我が家では、東芝掃除機VC-SG910X-Rを使っています。
本体重量も軽く吸引力もまあまあで、使い勝手のいい掃除機として満足しております。
特に使い勝手がいいと感じるのはノズルの変換が容易なところで、ヘッドやパイプを外すだけで他のノズルに換えられる点です。
ヘッドを外すとそのままブラシヘッドになり、またパイプを外してもブラシを引き出せばブラシヘッドに換えられます。
わざわざノズルを取り換えなくても変換ができる点は、非常に重宝するところです。
しかし唯一不満に感じることがこの掃除機にもありました。
それはブラシヘッドの大きさです。
ブラシヘッドは、部屋の隅やサッシのレールなどの掃除の時に使われるものですが、東芝の掃除機の場合、このブラシヘッドが大きいためブラシが隅に届かないのです。
たとえば階段掃除の時、このブラシヘッドを使ったらどうなるか。
ブラシが階段の隅に届かず、死角ができてしまいます。
この状態で隅っこにあるホコリが吸えるかというと、軽いホコリなら吸えますが粉塵のようなホコリは止まったままです。
またサッシのレールを掃除する時でもそうです。
レール幅よりブラシヘッドの方が幅が大きいため、ホコリやごみを完全に吸い切らないのです。
そもそもホコリというのは真ん中にあるのではなく、隅っこにあるものです。
部屋の真ん中、あるいは階段の真ん中は人が通るため、ホコリはそこにはありません。
人が通ることによってホコリは隅っこに追いやられ、そこにとどまるのです。
それゆえ、隅っこのホコリをきれいに吸い取れるようなノズルが重要になってくるのです。
残念ながらこの掃除機にはそのようなノズルはなく困っていたのですが、そんな矢先に見つけたのが100均の掃除機ノズルでした。
非常に役立つ100均掃除機ノズル
上の写真は、ダイソーで見つけた掃除機ノズルです。
隙間ノズルとブラシノズルがセットになった商品で、お値段は税込110円です。
これを我が家の掃除機に付けてみてはどうかと考えたのです。
そして早速買って帰って付けてみました。
すると見事にフィットしました。
ヘッドを外してまず隙間ノズルを付けました。
そしてその先にブラシノズルを付けました。
そしてこの状態で階段の隅を掃除してみると、隅まできれいにブラシが届いて死角がなくなり、粉塵を吸い取ることができました。
使ってみて思ったのは、このノズルの吸い込み口の小ささが非常に役立っているということです。
吸い込み口が小さくなると、ごみを吸い上げる力いわゆる真空度があがり、ごみを吸い込みやすくなるのです。
隙間ノズルの口径が非常に小さいため吸引力があがり、その先にブラシノズルを付けたものだから、その吸引力を維持したままホコリを掻き出し吸い上げることができたというわけです。
サッシのレール幅にもちょうどいい
同じようにサッシのレールもこの調子で掃除してみました。
隙間ノズルで細い幅のレールの掃除を試みました。
次に、その先にブラシノズルを付けて別のレールを掃除しました。
どのレール幅にもこの隙間ノズルとブラシノズルはフィットし、きれいにホコリを吸い取ることができました。
まとめ
東芝掃除機VC-SG910Xにある不満点を、100均掃除機ノズルは見事に解決してくれました。
めでたし、めでたし。
どの掃除機にもメリットがあればデメリットがあります。
この東芝の掃除機にもデメリットがあったわけですが、それをたった110円で解決したのですから大したものといわざるを得ません。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。