一家に一台はある掃除機。
たいていの家庭は、その1台ですべての掃除を賄っているようですが、考えようによっては極めて不衛生なのです。
なぜなら普通の部屋も、台所や洗面台の床も、すべて同じ掃除機で吸っているからです。
ホコリやごみは、場所によってその種類が微妙に違います。
台所では調理をしますから、水、油、調味料などがホコリと結合し汚れやごみとなります。
また洗面台の下では、水や化粧品などがホコリと結合し汚れやごみとなります。
これらは明らかに普通の部屋のホコリと種類が違うわけです。
それを同じ掃除機で吸うとなるとどうでしょう。
掃除機のヘッドやノズルが汚れ、その汚れを他に移していることにもなりかねないのです。
掃除機だから、ごみはすべて吸ってくれると思ったら大間違い。
ヘッドやノズルには、ホコリやごみがへばりつくこともあり、それがかえって他の場所を汚してしまっていることもあるのです。
このように、1台の掃除機ですべての箇所を掃除するのは不衛生といえ、できれば箇所ごとの掃除機を用意すればいいのですが、そうもいきません。
そんなことをすると掃除機を何台も用意しなければならない羽目になりますから大変です。
ではどうすれば1台の掃除機で賄えるのか?
簡単です。
ノズルを箇所分、用意すればいいのです。
掃除機の多用性はノズルで決まる
使い方が不衛生というのは、掃除機ノズルと、それに接する部分の汚れの種類がみな違うためにおこる問題です。
つまりそれを解決するには、ノズルを箇所ごとに代えてやればいいわけです。
そうすれば、ひとつのところでたとえノズルに汚れが付着したとしても、他の場所に移してしまう心配はなくなります。
箇所ごとにノズルを換えてやれば、1台の掃除機で家中の掃除が賄えることになるのです。
100均の掃除機ノズルを利用
しかしノズルを複数個用意するのも大変でしょう。
メーカーに別注するとお金も余分にかかります。
そこで利用するのが100均商品。
ダイソーでは、掃除機ノズルを110円で販売しています。
それがこちらです。
隙間ノズルとブラシノズルがセットになったもので、これがたったの110円です。
これなら複数個用意できますね。
では実際に使えるかどうか見てみましょう。
使用する掃除機は、東芝VC-SG910-Rです。
まずは掃除機のヘッドを外し、その部分に隙間ノズルをセットしました。
そして先端にブラシが必要な場合はその先にブラシノズルが付けられます。
今度は掃除機の柄の部分にあたるパイプを外し、グリップの近くに隙間ノズルを付けます。
そして同じようにこの先にブラシノズルを付けます。
このように、100均の掃除機ノズルはどの部分にも装填でき、遠い所や手近なところの掃除も可能ということがわかりました。
まとめ
ノズル変換と掃除機の多用性について述べました。
1台の掃除機を衛生的に効率的に使用する。
そのためにはノズルがカギを握ります。
ノズルが複数個あれば、1台の掃除機であらゆる箇所の掃除が可能となります。
いかがだったでしょうか。
参考になりましたでしょうか。
このページが皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。