高いのは買うな!ダイヤネックレスはそこそこで輝く

20代から60代まで、幅広い年齢層に人気のある一粒ダイヤネックレス。

デザインはシンプルで飽きがこず、しかも流行に左右されないという強みがあるため、何世代にもわたって愛されるわけです。

こんなネックレスを女性なら一つは持っておきたいと思うのですが、問題はお値段。

やはりダイヤと名が付く以上値が張るわけです。

確かにダイヤモンドは昔から高いというイメージがありますね。

それで買おうか買わまいか逡巡してしまう。

ですがダイヤはピンキリです。

上質なダイヤもあればあまり質の良くないダイヤだってあります。

質の良くないダイヤは安いけれどあまり輝かない。

それゆえ人はダイヤを選ぶとき、できるだけ高品質なものを選ぼうとします。

確かにそれは当然といえば当然なんですが、これが間違いの始まり。

高品質なダイヤモンドは当然高く、買いにくい商品。

それゆえ迷い、悩むことになるんです。

ではどのように選べばいいのか?

高品質のダイヤにこだわらなければいいのです。

そこそこの質で輝くダイヤ

ダイヤは輝きが命です。

輝いてこそダイヤといえ、輝かないダイヤはダイヤの本質を見失っています。

それゆえダイヤは輝かなければならない。

しかし問題はどの程度の輝きを期待しますかっていうことです。

最高の輝きを期待するのか、それともそこそこ輝けばいいのかですね。

最高の輝きを期待するなら、それこそ高価格なダイヤモンドになってしまいます。

しかしそこそこの輝きでいいとするならば、買いやすいダイヤになるんです。

冒頭で申し上げたようにダイヤはピンキリです。

高品質なものを求めたらキリがない。

確かに良く輝くけども、その分値段も高い。

それよりある程度の質があればヨシとするのが賢い選び方だと思うのですがいかがでしょう。

ダイヤはある程度の質、そこそこの質があれば十分輝くのです。

それに値段もグンッと安くなる。

これがダイヤネックレスを買うポイントです。

そこそことはどのへんか

ではそこそこのダイヤとはどのあたりを指すのでしょう。

先述しましたように、ダイヤは輝きが命です。

輝いてこそダイヤです。

それにはまず輝くダイヤの条件を知らなくてはいけません。

ダイヤが輝くためには透明度と研磨状態・プロポーションが重要になってきます。

透明度を表す指標をクラリティといい、研磨状態・プロポーションを示す指標をカットといいます。

そして次にダイヤにとって大事なのは、その輝きの質です。

ダイヤの輝きにもいろいろあり、七色の光線を発する輝きもあれば黄色っぽい光線を発する輝きもあります。

ダイヤの輝きは七色の光線を発するのが理想ですが、その七色の光線を発するためにはダイヤの色が重要になってきます。

そのダイヤの色を表す指標をカラーといいます。

つまりクラリティ、カット、カラーのレベルがある程度あれば、そのダイヤはそこそこ輝くダイヤ、七色の輝きを発するダイヤとなるわけです。

ではどのレベルであればそうなるのか?

結論から言いますと、透明度を示すクラリティがSIクラス以上、研磨・プロポーションを示すカットがGood以上、ダイヤの色を示すカラーがH以上であれば、そのダイヤは七色の光線を発する美しいダイヤといえます。

つまりそこそこであるレベルは、クラリティSIクラス、カットGood、カラーHというわけです。

これ未満のダイヤは、残念ながらそこそこよりも下ということになります。

では実際に、高品質なダイヤネックレスとそこそこの質を有したダイヤネックレスの値段がどれだけ違うか比較してみましょう。

高品質とそこそこのダイヤネックレスとの比較

まず楽天で、高品質の0.3ct一粒ダイヤネックレスをピックアップします。

以上、高品質な0.3ct台の一粒ダイヤネックレスを3点選びました。

どれもグレードは素晴らしく、美しく輝くダイヤばかりがセッティングされています。

ただし、お値段はすべて20万円以上です。

次に、そこそこの条件をクリアした一粒ダイヤネックレスをピックアップしました。

いずれのダイヤネックレスも、そこそこ(SIクラス、Goodカット、Hカラー)のクラスのものか少し上回る程度のものです。

お値段を見れば、どれも10万円を切るものばかりです。

高品質にこだわると高い20万円以上のダイヤネックレスとなり、そこそこでとどめると10万円未満のダイヤネックレスとなるのです。

確かに輝き、美しさは高品質なものに引けを取りますが、それでも七色の光線は発するし、よく輝きもします。

どちらを選ぶかはあなた次第ですが、こう見ると高くて高品質なダイヤネックレスにこだわる必要はないんじゃないかと思いますね。

高品質とそこそこの間を狙う

そこそこでは不満な方は、その間を狙うのもひとつです。

ポイントはクラリティです。

クラリティがVSクラスとVVSクラスとでは値段が格段に違ってきます。

またVVS1とVVS2とでも値段が違ってきます。

それゆえ高品質なVVSクラスは諦めて、その下のVSクラスに落とすという手です。

そうすると値段も下がります。

以下のダイヤネックレスは、クラリティがVSクラスかVVS2クラスのものです。

ご覧ください。

ご覧いただいておわかりだと思いますが、クラリティを下げるだけで値段が10万円も下がるのです。

ここまでのレベルとなるともう「そこそこ」ではありません。

そこそこで満足しない方は、こういったダイヤネックレスが適しているかもしれません。

最後に

高いダイヤネックレスはよく輝く、そして美しい。

確かにそうなのですが、そこそこのダイヤでも十分きれいだし、よく輝きます。

ある程度の妥協点を見つけて選ぶのが、ダイヤネックレスの買い方といえるでしょう。

最後までお読みいただき、真に有難うございました。

このページが皆様のお役に立てれば幸いです。

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