入念な捻りストレッチで上半身を柔軟に

腰の筋肉を柔らかくし、体のキレをよくする捻りストレッチ。

しかし雑に行うのと入念に行うのとでは、その効果は全然違います。

このストレッチは上体の角度を変えることにより、より細かく筋肉を柔らかくすることができるのです。

このページでは、捻りストレッチに少しアレンジを加え、より細部まで筋肉を柔らかくする方法を説明させて頂きます。

上体の捻る角度を調整

通常このストレッチは、両足を前にだした状態から右足を左脚にクロスさせて引っ掛けるような体勢を作り、体を右に捻るストレッチです。

上体は起こしたままでやりますから、伸ばされる筋肉はいつも一定です。

しかし上体を少し寝かせてこれを行うと、今まで伸ばされていた筋肉とは別の筋肉の伸長があり、また別のストレッチ効果があるのです。

肘をついて体を寝かすのもそのひとつ。

そしてひとつの角度が終わったらもうひとつの角度というふうに、あれこれ試行錯誤しながらやっていくと次から次へと硬かった筋肉に出遭います。

これをひとつひとつ丁寧に柔らかくしていくのです。

そうすることで上半身全体の柔軟性が身につくことになります。

角度の次は捻りを調整

角度調整の次にするのは、捻りの調整です。

例えば右に捻ったならば、右腕をできるだけ外に捻るのです。
そうすることで、右の肩甲骨周りの筋肉も柔軟にしてくれます。

私の場合、右肩に違和感があり、動かしたとき肩甲骨あたりに常にハリがあったのですが、これを行うことによりそれが徐々に解消され、右肩が軽くなった経験があるのです。

これに拠りてこれを見れば、肩の痛みは肩だけに原因があるのでなく、体幹部分の筋肉の硬さが原因であったことがわかるのです。

ただし、この運動は可動域を広げる運動ですからかなり痛いです。
それゆえ痛み具合をみながら、自分のペースで徐々に伸ばしていった方がいいですね。

まとめ

50代の皆さんは、腕がまっすぐ上にあがりますか?
その時、痛みやハリはどこにも感じないでしょうか?

一方は上がるけれども、もう一方は上がりにくいのではないでしょうか?

なぜそんなことが言えるかというと、私がそうだったからです。

しかし腕が上がらないのは肩に原因があるのではなく、体幹部分の筋肉に原因があることがわかり、この捻りストレッチにアレンジを加えて行ったことで、それが良くなったのです。

つくづく筋肉は体全部とつながっているんだと感じさせられました。

ストレッチはキツイ運動ですが、体にはとてもいい運動です。
やっているときは痛くてたまらないけれど、それを越すと次第に快感になり、体が軽く感じるようになるのです。

人生100年時代ですから、その中間にある50代に是非軽やかな体を手に入れてください。

皆様の健闘を祈ります。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

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