50代でやっておくべきストレッチ⑦

今回はストレッチの中でも一番きつい、開脚ストレッチのやり方を紹介しましょう。

人間50にもなると足なんか開きません。

しかし根気よく開脚ストレッチをすることで50でも足が開くようになり、柔らかい体になるのです。

柔らかい体のメリットは何かというとケガがしにくいということです。

柔軟な体は衝撃を筋肉の弾力をもって受け止めるため、骨が折れるところを筋肉がカバーするといった形になるのです。

相撲部屋でも最初にやられるのは股割で、これもケガが多いお相撲さんのためにそれを防ぐために行っている運動です。

これから年を取る50代に方はいよいよ骨がもろくなり、折れやすい骨になっていることを考えるとこの開脚ストレッチもやっておいて損はないと思います。

ではやり方を説明します。

開脚ストレッチ

まず足を開いて座ります。

しかし50代の人がいきなり足を上の写真のように開けないでしょう。

開けたとしても上体を前傾姿勢にはできず、おそらく背筋が曲がり骨盤が寝た状態での座りになるでしょう。

これではストレッチにはなりません。

そこで最初は片脚ずつのストレッチを行います。

片足を折り、一方の足だけを伸ばして座りその方向に上体を倒してきます。

体の硬い人にとっては、これでもきついストレッチだといえます。

上体を手前に倒すのでなく、伸ばして手で足を掴むように行います。

こうすることで脚の筋肉ばかりでなく、腰、背筋の筋肉も合わせて伸ばすことができます。

片足が終わったら今度は足を替えて行います。

これを繰り返すことによって徐々に脚の筋肉が柔らかくなり、背筋を伸ばして開脚できるようになります。

そして開脚ができるようになったら今度は上体を倒す練習をします。

まずは両手を前についてゆっくり上体を下げていきます。

この時背筋は伸ばし、骨盤は立てた状態で行ってください。

このストレッチを毎日行うことです。

そうすればいずれ下のようにビタッと上体が床につくようになります。

開脚上体捻り

今度は開脚した状態で上体を捻るストレッチを行います。

これもかなりきついストレッチなので、ゆっくり無理せず行ってください。

右に捻るときは右足の外側の床に手をつき、ゆっくり捻っていきます。

すこし反動をつけて捻るのもいいでしょう。

右が終わったら左をします。

このストレッチは脚のストレッチというより、腰、背筋のストレッチといえるもので、毎日行うことで柔軟な体を手に入れることができます。

根気よく続けてください。

以上、今回は開脚ストレッチのやり方を説明しました。

根気よく続ければ誰でも柔らかくなります。

ただし、かなりの痛みは伴いますが。

しかしそれもこれも元気な60代を迎えるためです。

最後に、このページが皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただき真に有難うございました。

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