60代から見た掃除機選びのポイント

今、家電の中でよく売れているのが掃除機です。

楽天での家電ランキングを見ても、必ずといっていいほど20位以内に掃除機がランキング入りしており、そのタイプは大抵ハンディタイプのコードレスクリーナーです。

しかし60代の私からすると、このタイプの掃除機はあまり好きではありません。

なぜなら重いからです。

軽量と謳われていますが、ハンディタイプはモーター、バッテリーなどの本体部分とヘッドを含むパイプの部分が一体になっているためどうしても2㎏を越えてしまっています。

2㎏を越えたものを片手で持って操作するとなると大変です。

腕がすぐに疲れます。

若い人は平気でも、2㎏越えの片手操作は60代にはきついのです。

では私は何を使っているのかというと、ハンディタイプではなくキャニスタータイプの掃除機で、総重量は3.7㎏、本体重量は2.3㎏のものです。

総重量が3.7㎏であっても、片手で操作する部分(ホース・パイプ・ヘッド)の重さは総重量から本体重量を引いた重さですから1.4㎏(3.7㎏‐2.3㎏)です。

このくらいの重さなら、使っていて腕がすぐに疲れることはありません。

つまり60代にとってはハンディタイプの2㎏越えは重くて使いにくく、選ぶなら1.5㎏までのものが使いやすいのです。

キャニスターの本体も軽い方がいい

以前私が使っていた掃除機は、東芝のVC-JS4000でした。

この掃除機の総重量は4.4㎏で、本体重量は2.9㎏でした。

つまりホース、パイプ、ヘッドの重さは1.5㎏ということになります。

しかし何年か後、ヘッドブラシが回転しなくなったことと吸引力が落ちたことで買い替えることにしたのです。

そして次に買ったのが、同じ東芝のVC-SG910X-Rでした。

この掃除機の総重量は3.7㎏、本体重量は2.3㎏でした。

持った時の感覚は「軽い」と感じました。

前の掃除機に比べ本体重量の差は600g、総重量の差は700gです。

たったこれだけの差でこんなに軽く感じたのは驚きでした。

そして言うまでもなく掃除機がかけやすく、もちろん腕も疲れることがありません。

キャニスタータイプは本体にキャスターが付いており、本体を引きずって掃除機をかけると思いがちですが、実際本体を持ち上げながら掃除機をかけることも多く、それゆえ使い勝手の観点から言うと本体も軽い方が断然使いやすいのです。

60代の私からすると、本体が2㎏にもなればもっと使いやすくなるだろうと思うのです。

軽くて吸引力がある掃除機が一番

サイクロンタイプであれ紙パックタイプであれ、掃除機は軽くて吸引力があるのが一番です。

いくら吸引力があっても掃除機自体が重ければ使い勝手が悪くなり、特に60代では片手負荷が1.5㎏を越えるものは無理です。

それゆえ軽さを最優先に考えた掃除機選びが一番で、その次に吸引力を見るべきだと思います。

最近ではパナソニックが軽量の掃除機(本体重量2㎏ 総重量3.5㎏)を販売しており、これなどは60代にも使い勝手がいい掃除機と思います。

ほかに東芝、シャープがともに本体重量2.2㎏の掃除機を販売しています。

そして吸引力に関しては、吸込仕事率をみて選ぶのがいいといいますが、私はあまりこの値をあてにしていません。

吸引力に関しての情報が欲しいときはレビューを見るのが一番で、実際使っている人の口コミほど確かなものはないといえます。

そして選ぶとしたら名の通ったメーカーの掃除機。

パナソニック、東芝、日立、シャープなどはもともと家電メーカーでありますから、蓄積されたノウハウの量が他のメーカーと違うと思うからです。

軽くても造りが頑丈じゃなければ壊れてしまいますし、アダプタ等の接合時のピッタリ感がなければグラグラしてしまいます。

そういった型枠に関してもしっかりしているのは、やはり昔からのメーカーのほうが優位といえますから、選ぶとしたら名の通った家電メーカーから選ぶのがいいと考えます。

以上、60代の私から見た掃除機選びのポイントでした。

参考になれば幸いです。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

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