奥様に、結婚記念日のプレゼントとしてダイヤのネックレスを贈ってあげませんか。
ダイヤモンドには「固い絆を結ぶ」という意味があり、結婚の時にはその形としてダイヤリング(エンゲージリング)を贈りました。
それから互いに歳を重ね、現在40代。
結婚記念日というひとつの節日に、これからも二人仲良く歳を重ねてゆこうという願いを込めて、ご主人から奥様にダイヤネックレスを贈るのです。
その心は、「固い絆を結び直す」という意と、「永遠の愛」の確認です。
結婚60週年はダイヤモンド婚式といいます。
その日がお互い元気で迎えられるよう、祈りを込めてダイヤネックレスを贈るのもいいかもしれません。
プレゼントに最高!ダイヤネックレス
シンプルゆえの美しさ、それが一粒ダイヤネックレスです。
なぜ一粒のダイヤネックレスがいいのか?
それはいつの時代にも、どの年代にも受け入れられるデザインだからです。
どんなものにも流行があります。
洋服、アクセサリー、すべてのものにその時その時の流行があり、皆がその流行に遅れまいと身につけます。
しかし時間の経過とともに流行は必ず過ぎ去り、いつしか古い過去のものとして扱われます。
しかし昔から変わらないデザインのものは、流行に左右されません。
一粒ダイヤネックレスがまさにそれです。
シンプルで飾らないデザイン。
時代を超えて世代を超えて受け入れられるシンプルな装い。
どんな服にも合わせやすく、誰が付けても嫌らしく映らない。
それが一粒ダイヤネックレスです。
40代といえば、女性が人生で最も輝く年代です。
その美しく輝くときに、ダイヤネックレスは最高の贈り物だといえます。
40代に相応しいダイヤの大きさは
では、結婚記念日に奥様に贈るダイヤの大きさは、どれくらいのものが適当か。
ご主人から贈られるダイヤであれば、どんな大きさであれ奥様は喜ばれるでしょうが、女性の本心としてはできるだけ大きなものが欲しいと思っていらっしゃいます。
具体的にどのくらいの大きさがいいかというと、0.4ct~1.0ctが適当と思われます。
小粒で人気のある0.3ctのダイヤネックレスは、どちらかといえば20~30代です。
40代では物足りなさを感じるでしょう。
それに女性も歳を重ねると、大きなダイヤが欲しいと思うようになります。
それなら初めから、大きなダイヤをプレゼントしたほうがいいのです。
以下に、0.2t~1.0ctのダイヤネックレスを装着したときの写真を掲載しました。
ご覧ください。
1ctダイヤネックレス
0.7ctダイヤネックレス
0.5ctダイヤネックレス
0.4ctダイヤネックレス
0.3ctダイヤネックレス
0.2ctダイヤネックレス
0.4ct以上のダイヤネックレスは、バッチリその存在感をアピールしていますね。
40代には相応しい大きさだといえます。
ただ、ダイヤの大きさは年代で括れるものではなく、輪郭や体型によっても分けられます。
お顔の大きい人や肩幅が広い方は、大きなダイヤが似合い、反対に40代であっても細身で華奢な体格の方であれば、0.3ctのダイヤネックレスがよく似合うケースもあります。
それゆえ、40代だから何カラットでないといけないというものはなく、その方の体格によってもダイヤの大きさを決められるべきなのです。
輝くダイヤの見分け方
結婚記念日のプレゼントとして贈るのだから、輝くダイヤネックレスを贈りたいものです。
しかし素人には、どれが輝くダイヤなのかわからない。
ネットでダイヤネックレスを購入するときに失敗するのは、ダイヤの商品画像だけを見て判断し購入することです。
はっきり申し上げますと、ダイヤの商品画像は当てになりません。
元宝石商の私から見ると、「これは違うだろ!」と思う商品に出くわすことがあります。
つまり、ダイヤのスペックと商品画像があまりにもかけ離れている商品があるのです。
ダイヤのスペックとは、ダイヤのランクを測る4Cのことで、カラット、カラー、クラリティ、カットの頭文字をとってそう呼びますが、ダイヤが輝くかどうかは、これを見れば判断できるのです。
つまり、ダイヤが輝くかどうかの判断は商品画像ではなく、ダイヤのスペックなのです。
では、ダイヤが輝くためにはダイヤスペック(4C)の内、何を見ればいいのか。
それはカットとクラリティです。
カットとは
ダイヤモンドでも磨かなければ輝きません。
ダイヤの原石はすりガラスのようなものですから、そこから研磨(カット)してゆくことによって始めて輝きを放つのです。
しかしカットの仕方が悪いとやはり輝きが劣ることになるのです。
そこでダイヤが輝く仕組みをお話しします。
ダイヤが輝く仕組み
ダイヤの輝きは光の反射によって起こるものです。
この反射が効率よく行われるかどうかで、輝きは全然違ってきます。
以下のイラストでその仕組みをご説明します。
矢印は光の方向を表し、ダイヤ内の光の経路を表しています。
まず、ダイヤ最高のカットグレード『Excellentカット』されたダイヤに光が入射すると、光はダイヤ内で漏れることなく全反射し再びダイヤより放たれます。
しかしダイヤのカットが深すぎたり浅すぎた場合、ダイヤは全反射せずダイヤ底部より漏れてしまうのです。
つまりカットの良し悪しによってダイヤは輝いたりそうでなかったりするのです。
これがダイヤが輝く仕組みです。
ではカットの評価がどのくらいであればいいのか!
ダイヤはExcellentカットを筆頭に、VeryGood、Good、Fair、Poorの5段階に分かれます。
ダイヤが輝くためには最低でもGood以上必要です。
Goodあれば、ダイヤは輝くといえます。
クラリティとは
ダイヤスペックのひとつ、クラリティもダイヤが輝くための大事な要素です。
クラリティとはダイヤの透明度を表し、透き通ったダイヤほどよく輝きます。
クラリティは11段階に分かれております。
以下の表をご覧ください。
FL(フローレス)から始まりI3まで続きます。
インクルージョン(内包物)が少ない順にランク付けされています。
ダイヤが輝くためにはどのランクが必要なのかというと、最低SI以上必要です。
SIとは、ダイヤ内にあるインクルージョン(内包物)の発見が、肉眼では困難なダイヤに付けられる評価で、一方Iとは、肉眼での発見が容易なダイヤに付けられる評価です。
言葉だけの説明ではわかりにくいと思いますので、実際の比較写真を見てみましょう。
左がSIのダイヤ、右はIのダイヤです。
明らかに透明度の違いがわかるでしょう。
クラリティIのダイヤにはインクルージョンがたくさんあるため光の透過は妨げられます。
よって、光の反射が充分に行えないのです。
こうなるとダイヤは輝きません。
しかしSIクラスのダイヤの場合インクルージョンが鮮少なため、光の透過への影響が少なくなり、ダイヤの輝きをそれほど衰えさせることはないのです。
つまり、ダイヤが輝くためにはクラリティSI以上必要ということです。
Goodカット以上、SIクラス以上のダイヤが輝く
ダイヤが輝くための要素がわかりましたね。
カットがGood以上、クラリティがSI以上です。
ダイヤネックレスを買う前に、必ずこのスペックを確認することです。
スペックの表記がないダイヤネックレスは論外です。
無視して頂いて構いません。
まずは、この2大要素が揃ったダイヤネックレスを見つけてください。
カラーについて
ダイヤスペックの内、カラーは輝きには直接関係ありません。
カラーはダイヤの色を表しており、最高をDカラーとしてアルファベッド最後のZまでランク付けされています。
無色なダイヤほど希少性は高く、ランクが落ちるに従い黄色味を帯びてきます。
カラーはダイヤの輝きには関係ありませんが、美しさを表す象徴といえます。
色味のない無色のダイヤは、光を変色させることなくありのままに反射しますので、美しく、眩く、そして輝くダイヤにこの無色の要素が加われば、これ以上ない美しいダイヤに変身するのです。
ダイヤスペックの重要な要素にあることには間違いありません。
0.4ctダイヤネックレス価格比較
0.4ctのダイヤネックレスは安いもので2万円~3万円台で販売されています。
しかしこれらのダイヤに、残念ながら輝きに期待は持てません。
プラチナ 0.4ct 28,171円(税込) |
プラチナ 0.4ct 32,671円(税込) |
PT900 0.4ct 鑑別書付 34,635円(税込) |
PT900 0.5ct 鑑別書付 34,800円(税込) |
こちらのダイヤネックレスは、クラリティがIクラスで、カットはFairか表記のないものばかりです。カットの表記がないというのは表記に値しない程度のカットということです。
つまり、私が先ほど解説したダイヤが輝く要素を持たないものばかりです。
では、輝く要素をもったダイヤネックレスはいくらで販売されているか。
そのダイヤネックレスを以下に掲載します。
結婚記念日のプレゼントに相応しい0.4ctダイヤネックレス
カラーはグレード最高のランクDで、これ以上のものは存在しません。
そしてクラリティはSI2、カットに至っては最高のExcellentカットです。
それにプラス、ハート&キューピットが現れる、最高のプロポーションを有しています。
ハート&キューピットとは、プロポーションとシンメトリ(対称性)の良い最高のカットをダイヤに施した場合、8つのハートとアロー像が特殊スコープで確認できるのです。
このような像を確認できたダイヤは、クラリティとカラーが2~3段階アップして見える極上のダイヤモンドになるといわれています。
そしてお値段は、税込111,866円です。
これなら40代の結婚記念日のプレゼントとして申し分ない贈り物だといえます。
0.5ctダイヤネックレス価格比較
