというと、こうなりました。
61歳の爺ですから、あんまり人目にさらしたくはないのですが、ダイエットの効果の証明ということで敢えて掲載しました。
肌つやに関してはやはり61歳の爺ですが、体型は逆三角形、腹筋が割れているのが確認できます。
これは筋トレ一切なしのストレッチのみで作り上げた肉体です。
そしてプラスアルファーの空手の稽古が功を奏したといえます。
空手のダイエット効果はやり方次第
空手でダイエットの効果が出るかどうかはやり方次第です。
形だけの空手の稽古を見よう見まねでやっても、ある程度の効果はあるもののそれ以上は望めないでしょう。
まずはじっくりストレッチに取り組み、体を柔らかくしながら空手の稽古をする。
そうすれば、望んだダイエットの効果が表れるかもしれません。
また私はウォーキングも非常に重要視しています。
ストレッチとウォーキングはペアのようでもあり、ストレッチをしてはウォーキング、ウォーキングしてはストレッチという具合に、繰り返すことによって体の柔軟性がより早くなることを経験しております。
そしてストレッチのやり方に関しては、このブログの「50代からのストレッチ」に詳しく解説しておりますので参考にしてください。
最後までお読みいただき、真に有難うございました。