グラデーション エタニティリングのメリット

普段使いからカジュアル、フォーマルに至るまで、あらゆるシーンで活用できるエタニティリング。

この用途の広さゆえか、幅広い年齢層に人気があります。

エタニティリングと一口に言ってもその種類は多数にわたり、たとえば大きく分けるとフルエタニティリングとハーフエタニティリングとに分かれます。

そしてダイヤの留め方にも、爪留め、レール留め、フクリン留めがあり、この留め方によってもリングのもつ機能性やダイヤの見え方が変わります。

また使われているダイヤの数によってリングの持つボリューム感にも違いが出てきます。

たとえばフルエタニティとハーフエタニティではダイヤの数は倍くらい違います。

そうなるとダイヤ一粒の大きさも当然変わってきますから、リングの太さ、ボリュームが変わってくるわけです。

このようにダイヤの数、留め方によって多種にわたるエタニティリングですが、実はもうひとつ注目されるデザインがあります。

それはグラデーションがついたエタニティリングです。

そこでこのページでは、グラデーションエタニティリングが持つメリットについて述べてみたいと思います。

ボリューム感がでる

グラデーションはダイヤの大きさを段階的に小さくしていく技法です。

中央にあるダイヤを一番大きなものにし、横に行くにしたがい徐々に小さくしていくのです。

こうすることで何が起こるかというと、カラット数に比べダイヤが大きく見えるのです。

たとえば下の写真は、0.5ctのノーマルのエタニティリング(ダイヤ11石)。

そしてこの下は同じ0.5ctのグラデーションエタニティリング(ダイヤ9石)。

ダイヤの数の差が2石とは言え、ボリュームにこれだけ違いが出るのです。

これはダイヤの大きさを均等にしているノーマルタイプと、中央のダイヤを一番大きくしているグラデーションタイプとの差です。

同じ0.5ctであるにもかかわらず、ノーマル、グラデーションとのボリュームの違いが、ここまではっきりと表れるのです。

1ctのエタニティリングに引けを取らない

では次に、1カラットのノーマルタイプのエタニティリングと0.5ctのグラデーションエタニティリングを比べてみましょう。

まずは1ctノーマルタイプのエタニティリング(ダイヤ10石)。

次に、0.5ctグラデーションエタニティリング(ダイヤ9石)。

写真のアングルに違いがありますからちょっと比較しづらいですが、1カラットのエタニティリングと比べても、0.5ctのグラデーションタイプのエタニティリングは引けを取らないですね。

これもグラデーションのなせる業で、中央のダイヤが大きいため、ダイヤ全部が大きく見えるのです。

0.5ctのエタニティリングであっても、グラデーションタイプなら1カラットに引けを取らないことがわかったと思います。

グラデーションエタニティリングの選び方

グラデーションエタニティリングのメリットをおわかり頂けたと思いますが、次に、このグラデーションエタニティリングの選び方をお話ししたいと思います。

ダイヤ数は9石がベスト

グラデーションタイプのエタニティリングを選択する場合重要となるのがダイヤの数です。

グラデーションはダイヤの大きさを段階的に小さくしていく技法ですが、ダイヤがあまりにも多すぎるとその変化がわかりにくくなります。

また多すぎるということはダイヤ一粒が小さくなることでありますから、そうなるとボリュームがなくなります。

それゆえ、ダイヤの数を限らなければなりません。

おすすめするダイヤ数は9石です。

9石なら、一番大きなダイヤが中央に据えられ、その両サイドの4石ずつのダイヤが徐々に小さくなっていきますので、十分にハーフエタニティリングとして認知されます。

しかしあまりダイヤが少ないとハーフまではいかず、クオーター程度に終わってしまいますので、ダイヤ数が少ないのは禁物です。

ダイヤ数は9石が妥当だといえます。

きれいなダイヤを選ぶ

次に大事なのはダイヤの品質です。

やはり選ぶならきれいなダイヤを選びたいものです。

きれいなダイヤとは、ダイヤのカラーと透明度(クラリティ)が関係してきます。

少なくともカラーはHカラー、クラリティはSIクラス以上が望ましいといえます。

Hカラーとは、ランク的に言えば上位に属し、ほとんど無色と言えます。

しかしそれ未満になるとダイヤが幾分黄色く見え、輝きの質が悪くなりますので、ダイヤカラーはH以上がよろしいかと思います。

そして透明度を示すクラリティSIクラスとは、下の表が示すように肉眼でインクルージョン(内包物)の発見が困難な時に付けられる評価です。

ダイヤモンドは天然鉱物ゆえ必ずインクルージョンが存在しますが、このインクルージョンの量によってダイヤの透明度が違ってきます。

クラリティSIクラスとはインクルージョンが肉眼では見えにくいほど小さいということで、ある程度の透明度を確保しているダイヤといえます。

おすすめグラデーションエタニティリング9石

まとめ

グラデーションエタニティリングのメリットをまとめました。

参考になりましたでしょうか。

このページが皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

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