次に、0.5ctのダイヤネックレスですが、安いものなら以下のように4~5万円台で販売されています。しかし残念ながら輝く要素は含まれておりません。
純プラチナ 0.5ct 49,171円(税込) |
純プラチナ 0.5ct 54,000円(税込) |
PT999 0.5ct 鑑別書付 58,096円(税込) |
PT900 0.5ct 鑑別書付 71,672円(税込) |
カラーはHと申し分ないのですが、クラリティはIクラスで最低のランクに属しています。
またカットの表記がないものが多いため、輝くダイヤとはいえず、これでは結婚記念日のプレゼントとしては相応しくないのです。
では、0.5ctの輝くダイヤネックレスはいくらで販売されているか見てみましょう。
結婚記念日のプレゼントに相応しい0.5ctダイヤネックレス
カットがGood、クラリティがSI2の輝く要素が揃ったダイヤネックレスです。
まさに、結婚記念日のプレゼントに相応しいネックレスといえましょう。
お値段は119,857円です。
高級クラスの0.5ctダイヤネックレス
そしてこのダイヤのカラーがDクラスに上がり、カットもExcellentとなると、価格は16万円台に跳ね上がります。
カラーDというのはカラー最高のランクで、これ以上のものはありません。
業界でもめったにお目にかかれないほど希少性が高く、最も美しいダイヤといえます。
そして最高のカットが施されたExcellentのダイヤは、眩くそして美しく輝きます。
このクラスになると0.5ctのネックレスでは、高級クラスのものといえます。
こんなダイヤネックレスを結婚記念日に贈られたら、奥様は目が回るほど喜ばれるのではないでしょうか。
最高級の0.5ctダイヤネックレス
私がおすすめする最高のダイヤネックレスをご紹介しましょう。
ハート&キューピットが現れる、最高のプロポーションを有した0.5ctダイヤネックレスです。
ハート&キューピットとは、先ほどもご説明した通り、プロポーションとシンメトリ(対称性)の良い最高のカットをダイヤに施した場合、8つのハートとアロー像が特殊スコープで確認できるのです。
このような像を確認できたダイヤは、クラリティとカラーが2~3段階アップして見える極上のダイヤモンドになるといわれています。
0.7ctダイヤネックレス価格比較
0.7ctのダイヤネックレスは、安いもので7万円~8万円台で販売されています。
そして説明するまでもなく、これらのダイヤネックレスに輝きは期待できません。
純プラチナ 0.7ct 76,171円(税込) |
純プラチナ 0.7ct 83,184円(税込) |
PT999 0.7ct 鑑別書付 83,138円(税込) |
PT900 0.7ct 鑑別書付 88,635円(税込) |
それでは輝く要素をもった0.7ctダイヤネックレスはいくらで販売されているか。
見てみましょう。
こちらは楽天市場で見つけた破格値が付いた0.7ctダイヤネックレスです。
Hカラー、SI2、Goodカットで輝く要素が揃っており、なおかつ注目すべきはその価格で、なんと112,000円です。
高品質のわりに値段が安いといえ、プレゼントに申し分ないダイヤネックレスといえます。
1ctダイヤネックレス価格比較
1ctのダイヤネックレスは、安いもので10万円台から販売されています。
そして言うまでもなく、これらのダイヤネックレスに輝きの期待は持てません。
PT999 1ct 鑑別書付 118,800円(税込) |
PT900 1ct 鑑別書付 136,096円(税込) |
では、1ctのダイヤネックレスで輝く条件を満たしたものはいくらで販売されているのか見てみましょう。
これらの1ctダイヤネックレスの商品説明は、あえてする必要はないでしょう。
すべて輝く条件を満たし、さらに美しさを兼ね備えたDカラーのダイヤ、そして最高のExcellentカットを有したものや、ハート&キューピットが現れるダイヤを使ったネックレスもあります。
どれをとっても、結婚記念日のプレゼントに相応しい逸品だと言えます。
ご予算に合わせてお選びください。
まとめ
結婚記念日には、最高のプレゼントを贈って奥様を喜ばせてあげてください。
ダイヤネックレスはそのひとつです。
心のこもった贈り物。
その贈り物に願いと祈りをこめて。
参考になれば幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。