紙パック掃除機のランニングコストは僅か150円/月

紙パック掃除機はランニングコストがかかる。

確かにそれはそうですが、その額僅か150円/月という事実をご存知の方は少ないと思います。

そしてその150円/月という費用も、サイクロン掃除機にかかる手間を考えれば安いといわざるを得ません。

その理由をここで説明させて頂きたいと思います。

コストゼロだが手間のかかるサイクロン掃除機

サイクロン掃除機は紙パックがないゆえ、ランニングコストはゼロです。

しかしその反面メンテナンスなどの手間が必要というのをご存知ですか。

紙パック掃除機は、紙パック自体がフィルターの役目を果たしているため、溜まったごみと一緒に紙パックを捨てればそれでもうメンテナンスの必要はありません。

しかしサイクロンの場合、空気と一緒に吸い込んだごみを遠心力でごみと空気を分離するのはいいのですが、ごみの粉塵がダストカップ内に付着して残っているため、ごみ捨てと同時にダストカップ内のクリーニングも必要になるのです。

また遠心力で分離でき得なかった粉塵もあり、それが別に装備されているフィルターに残っているため、それもクリーニングしなければならないのです。

このようにランニングコストがかからないからお得だと思われがちですが、その分多くの手間が必要なのがサイクロン掃除機なのです。

ではどれくらいの手間が必要なのか?

それを説明しましょう。

集塵容量が小さいサイクロン掃除機

あまり知られていませんが、サイクロン掃除機は紙パック掃除機に比べ集塵容量が小さいのです。

これは何を意味するかというと、ごみ処理回数に関係していきます。

ごみは集塵庫が一杯になったときに捨てます。

つまり集塵庫が小さければそれだけごみ処理回数が増えることになり、それだけメンテナンスも必要になるわけです。

ではどれだけ集塵容量が小さいか見てみましょう。

調べたところ、パナソニック、東芝製のサイクロン掃除機で0.25リットル、シャープで0.4リットル、アイリスオーヤマで0.6リットルです。

片や紙パック掃除機はメーカーによってまちまちですが、だいたい1.2~1.5リットルです。

大まかに計算すると紙パックの方が2~6倍集塵容量が大きいのです。

つまりサイクロン掃除機は紙パック掃除機の2~6倍ごみ処理をしなければならない計算になり、同時にメンテナンスもしなければならないのです。

ランニングコストが僅か150円/月という理由

紙パック掃除機の集塵容量は1.2~1.5リットルということはすでに述べました。

では実際どれだけの頻度で紙パックを交換しなければいけないか?

だいたい2か月に1度の割合で紙パックを交換すれば事足りるといいます。

紙パックは高いもので1枚300円程度。

2か月に1度ですから年6枚の使用。

つまり年間1800円程度です。

これを月に直すと150円になります。

つまり紙パック掃除機にすれば、月150円の費用負担でメンテナンス不要の手間いらずになるわけです。

しかしサイクロン掃除機を選んだ場合はどうでしょう。

集塵容量が小さいサイクロン掃除機なら、月に何回もごみ処理とメンテナンスをしなければなりません。

この手間を考えた時、月150円の費用負担など僅かと言えるんではないでしょうか。

まとめ

紙パック掃除機のランニングコストは僅か150円/月といった理由をおわかり頂いたでしょうか。

サイクロン掃除機にかかる手間を考えた時、紙パック代もたいした費用ではありません。

むしろ安いといえるんじゃないでしょうか。

最後に、おすすめの紙パック掃除機を紹介し、このページを閉じたいと思います。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

軽量!紙パック掃除機

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