京セラ ルビーネックレスのメリット

深紅の宝石ルビー。

その色はため息が出るほど美しく、輝きは妖艶さに満ちた魅力的なもので、女性なら一度は身に着けてみたいと思う宝石です。

特にルビーネックレスは人の目に留まりやすく、透き通った深く濃い赤色のルビーであればだれもが二度見してしまうほど。

しかし天然ルビーでこのような高級ランクのものを見つけるのは難しく、たとえあったとしても高額の値段が付けられており、なかなか手に入れにくい宝石といえます。

しかし京セラが出すルビーネックレスなら、上質のルビーにもかかわらず値段も手ごろで手に入りやすい商品といえます。

このページでは、京セラのルビーネックレスとはいかなるものか。

そのメリットについてお話ししたいと思います。

京セラルビーはピジョンブラッド

京セラが出すルビーとは再結晶ルビーです。

京セラはこの再結晶宝石をクレサンベールというブランド名で販売していますが、中身は天然宝石とほぼ同じという研究結果が出ています。

つまり京セラのルビーは天然か人工かの違いこそあれ、中身はルビーの成分そのままです。

そして人工こその強みがこのクレサンベールにはあります。

それはルビーの色相です。

ルビーが最も美しいとされる色はピジョンブラッド、いわゆる鳩血色です。

この色を有したルビーはミャンマー産に多く、しかもミャンマーでもごく限られた地域でしか発見されません。

それゆえ非常に希少性が高いため、手に入りにくい。

しかし京セラのルビーは人工宝石ですから、ピジョンブラッドのルビーを創り出すことができます。

京セラは高度な技術と緻密な作業工程を経て、このピジョンブラッドのルビーを創り出しています。

市場ではめったにお目にかかれないピジョンブラッドのルビー。

しかし京セラには、この希少性の高いピジョンブラッドのルビーがあるのです。

カラーが均一化

天然ルビーにみられるのは色むらです。

石の部分によって濃い赤の部分もあれば薄い赤の部分もある。

見る角度によっては、石が透き通って見える部分もあります。

この色むらはルビーの美しさに影響を与えます。

しかし京セラのルビーは人工宝石ゆえ、そのような色むらは存在しません。

京セラは再結晶された宝石すべてを使うわけではなく、その中から色むらがなく、インクルージョンのない部分だけをカットしてクレサンベールとして販売しています。

それゆえ、ピジョンブラッド色が均一のルビーしか販売していないのです。

インクルージョンがない

コランダムという鉱石から産出されるルビーには、少なからずインクルージョンが存在します。

これを避けてカッティングし、ルビーネックレスなどの製品に使われるのですが、天然宝石ゆえどうしても小さな傷やインクルージョンが避けられない場合も出てきます。

しかし京セラルビーにはキズやインクルージョンはほとんどありません。

これも人工宝石ゆえの強みでしょう。

自分たちの手で作りだせるルビーですから粗悪なものは一切排除し、インクルージョンのないきれいなルビーだけ使います。

よって非常に透明度の高いルビーになるわけです。

透明度の高さは輝きに影響します。

つまり京セラルビーは、天然ルビーでは考えられないような輝きを持ったルビーといえます。

価格が安い

天然ルビーはとかく値段が高い。

特にピジョンブラッドという色を持った天然ルビーは値段が高いです。

しかし京セラのルビーは違います。

これも人工石ゆえの強みといえますが、値段が安いです。

それも安かろう悪かろうのルビーではなく、上記で説明した通り、色・艶・透明度・輝き、どれをとっても申し分ない品質を持ち合わせた最高のルビーが安いのです。

上質のルビーが低価格。

これほどのメリットはないでしょう。

クレサンベール ルビーネックレス

巷のシセンティック宝石とは一線を画す

ネットでシセンティック宝石なるものが販売されています。

シセンティック宝石とはいわゆる合成宝石で、天然宝石と化学的・物理的・光学的に同じという定義のもとで販売されています。

この定義に基づくと、京セラの再結晶宝石もシセンティック宝石に属します。

しかし巷のシセンティック宝石には、それを裏付ける証拠が提示されていません。

天然宝石と化学的・物理的・光学的にほぼ同じというなら、それを証拠づけるデータがあってしかるべきもの。

しかしそのようなデータは一切公表されず、ただシセンティック宝石、合成宝石と謳っているだけ。

これでは信用できません。

しかし京セラの再結晶宝石、クレサンベールはその証拠データをホームページ上に公開しています。

ここに参考までに、クレサンベールのルビーについてのデータを掲載します。

化学的性質は天然ルビーと同じ

天然ルビーの化学的組成は、Al2O3です。

一方クレサンベールのルビーの化学的組成もAl2O3です。

これは全く同成分ということになります。

これを証拠づけるものとしてX線回折、分光分析を行っており、天然石と同一という結果が出ております。

物理的性質も天然ルビーと同じ

天然ルビーの結晶系は六方晶系ですが、クレサンベールのルビーも全く同じです。

そして硬度(モース)も同じ9、比重は天然3.90~4.01に対してクレサンベールルビーは4.01でほぼ同じ、融点に関しても同じ2050℃という結果が出ています。

このように物理的性質もほぼ同じといえます。

光学的性質も天然ルビーと同じ

さらに光学的性質について見てみますと、

天然ルビーの屈折率は1.760~1.768に対し、クレサンベールのルビーの屈折率は1.762~1.770という結果が出ています。

つまり屈折率もほぼ同じ。

そして複屈折は天然は0.008に対しクレサンベールでは0.008という結果。
これも同じです。

以上のデータは、すべて京セラクレサンベールの公式ホームページより抜粋したものです。

詳しくは、京セラクレサンベールの公式ホームページをご覧ください。

このようにクレサンベールの再結晶宝石は、天然宝石と化学的・物理的・光学的にほぼ同じという科学的データを公表しており、何の証拠データも提示しない巷のシセンティック宝石とは一線を画しているのです。

つまり京セラルビーは、天然ルビーとほぼ同じという科学的データに裏付けられた信用性の高い人工宝石で、極めて品質の高いルビーといえます。

まとめ

以上、京セラルビーネックレスのメリットについてまとめさせて頂きました。

いかがだったでしょうか。

参考になりましたでしょうか。

このページが皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする