50代でやっておくべきストレッチ⑥

今回は立位によるストレッチをご紹介しましょう。

立位によるストレッチはラジオ体操にも含まれており、なじみのあるストレッチです。

それゆえちょっとした時間の空きがあればすぐにでもやれるものですので是非やってみましょう。

立位前屈

まず両足を肩幅大に開いて立ちます。

そしてそこから両手を床につけるように上体を前に倒します。

写真では両手がぴったり床についていますが、初心者がやるとおそらく手が床まで届かないでしょう。

しかし諦めることなかれ。

時間をかければ誰だって柔らかくなるのです。

柔らかくならないのは途中で諦めてやめてしまうから。

根気よくやるうちに徐々に柔らかくなってきます。

そして前倒しが済んだら今度は上体を後ろに反らします。

上体反らしもゆっくり行うことが肝要で、慌てず徐々に上体を反らすようにしてください。

そして反らしたときに手を腰に当てないようにすると尚いいでしょう。

ラジオ体操では腰を手に当てて反らしますが、これでは肩のストレッチ効果がなくなってしまいます。

上体を反らしたとき胸を張るような感じで行うと、同時に肩の筋肉も伸ばされストレッチ効果が増すのです。

よってできる方は手はぶらりの状態で上体反らしをするのがいいでしょう。

そして立位前屈が終わったら今度は上体を横に倒します。

立位横屈

これもラジオ体操にあるストレッチです。

肩幅大での立位から、今度は上体を横に倒します。

日常生活の中で、人は体を横に倒すという動作そのものがほとんどありません。

それゆえほとんどの方は硬いといえ、きついストレッチといえます。

しかしこの筋肉を柔らかくすることで体が動きやすくなり、軽く感じてくるのです。

ちょっときついですが、ゆっくり行って柔らかい体を手に入れてください。

右への倒しが終わったら左も行ってください。

立位上体捻り

横倒しが終わったら、今度は捻りに移ります。

同じ立位の体勢から上体を右に左に捻るのです。

捻る方の肘でリードし、ゆっくりゆっくり上体を捻っていきます。

これも勢いよくやると筋を痛めますのでゆっくりやってください。

右と左で硬さが違うと思いますが、均等の柔らかさができるまでやることをお勧めします。

長年生きてくると人の体はどちらかに偏っており、そのため筋肉の硬さが左右均等ではなくなっているのです。

そしてその不均等が体のバランスを崩し歪んだ体を作り上げ、腰痛や肩こりを生む原因ともなっています。

それゆえストレッチをしながら気を付けることは、左右均等の筋肉になるように努めることです。

以上、今回は立位によるストレッチを紹介しました。

参考になりましたでしょうか?

このページが皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただき真に有難うございました。

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