予算2万8千円から3万円までの間でエタニティリングを検索した結果、楽天市場では0.1~0.3ctのものがヒットしました。
つまり予算3万円で買えるエタニティリングは0.3ct止まりということ。
0.4ct以上のエタニティリングは3万円では買えないという結果です。
では3万円以内の0.3ctまでのエタニティリングの中で、何を基準にどれを選べばいいのでしょうか。
このページでは、予算を3万円とし、その中で買えるエタニティリングを選ぶにあたって何を重視して選べばいいか見てみたいと思います。
楽天市場での3万円以内のエタニティリング
以下に、楽天市場で売られている3万円以内のエタニティリングを0.1ctから順に掲載しました。
この中のどれを選べばいいか考えてみましょう。
0.1ctエタニティリング
2万8千円~3万円までの0.1ctのエタニティリングを掲載します。
以上が楽天で販売されている3万円以内の0.1ctエタニティリングです。
どれが一番優れているかもうおわかりでしょう。
この中で一番優れているのはこれです。
その理由はダイヤのグレードにあります。
通常0.1ctのエタニティリングの場合、ダイヤグレードの表記はほぼ不可能です。
なぜならダイヤがあまりにも小さすぎるために、4Cでの評価判定はほぼ不可能に近いのです。
それゆえ他の0.1ctのエタニティリングにはダイヤの4C評価は記載されておりません。
しかしこの商品のみ記載されているということは、それだけの自信があるからです。
よっぽどの自信がなければこのような記載はしないでしょう。
つまりそれだけ信用できるということです。
そしてレビューを見ましても、購入者はダイヤの輝きに満足しておられることが記載されております。
また限定5本と記載されているのも、その信憑性がうかがえます。
予算3万円で0.1ctのエタニティリングを選ぶならこれをおいて他いないといえるでしょう。
0.2ctエタニティリング
次に3万円以内の0.2ctエタニティリングを見てみましょう。
0.2ctエタニティリングに関しては、どれもダイヤ4Cの評価がなくどれを選べばいいか悩むところです。
こうなると、今まで購入された方のレビューを見るのが一番の判断材料になります。
私がレビューを見たところ以下の2点が高評価を得ているエタニティリングです。
どちらの商品も購入者からのマイナス評価はなく、おおむね商品に満足されていらっしゃいますから、どちらかを選べば間違いはないといえます。
0.3ctエタニティリング
最後に0.3ctエタニティリングを掲載します。
0.3ctのエタニティリングに関していえば、一番のおすすめはやはりこれでしょう。
おすすめする理由は、このエタニティリングにはダイヤのカラーとクラリティの記載があり、その両方のグレードがダイヤの美しさを示すに値する評価がされているからです。
ではなぜこのダイヤが美しいといえるのか?
それを説明するにあたって、まずはカラーについて説明させて頂きます。
カラーについて
ダイヤには色があり、すべてが無色というわけではありません。
天然鉱物ゆえ、それぞれ若干色が異なるわけです。
最近ではVery Light Brownなどのダイヤも販売されていますが、要は色のついたダイヤのことであり価値的に見れば無色のダイヤより劣っていることになります。
ダイヤはやはり無色のものが美しく、その理由はダイヤ内で起こるプリズム効果にあるのです。
太陽光を含む白色光はプリズムを通せば赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と七色に分かれます。
これは色それぞれの波長が異なるため、屈折によって光が分散されるためです。
この現象がダイヤ内でも起こります。
ダイヤ内に光が入射すると、光の中にある波長の異なる色が屈折によって分散されます。
上質のダイヤモンドを覗き込むと、いろいろな色の光線が発見できます。
これはダイヤ内でプリズム効果がなされているからです。
無色のダイヤに光が入射すると、反射した光は変色されることなくありのままの光線を放ちます。
しかし色のついたダイヤモンドの場合、ダイヤのカラーの影響を受けてしまい、光線を変色させるのです。
これがダイヤの美しさに影響します。
ダイヤに美しさを求めるなら無色の方が望ましく、色のついたものは避けた方が無難です。
ではダイヤが美しく輝くためには、カラーがどのランクのものがいいかというと「H」以上のものが望ましいといえます。
同じ「ほとんど無色」に属しているG、H、I、Jですが、IとJはその下の「わずかな黄色」のランクに近いこともあり、やはり幾分黄色く見えます。
それゆえプリズム効果を発揮するのは「Hカラー」以上のダイヤといえ、美しいダイヤを求めるならこれ以上のものを選ぶ必要があります。
このエタニティリングに装填されたダイヤのカラーはHですから、プリズム効果を十分に発揮するダイヤというわけです。
次にクラリティについて説明させて頂きます。
クラリティについて
クラリティとはダイヤの透明度を表します。
ダイヤは天然鉱物ゆえ、必ずインクルージョン(内包物)が存在します。
このインクルージョン(内包物)の存在がダイヤの透明度に影響を与えるのです。
クラリティは11段階に区分けされ、インクルージョンが少ない順にランク付けされます。
インクルージョンの全く存在しなし「FL(フローレス)」から始まり、量が増えるにしたがってIF、VVS1、VVS2、VS1と評価がつけられます。
ではダイヤが輝くのにあまり支障のないクラリティ(透明度)はどの程度かというと「SI」クラスです。
SIクラスというのは表からおわかりのように、肉眼で発見が困難な時につけられる評価で、それだけインクルージョンが微小ということです。
つまり光の透過にそれほど影響を与えないという程度です。
しかしその下のランクの「I」クラスになるとそうではありません。
Iクラスというのは、肉眼でも容易にインクルージョンが発見できるというもので、それだけインクルージョンの存在が大きく、光の透過を邪魔する存在なのです。
つまり光の透過の妨げはダイヤの輝きに影響しますから、Iクラスのダイヤモンドはあまり輝かないということになるのです。
言葉だけの説明ではわかりにくいと思いますので、実際に比較画像をご覧頂きます。
左がSIクラス、右がIクラスのダイヤです。
明らかに透明度の違いが見て取れるでしょう。
つまりダイヤが輝くためには、クラリティが少なくとも「SI」クラス必要なのです。
このエタニティリングに装填されたダイヤのクラリティはSIクラスですから、ダイヤが輝くに値する透明度を有しているということです。
ただし、ダイヤがより輝くためにはクラリティSIクラスだけでは不十分で、ここにカットの必要性が出てきます。
ダイヤがGood以上の評価があればこのダイヤは輝くといえますが、残念ながらその評価がありませんのでよく輝くとは言えません。
ただダイヤですから全く輝かないというわけではなく、輝きが弱いというだけです。
カラー、クラリティとも申し分ないグレードですから、輝きが弱くても美しいダイヤであることには違いありません。
以上のことから、3万円以内での0.3ctエタニティリングで最も優れているのは、この商品だといえます。
まとめ
予算3万円でみるエタニティリングの選び方を解説しました。
いかがだったでしょうか。
参考になりましたでしょうか。
このページが皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、真に有難うございました。