50歳を契機に始めたストレッチ。
今年61歳になる私ですが、この時始めて本当によかったと思っています。
もともと昔やっていた空手を再び始めたのがきっかけでストレッチに取り組んだのですが、10年たった今、体が本当に柔らかくなり、同年代と比べて体の動きの俊敏さが明らかに違うことがわかります。
人の体は年とともに硬くなります。
年々その速度が速まっているようにも感じます。
30代に入って体力の低下を感じ、40代でさらに衰えを感じた私は、このまま50代、60代になるともっと体力が低下し、しまいには動けなくなるんじゃないかと不安になりました。
そこで取り組んだのがストレッチでした。
そしてこの取り組みが正しかったことは10年後にわかりました。
人生100年時代といいます。
50歳といえばその半分です。
この時期こそ、残りの人生を活力のあるものにするために体を鍛えなおす必要があります。
その方法がストレッチだと確信します。
私は経験上、50代の人にはこのストレッチに是非とも取り組んでいただきたいと思います。
そうすれば10年後、同年代の人とは比べ物にならないくらいの若さと体力を持つことができます。
体の痛みは歪みが原因
50歳になると体のあちこちに痛みを感じます。
かく言う私もそうでした。
私は医者ではないので明確なことは言えませんが、ストレッチを10年取り組んでわかったことは体の歪みが痛みの原因をつくっているということでした。
人には皆それぞれ癖があります。
歩くとき、椅子に座った時など体がまっすぐというわけではありません。
必ずどちらかに傾いています。
それが年を重ねるうちに癖になり、体の歪みにつながっていきます。
体の一つの歪みはバランスを保つため、他の歪みを生みます。
そしてその歪みは特定の筋肉に負荷をかけ痛みになって現れるのです。
最たるものは、肩こりや腰痛でしょう。
実は私は肩こりと腰痛もちでした。
しかしストレッチを始めて10年が経過した今、肩こりも腰痛もなくなりました。
それはストレッチを通して体の歪みを矯正したからだと確信しています。
ストレッチは歪み矯正に有効
自分の体がゆがんでいる?
はじめは信じられないと思います。
しかしストレッチをするうちに体が柔らかくなると、どのように体が歪んでいるのかわかるようになります。
私の場合骨盤が歪んでいました。
骨盤が正面を向いておらず、やや左に振る格好に向いていました。
これがわかったのは開脚ストレッチの時です。
左の足の付け根は何ともないのに、右足の付け根だけがいつも痛みを感じました。
なぜいつも痛いのか。
最初はわからずにいましたが、あるストレッチをきっかけにその原因が骨盤のゆがみであることがわかったのです。
そのストレッチとは以下の通りです。
両足を広げてつま先は外側に向け、両手を前について腰を前後に振るという、骨盤周りの筋肉を伸ばすストレッチです。
このストレッチで筋肉の左右の張り具合を比べてみて、骨盤がやや左に向いていることに気づいたのです。
そしてこのストレッチを続けていくうちに筋肉の張りが消え、骨盤が正面を向くようになったと同時に、開脚ストレッチ時の右足の付け根の痛みも消えていました。
そして驚くべきことに、長年悩んだ腰痛もなくなったのです。
骨盤の歪みが元凶だった
骨盤が歪むとどうなるか?
体はバランスを保つために他の部分の傾きを生じさせます。
つまり新たなる歪みを生みます。
私の場合、骨盤が歪んでいたために、体はバランスを保つため背筋、肩、首筋も歪めていました。
それが肩こりの原因であったことは後になってわかったことです。
ストレッチを続けていくと体が柔らかくなり、体がどのように歪んでいるかわかるようになります。
それを一つ一つ丁寧に矯正するようなストレッチを続けていくと筋肉がほぐれ、やがて歪みがなくなってきます。
そうすると体の痛みもなくなってくるのです。
事実私はこれを繰り返すことで肩こりも解消されたのです。
今では肩こりに悩まされることもありません。
やはりストレッチは素晴らしいといえます。
50代ストレッチのすすめ
50代になると体のどこかが痛くなります。
これは長年積み上げてきた体の癖が痛みとなって現れたものです。
これを解消する方法は、私は経験上ストレッチが最適といえます。
確かにストレッチは痛く、続けるとなると根性がいります。
しかし10年後の姿を思い浮かべてください。
動かしづらい体をもったあなたと、元気にはつらつと動き回れるあなた、どちらがいいですか?
10年間、ストレッチを通して動き回れる体を手にした私だからこそこう言えるのです。
健康と元気こそが宝です。
50代のあなたにはぜひ取り組んでいただきたいと思います。
このページが50代の方の参考になれば幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。