耳元できらりと光るダイヤが印象的なアクセサリー、一粒ダイヤピアス。
飾り気がなく、たった一粒のダイヤだけが静かに輝く様は、まるで蓮の葉の上の水玉のよう。
自然でこれ見よがし感がなく、身に付ける人の品をも向上させる耳飾り。
それが一粒ダイヤピアスといえましょう。
そしてこの一粒ダイヤピアス。
選ぶときにダイヤの大きさで悩む人が多いと聞きますが、確かにリングやネックレスと違ってダイヤの大きさを自由に選択できないというのがこの一粒ダイヤピアスの特徴。
よく年齢でダイヤの大きさを決めようとする人がいますが、ダイヤピアスのダイヤの大きさは年齢で決めるものではなく、顔の大きさや耳の大きさで決めるものです。
なぜならピアスというアクセサリーは顔に一番近いところに付ける装飾品ゆえ、どうしても顔や耳に対比されやすいのです。
例えば顔の大きい、あるいは耳の大きい人が小さなダイヤピアスを着ければどうでしょう。
ダイヤが小さすぎてピアス自体が貧相に映ることになります。
反対に顔の小さい、耳の小さい人が大粒のダイヤピアスを着ければどうでしょう。
今度はダイヤが大きすぎて全体がアンバランスになり、せっかくのおしゃれも台無しになってしまいます。
このようにダイヤピアスの大きさは年齢とかに関係なく、全体のバランスを考えて選ぶべきものなのです。
それにダイヤピアスを買うにあたっては、大きさよりもっと重要なこだわる点があるのです。
ダイヤは輝きが命
ダイヤは輝きが命です。
輝いてこそダイヤといえ、輝かないダイヤならジルコニアの方がましというもの。
そう、こだわるならダイヤの輝きにこだわりたいものです。
では輝くダイヤとはどのようなダイヤか?
これはダイヤのスペックである4Cの内の、クラリティとカットを見ればそのダイヤがよく輝くダイヤかそうでないかがわかります。
結論的に言えば、クラリティ「SIクラス」以上、カット「Good」以上のダイヤならよく輝くダイヤといえます。
そして美しさにもこだわるなら、カラー「H」以上のものがいいでしょう。
つまりこのグレード以上のダイヤが装填されているピアスを選べばいいわけです。
しかしここで注意!
商品ページにそのように記載されているからといってすぐに買ってはいけません。
それを証明する証書、つまり鑑定書が添付されているかどうか確認する必要があります。
そして念のためにご説明しますが、鑑定書であって鑑別書ではありません。
鑑別書というのは、その石が天然ダイヤモンドであることだけを証明した証書で、ダイヤの4Cに関する記載はありません。
つまり鑑定書と鑑別書とは内容を異にしていますので、間違えないでください。
求めるのは「鑑定書」です。
しかしこの鑑定書。
どこが発行したものであるか、さらにそれを確認する必要があるのです。
購入する前に・・・
鑑定結果は鑑定機関によってまちまち
ご存じでしょうか?
鑑定書を発行する鑑定機関にもいろいろあるということを。
よく商品ページに「第三者鑑定機関による証明書」と謳った文言が見られますが、問題はその第三者鑑定機関がどこか?ということです。
ダイヤの品質にピンからキリがあるように、第三者鑑定機関もピンからキリまであります。
つまりダイヤ鑑定に対して厳しい鑑定機関もあれば甘い機関もあるということです。
例えば、ダイヤのカラーがある機関では「D」と鑑定されていても厳しい鑑定機関にもっていくと「F」と鑑定されたり、クラリティ「VS1」の鑑定が「SI1」と鑑定されたりするわけです。
それゆえ鑑定書添付と謳われていても、それらすべてが同じ品質とは言えないわけです。
ではここで質問。
あなたはどちらの鑑定書が添付されたダイヤピアスを選びますか?
甘い鑑定機関で鑑定されたものはたとえ上質と証明されても、色、輝きはそれほどではないかもしれません。
もちろん値段は相場より安く設定されている可能性もあり、安く買うことができるかもしれません。
しかしいくら安くても、ダイヤの命である輝きやカラーを差し置いてそれを選ぶわけにはいかないでしょう。
やはり購入するならたとえ厳しい鑑定であっても、鑑定書が謳っている通りの品質をもったダイヤピアスを選ぶでしょう。
つまり鑑定書付きの一粒ダイヤピアスを選ぶ際には、鑑定書を発行している鑑定機関はどこか、ということが重要になるのです。
ではどこの鑑定機関の鑑定書なら信用できるのか?
中央宝石研究所の鑑定書なら安心
「中央宝石研究所」いわゆる「中宝研」の鑑定書なら間違いないでしょう。
業界でもトップクラスの鑑定機関で、鑑定においては最も厳しい基準で行われます。
この中央宝石研究所が発行した鑑定書が添付されたダイヤピアスなら品質は保証されます。
つまり一粒ダイヤピアス購入には、この機関が鑑定した鑑定書が必要なのです。
一粒ダイヤピアスを買うなら
以上を総括しますと、ダイヤピアスを買うならダイヤのスペックが、カラー「H」以上、クラリティ「SIクラス」以上、カット「Good」以上のもの、かつ中央宝石研究所が発行した鑑定書、もしくはソーティングが添付されたものということです。
ちなみにソーティングとは、鑑定書のような証書ではありませんが鑑定書に匹敵するもので、中央宝石研究所が鑑定した結果を表したものです。
以下に、中央宝石研究所の鑑定書付きダイヤピアスをご紹介します。
最後に
鑑定書付きのダイヤピアスは確かに信用できます。
しかしそれを発行した鑑定機関がどこなのか?
それを知ったうえで購入することがより重要となります。
やはり一番信用できる鑑定機関が発行したものが一番安心でしょう。
ダイヤピアスを買うなら、一番安心できるものにするのが最良の買い方だと思います。
最後までお読みいただき、真に有難うございました。