今回は、弧を描く回し蹴りの練習法をお伝えします。
よく回し蹴りと称する技を見ておりますと、三角蹴りに近い技を回し蹴りといっている場合があります。
しかし私が30年前に習った限りにおいて、三角蹴りは斜めから鋭角的に蹴り込む技で、外から回して蹴り込む回し蹴りとは本質的に異なります。
今回はその外から回して蹴り込む回し蹴り、いわゆる弧を描く回し蹴りの練習法をお伝えします。
パイプ椅子を使って回し蹴り練習
弧を描く回し蹴りの練習法ではパイプ椅子を使います。
パイプ椅子の前に立ち、構えます。
できるだけパイプ椅子に接近し、パイプ椅子の背もたれに膝があたらないように膝を外から上げ
膝を中心より中にもっていくように走らせます
そして上体の捻りと膝のスナップを利かせて一気に蹴り込みます
蹴りおわったら膝をたたみながら
足を引き
元の位置に戻します
この練習はパイプ椅子がなくてもできるのですが、パイプ椅子があるのとないのとでは意識の度合いが変わるため、ある方が膝を外から回すという意識が働き、弧を描く回し蹴りになっていくのです。
今回は、弧を描く回し蹴り練習法でした。
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、真に有難うございました。