紀伊國屋書店で出会った外国人大学講師より学んだリーディング勉強法。
そのお蔭で、私は英語をイメージで理解できるようになりました。
英語を訳さずに英語のままイメージで理解する。
これは当時の私にとっては大いなる発見でした。
中学・高校と、英語は訳して理解するものと思っていた私は、どうしてもその癖が抜けずに訳してしまうため、リスニングが非常に苦手でした。
しかしこの方法なら英語をそのまま理解するため、1回聴いただけで内容がわかるようになり、リスニングが非常に得意になりました。
しかしいくら聴いて理解できても話せなくては意味がありません。
そこで話せるようになるために取り組んだのが英語での日記記帳でした。
英語で日記をつける
英語を話すために必要なのは作文力です。
作文力がなければいくら英単語を知っていても話は通じません。
確かに英単語を羅列して話せば外国人にはある程度は通じるかもしれませんが、それではいつまでもブロークン英語です。
ブロークンにならないためには、やはり確かな作文力が必要になってきます。
そこで取り組んだのが英語による日記です。
日記といってもその日思ったことや感じたことなどを書くのではなく、自分の朝から晩までの行動を英語で表すのです。
例えば私は朝何時に目覚め、何時に起き、そして歯を磨いて顔を洗い髪を整えたという具合に、通常の日記では書く必要のない内容のものを英語に直して書いていったのです。
日常の行動をそのまま英語で書いてみる。
これが私が行った英作文力向上のための勉強法です。
しかし簡単そうでなかなか難しい。
これが私が最初に持った感想です。
日本語ではスラスラ書けても、英語で書くとなると意外に難しいのです。
嘘だと思うなら一度やってみてください。
私の言っていることが理解できるはずです。
しかしこの英語日記のお蔭で、ボキャブラリーが増え、英作文力が向上したことは間違いありません。
書きたいことがあっても英単語がわからなかったら書きようがありませんから辞書を引く。
辞書を引いたらいろんな使い方が記されているから、それもひとつの知識として身に付く。
それを繰り返していくうちにボキャブラリーと作文力が向上し、いつの間にか英語も上達していったのです。
日記をチェックしてくれる外国人が必要
ただ、自分流で書いた英語の日記が文法的に正しいかどうか判別するのは難しいです。
日本語をそのまま英語に直しただけですから、日本語英語になりがちなのは否めません。
そこで私はその日記に書かれた英語が、文法的に正しいかどうか聞いてみることにしました。
誰に?
外国人講師です。
実は私は当時NOVAに通っており、そこでも英会話を勉強していました。
そこでよく知る外国人講師にそれを話し、マンツーマンの講習の時に添削してもらいました。
やはり私の思った通り私の日記には日本語的英語表現があり、アメリカではこういう風な言い方をするというようにアドバイスをしてもらいました。
このとき思ったのは、やはり独学では限界があるなということです。
ネイティブの外国人講師に習うことは、英会話上達の上である程度は必要です。
今はオンラインで英会話が勉強できる環境にあるため、そういうスクールを活用するのもひとつの手です。
スクールの中には無料の体験レッスンなどがありますから、まずはお試しでどんどん活用するのがいいと思います。
今回は、私が英検2級を取得するまでに取り組んだ英語日記についてお話ししました。
参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただき真に有難うございました。