空手稽古応用編 ローキック⑤

ローキックの練習方法としての応用編を4回に亘ってお伝えして参りました。

今回は5つ目をお伝えさせていただきます。

1回~4回までは、相手の攻撃をブロック、かわす、捌くなどをしたあとのローキックでしたが、今回はカウンターを取り入れたローキックの練習方法をお伝えさせて頂きます。

相手と対峙する。

相手が攻撃を仕掛けてくる。

この時相手の体が開く場面があります。

たとえば左構えなら右回し蹴りを放った時、体が相手に対して正面を向きます。

このような体が開いた状態はスキだらけです。
まして蹴りを放った瞬間というのはボディはがら空き状態です。

ここに蹴りのカウンターを入れるのです。

これをストッピングといいますが、相手の出鼻をくじく技で、相手は大きくバランスを崩します。

そしてここにローキックをたたき込むのです。

今回のローキックの練習は、ストッピングでカウンターを決め、体勢が崩れたところをローキックという練習です。

では実際にどうやるかご説明します。

ストッピングからローキック

まず半身に構えます。

相手が右回し蹴り、右ローキックを放ったと想定し、左足でストッピング。

ストッピングは前蹴りと違い、踵を押し出すように蹴ります。

蹴り足を着地させ

体重移動をして

蹴り込みます。

バランスが崩れたところに蹴り込むわけですから確実に決まります。

こういったシャドー練習は、何回も繰り返し行うことにより勝手に体が覚え、実戦の時役立つようになります。

なお今回紹介したストッピングはボディストッピングですが、ほかにも蹴り足ストッピング、軸足ストッピングがあります。

蹴り足、軸足は難易度が高いので、まずはボディストッピングをきっちり身につけるまで練習しましょう。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

このページがお役に立てれば幸いです。

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